どんなに難しい目標も簡単に確実にこなせる!目標達成の心理学

- 目標を立ててもなかなか達成できない
- 結局、毎年何もせずに終わってしまう
- 今年こそは頑張ろうと思ったけど達成できなかった
このようなお悩みはありませんか?
やりたいことや、こうなりたいと思う自分がいるのなら
それに向かって頑張ればいいと分かっていても、実際はなかなか難しいですよね。
というのも、実は目標は立て方によって全く達成率が変わって来るんです。
今回はそんな目標達成に悩んでいる方からのお悩みのご紹介と、どんなに大きな目標でも達成できるようになれる心理テクニックをお話します。
この心理テクニックは目標達成率を上げるのはもちろん
目標を行うモチベーションを高めて楽しく目標達成を行える効果もありますので、是非活用してみてくださいね。
立てた目標が達成できません
MAINさん、男性・26歳からのお悩み
新年になると毎年「今年はアレができるようになりたい」などと思うのですが、途中で挫折してしまったり、結局何も手を付けずにその年が終わっていることが定番です。
今年こそ、自分のやりたいことを達成する年にしたいのですがどのようにすれば達成することができますか?
目次
みさちからのメッセージ
MAINさん、ご相談ありがとうございます。
目標って立てるときはやる気に溢れていたり、できそうな気がしますが
実際にやってみるとなかなか思うようにいかないですよね。
実は私達人間は目標達成するに当たり、単純に「目標達成をするために頑張ろう」という意気込みだけで実行したら
達成はほぼできないんです。
なので、MAINさんがこれまで何もできないで終わってしまっていたのは当たり前なんですね。
ですから、決してMAINさんができないとか努力が足りないとかではないので安心してくださいね。
目標を達成するためには工夫やコツが必要なんです。
コツコツと目標を達成している人はどの方も共通して目標を達成するための工夫やコツを使っているんです。
目標を達成するための工夫やコツは幾つか存在します。
今回、そんなMAINさんおすすめしたい目標の立て方の心理テクニックが
目標の道筋の明確化3ステップ法
です。
これは、目標を達成するまでの明確な道筋を作ることで
目標達成率をグンと上げてしまう心理テクニックなんです。
しかも、明確な道筋がたった3ステップで作れてしまうんです。
私達人間は何事も明確化されてないと、上手く行動できない生き物です。
例えば
「この机を組み立てよう」
と思ったときに
どんな材料を揃えて、どのような手順で組み立てればいいか分からないと手探りで組み立てることになり、結構難しいですよね。
しかし、どのような材料を揃えて、どのように組み立てれば良いのか明確な説明書があれば
手探りでするよりもかなり容易に楽に机を作ることができますよね。
また
「行ったことのないAという場所に行きたい」
と思っても、どういけば良いのか分からず行き当たりばったで何となく行くとなると到着するのはかなり難しいですよね。
しかし、どのように行けばいいのか明確に示した案内図や地図があれば難易度はかなり下がり行きやすくなりますよね。
目標もこれと同じで、どのように達成していけば良いのか達成までの道筋を明確化することで目標の難関度がグッと下げて、達成度をグッと上げることができるんですね。
目標の道筋の明確化3ステップ法のやり方
では、目標の明確な道筋の立て方についてお話します。
「ステップ」に従って行っていきましょう。
ステップ1
今年どういうことをしたいのか目標を書き出しましょう。
ステップ2
「ステップ1」で書いた目標を達成するために1月~12月までひと月ごとに何をしていけば良いのか目標を書き出しましょう。
ステップ3
来年の目標を書き出しましょう
目標の道筋の明確化3ステップ法のたくさんのメリット
明確な目標の道筋はこの3ステップで完了です。
先ずは「今年したいこと」という大きな目標をたてます。
次に、ひと月ごとにすることを決めることで目標を達成するための道筋を明確に作ることができます。
「目標を達成するための明確な道筋をたてる」と聞くと難しく感じますが、ひと月ごとに分けてすることを書きだしていくと比較的容易に道筋を明確に作ることができるんですね。
「目標の道筋の明確化3ステップ法」には「容易に道筋を明確に作る」というメリットはもちろん
他にもたくさんの目標を達成しやすくなるメリットがあるんです。
そのメリットについてもお話します。
期限ができる
ひと月ごとに何をすべきなのかを書き出すことで、「いつまでに何をする」という認識が生まれます。
この感覚がとても大切なのです。
例えば、何かすべきことがあり、期限が決まっていないものと、あと30分という期限が決まっていたら、取り掛かるスピードはどうでしょうか?
おそらく後者の「期限が決まっている」方が直ぐ取り掛かり、段取り良くこなしますよね。
目標も、これと全く同じなんですね。
「今年はこれができたらいいな」という大雑把な認識だと「あと1年もあるからまだ大丈夫だろう」という意識になりいつになっても取り掛からず「気が付いたら何もせずに1年が終わっていた」というよくあるあるのパターンになってしまうんですね。
ですが、目標をいつするかを明確にし認識させることで目標への行動力を高めることができるんですね。
スモールゴールができる
目標達成のために各月ごとにするべきことを決めることで「スモールゴール」を作ることができます。
「スモールゴール」とは名前の通り小さなゴールです。
例えば、ものすごく難しい内容が600ページも書かれていて読み解くのに1年程かかりそうな本があったとします。
「その本を1年かけてを読む」という目標を立てたとしたら600ページもあり、まだまだ1年もかかるゴールが見えない本を読むということに
「先がまだまだ長いな」という意識になり本を読むモチベーションが上がりづらいですよね。
しかし
「1月は50ページまで読む」「2月は100ページまで読む」
というふうに目標を細かく分けるようにすると
「あと600ページ」よりは「あと50ページ」の方が行う難関度が容易になり取り組みやすくなりますよね。
このように、私達人間は達成が遠く難しい目標よりも
達成しやすい小さな目標の方が取り組みやすくなるんですね。
また、「もうすぐ目標を達成できる」とう感覚がモチベーションを上げてくれます。
そして、各月ごとにスモールゴールを持つと、毎月スモールゴールを達成をするたびに達成感を感じることができるんですね。
達成感が更に今後の目標達成へのモチベーションを上げてくれます。
また、「達成できた」という成功体験が自分への自信に繋がるので
より挑戦的になり目標への行動力を上げてくれるという訳なんですね。
目標を立てるときの鉄板事項
最後にもうひとつ
目標達成率をあげる、目標を考えるときの部屋の環境について、お話します。
目標を立てるときの部屋の環境は
目標は片付いた部屋で立てる
これが鉄則になります。
心理学では部屋は心の状態を表すとされています。
なので、部屋が散らかっていると思考も散乱し、余計になものに目移りをし、本当に自分がしたいこと、必要な物を冷静に見ることができなくなってしまうんですね。
例えば、散らかっている部屋で何か欲しい物を取るときを想像をしてみましょう。
欲しいものを取り出すのに散らかった物が溢れているせいで色んなものに目が行き、欲しい物がなかなか見えず
きっと、欲しい物を取り出すまでに時間がかかりますし労力もかかりますよね。
一方、片付いた部屋でしたら自分が欲しい物が直ぐに見えて時間も労力もかけずにスムーズに取り出すことができますよね。
私達人間は周りの環境にものすごく影響を受けますから
頭の思考も自分がおかれている部屋の状態と連動してしまうんです。
なので、部屋を片付けてキレイな状態にしておくことで
自分の思考も整理することができるんです。
そうすると、自分の頭の中にある余計な物を排除し
どうしたら目標が達成できるのか、自分を冷静に客観的にみることができ、きちんとした自分に合った目標達成の道筋を作ることができるんです。
このような思考で目標を作るだけで目標達成率が3倍までに上げることができるんですね。
MAINさん・目標を達成したい方へメッセージ
私は仕事では色んな業種の方とお話することが多いのですが
「今が良ければそれでいい」という今の自分だけに目が向き現状維持思考の方が多く、もっとより自分を良くしていきたいという成長志向の方が少ないように感じます。
ですが、MAINさんは「自分はこうなりたい」という自分をしっかり持ち、自分を高めたいという成長志向をしっかりと持たれています。
これって本当に素晴らしいことだと思います。
また、人間は自分のネガティブな部分を見ないようにしたり正当化する習性を持っています。
自分のネガティブな部分を見ない方が楽に生きれるからです。
しかし、MAINさんは違います。
MAINさんが「自分がアレができるようになりたい」と思えるということは
自分はこれが足りないと、自分の足りないところに背を向けずキチンと向きあえる素晴らしい強さを持てるからこそ生まれる感情です。
このような素晴らしい物をたくさん持っているMAINさんでしたら、後は目標を達成するためのちょっとしたテクニックを身に付ければきっと大丈夫だと思います。
頑張ってくださいね。
応援しています。
みさち
みさちからのオススメの心理学
あなたの目標を叶えてなりたい自分になれる心理学をご紹介します。
よかったら参考にしてみてくださいね(^^)/