〜心理学の力であなたのお悩み解決〜

あなたのそのストレス発散法逆効果かも?自分に合ったストレス発散法がみつかる心理学

「毎日気軽にできるストレス解消法」の写真画像です。

ストレスをため込んでしまう
ストレスのせいでイライラする

そんなお悩みありませんか?

よく
「ストレスが溜まる」
という言葉を聞きますが
ストレスって本当に身体の中に溜まっていくんです。

ストレスか溜まると
疲れやすくなったり、腹痛が起きたり、眠れなくなったり、鬱になることもあり
身心に影響が出てきてしまうんですね。

だからこそ、日頃からストレスが溜まらないように
ストレス発散をしてくことが大切になります。

ストレス発散法と聞くと、色々なものが思い浮かびますよね。
実は一般的に良いと言われている皆さんがよくやっているストレス発散法の幾つかは効果がなく
知らず知らずのうちに逆にストレスを作っているんです。

ストレス発散していたつもりがストレスを溜めていた。
そんなことにならないように

今回はストレス発散に悩む方からのご相談を元に、心理学的に正しいストレス発散法をお話します。

良いストレス発散法が見つからず困っています

Raiさん、34歳・男性からのお悩み

ストレスを発散できる方法を教えて下さい。
これまで、ストレス発散のために
美味しいものを食べたり、ゲーム、友達と遊ぶ
など自分の好きなことや趣味を取り入れたりしてきました。

しかし、なかなか発散できている実感がありません。
最近はストレスがたまる一方な気がします。
ストレスに発散に良い方法をよろしくお願いします。

目次

みさちからのメッセージ

Raiさん、ご相談ありがとうございます。

日々色んなことがあり、様々なことがありますからストレスを感じることって少なくないですよね。

だからこそストレスを作らないようにするのではなく、ストレスを貯めさせないことが大切になります。

こうお話すると
「休日にリフレッシュしてストレス発散しています」
という方がいらっしゃいますが

ストレスは日に日に溜まっていきます。

ストレスが溜まると心身の機能が落ちますので
ストレスを感じやすくやすく、また感じたストレスを身体から上手く発散しづらくなります。

つまり、ストレスが溜まるとどんどんストレスを感じやすく抱え込みやすい身体になっていくんですね。

なので、感じたストレスをこまめにストレス発散をするのと、溜まってから一度に発散するのでは
一週間で同じ出来事に遭遇してもストレスを感じる量が違ってくるんですね。
こまめに発散した方が断然ストレス量は減りますし
楽に発散できます。

部屋の汚れなども汚れてすぐに掃除をすれば楽に落とせますが
汚れが積み重なり、ギッチリこびりついたヨゴレは一度ではなかなか落としきれずかなりの体力を要します。
ストレスも部屋の汚れと全く同じなんですね。

ですから、ストレスはある程度溜まってから一気にリフレッシュさせるよりも
ストレスを感じたら発散して、溜めないようにすることが上手にストレスを発散する基礎になります。

なので、1日の中に必ずストレスを発散させることをする、ストレスを発させる習慣を身に付けましょう。

以上のことから、ストレス発散法は毎日気軽にできる物ではなくてはいけないんですね。

また、よくストレス発散法は「好きなことをすることが良い」と言われますが、これは半分正しく半分間違っています。

確かにストレス発散には
「自分が好きな事」「自分が興味があること」
は大前提です。

しかし、その好きな事の中でも、するとストレス発散に有効なものと有効ではないものがあるんですね。

つまり、自分に合ったストレス発散法とは非常にシンプルで

「自分が好きな事」「毎日気軽にできること」「効果のあるストレス発散法」

この3つを満たし、毎日習慣化することなんです。

それができれば
ストレスが溜まらない、ストレスに振り回されない生活を送ることができるんです。

逆効果!?ストレスが溜まるストレス発散法

まずは、心理学的にストレス発散に効果のない
むしろすると返ってストレスが溜まってしまうかもしれない逆効果のストレス発散法をご紹介します。

それは

ドーパミンが出るもの

です。

ドーパミンとは別名快楽ホルモンと言われています。
ドーパミンが分泌されると名前の通り良い気分になったり、やる気に溢れたり、集中力を高めてくれるんです。

こう聞くとドーパミンがでることってストレス発散にとても良い気がしますよね。
しかし、ドーパミンは「興奮伝達物質」でもあり
ドーパミンが分泌されると神経が興奮してしまうんです。

私達がストレスを感じているとき、ストレスになるような出来事から神経が興奮するからこそストレスを感じるんです。

つまり、ストレスを発散するには高ぶった神経の興奮を鎮める必要があるんですね。

ですが、ドーパミンが出ることをしてしまうとストレスで高ぶった神経に輪をかけて神経が更に興奮しまうので
ストレスが鎮まるどころかストレスが助長されてしまうんですね。

しかし、私達はドーパミンが分泌されると良い気分になるため本当はストレスが助長されているにも関わらず
ストレスが解消されたように感じてしまうんですね。
つまり、まやかしなんです。

一般的にストレス発散として行われるドーパミンが出る物は
テレビ、ゲーム、ネット、買い物、ギャンブル、やけ食い、たばこ、お酒
などが当たります。

特にスマホなどは生活の中でとても身近な物なので
つい、見てネットサーフィンをしてしまうことが多いと思いますが
スマホから出るブルーライトにも脳を興奮させる働きがあるためドーパミンとダブルでストレスにはよろしくないんですね。
これはテレビやゲーム、パソコンも同じです。

ストレスに対して、食べて発散させることもストレス発散法としてよく聞かれますが

実際に食べてストレス発散をしようとすると、食べているときは美味しくて気分がいいのですが
食べ終わった後に
「なんであんなにたくさん食べちゃったんだろう」

と、罪悪感に苛まれるんですね。
経験ありませんか?

このように、食べることはその場ではストレス発散になっているような気がしますが
結局は新しいストレスに結びついてしまい、そのストレスからまた食べる
というストレスの悪循環を作りやすくしてしまうんですね。
その結果、ドーパミンとダブルパンチでストレスの悪化に繋がります。

また、ストレスが溜まると判断能力が落ちますので
買い物をすれば無駄な物を買いやすく
「何でこんなものを買ったんだろう」「お金を使いすぎた」などの後悔が生じやすく、これもドーパミンとダブルパンチでストレスの悪化に繋がります。
これはギャンブルも同じです。

お酒も同様、お酒を飲むと一時的にドーパミンが分泌されて気持ちがパーッと盛り上がり、嫌なことを忘れられます。

しかし、気がついたら深酒をしてしまい、酔いが冷めてから余計に落ち込んでしまった。
なんて経験がありませんか?

アルコールをとることで、睡眠の質も下がりますので疲労感も増し、結果としてストレス発散をするどころかストレスが溜まりやすい身体になってしまうんですね。

お酒を飲むときは、誰と飲むのかが大切になります。
というのも、人と触れ合うことはストレス発散になるからです。
お酒を飲むときは一緒にいて落ち着く人と適量のお酒を飲むように心がけましょう。

心理学的に効果のあるストレス発散法

続いては
心理学的に効果があると言われているストレス発散法をご紹介します。

それは

セロトニン、オキシトシンがでるもの

です。

セロトニンは別名「幸せのホルモン」といわれていて
私達のやる気や幸福感を上げてくれます。

オキシトシンは別名「癒やしのホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれていて
不安な気持ちが和らぐ、人に対して優しくなる、共感力が高まる、人への信頼感が増す
などの働きがあります。

セロトニン、オキシトシンどちらも副交感神経に働きかけてストレスなどで興奮した神経を鎮めて脳をリラックスさせる働きをします。

セロトニン、オキシトシンの分泌を促すものは

  • 運動
  • マッサージ
  • 散歩
  • 友人や恋人と過ごす
  • 自然に触れる
  • 読書
  • 音楽
  • 料理
  • 創作活動

などです。

料理などはいつも作っているものだと、ストレス発散ではなくただのタスクになってしまいますので新しものを作ってみましょう。

料理以外でも何事も毎回することが同じですと、ただの繰り返しになりタスク化しやすくなります。

なので、ストレス発散法を行うときは

  • 変化をつけ刺激をつけること
  • たくさんのストレス発散法をみつけること

この2点を意識することで飽きやタスク化を防ぎ、常にセロトニンやオキシトシンの分泌を促しますことができますよ。

また、みさちサロンでもよく紹介している
「瞑想」もセロトニン、オキシトシンの分泌を促進させることが分かっています。
他にも美容や健康、思考力などたくさんのメリットがありますので興味がある方は是非オススメです(^^)/

初めての方でも気軽にできる瞑想入門ワーク

瞑想について

Raiさん、ストレスで悩まれている方へメッセージ

Raiさん、これまでストレスをよくするために色々チャレンジされてきてんですね。

チャレンジしてきたのになかなか、ストレスが発散されないことに更にストレスがたまったりと辛く感じたこともあったのではないでしょうか。
出口の見えないストレスって本当に辛かったですよね。

ストレスに関しまして、
これまでの私の話を聞くとストレスがとても悪いものに思えますが実は決してそうではありません。

もし、常にストレスフリーで楽しい、幸せな毎日だったらどうなると思いますか?

一見それってとても幸せな人生に思えるかもしれませんが、
このような人生は不幸でしかないんです。

というのも、毎日がストレスがなく幸せで楽しい生活が常に続くと
人間は、それが当たり前になり楽しい、幸せって感じなくなってしまうんです。

例えるなら、高級なお寿司はとても美味しいですがたまに食べれないからこそ、美味しさに感動できます。
それが毎日毎食高級寿司でしたら、当たり前になり感動は薄れますよね。
たまに食べれるからこそ美味しさに気付けたり、感動ができるんです。

ゲームもすぐに達成できたら喜びってあまりありませんよね。
苦労しまくれるものほど達成した後の喜びが大きいと思います。

また、私達は水道や電気を当たり前のように毎日使っていますが、これが今日から暫く止まったら生活が不便でストレスを感じますよね。

そのストレスを感じたあとに水道や電気が使えるようになれば水道や電気を使えることに幸せを感じるでしょう。
この幸せは、不便な生活のストレスを感じなければ感じることのない幸せです。

つまり、何がいいたいのかといいますと
日常に楽しさや幸せは、日頃ストレスを感じれるからこそ
人生の楽しさや幸せを感じれる、気付ける
ということなんです。

ですから、ストレスは私達の人生を良くするには必ず必要なものなんです。

なので、ストレスを感じてもどうか悲しまず、
ストレスを感じたら
「このストレスは自分の幸せのスパイス」
と思いましょう。

ストレスは上手く受け止めて発散していけば、必ずあなたの味方になるものです。

そのためにも、これから自分に合ったたくさんのストレス発散法をみつけて活用してみてくださいね。

みさち

みさちからオススメの心理学

ストレスを上手く乗り越えてあなたの人生を良くする心理学をご紹介します。
よかったら是非、参考にしてみてくださいね(^^)

この記事はお悩み解決の参考になりましたでしょうか?
  • その他の回答はこちら
PAGE TOP
  • MENU
  • HOME
  • PAGE TOP
  • SIDE BAR