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連休明けの不調はコレで乗り越えられる!連休明けの心理学

「放っておくと危険、連休明けの不調乗り切る方法」の写真画像です。

連休明けに、身体が重い、だるい、眠い、憂鬱。
など心身の不調を感じたことはありませんか? 

連休はリラックスやリフレッシュをちゃんとしたのに
「なぜ?」って思いますよね。

実はこの連休後の不調、適切な対処を取らないと
症状が長引いたり、精神的に不安定になったり、疲れやすい身体に発展してしまう可能性があるんです。

ですが、これからご紹介するテクニックを使うことで
早めに不調を断ち切り、良いコンディションを作るのはもちろん
今後の連休明けの不調を予防する効果もあるんです。

今回は、連休明けの悩む方からのお悩みをもとに
そんな連休明けの不調を良くするテクニックをお話します。

連休明けのダルさに悩んでいます

レイさん、33歳・女性からのご相談

連休が明け、気持ちを切り替えて仕事に打ち込むつもりでした。
しかし、連休が明けたとたん朝から体が重くダルさを感じ
仕事に集中ができず、仕事では普段ではしないようなミスをしてしまいました。

連休は夜更かしはしたもののリフレッシュし、仕事の前日は早めに寝て体調を整えたつもりなのでので体調が悪くなる要素は見当たりません。
体調不良からまた同じようなミスをしたくないので、一刻も早くこの体調不良を良くしたいのですがどうすればよいでしょうか?

目次

みさちからのメッセージ

レイさん、ご相談ありがとうございます。

連休明けのそのような体調なだけでもしんどいのに
仕事でミスをしてしまったら余計に辛くなりますよね。
そのような体調でしたらミスが起こるのは誰でも起きると思います。

まずはミスをした自分を責めずに、そんな辛い中でも休まず仕事を頑張った自分に「頑張ったね!」と労いの言葉をかけてあげしまょう。

レイさんが連休明け、身体にそのような不調が出た原因なのですが、レイさんのお話を伺ったところ

生活リズムの変化による身体の不調

なのではないかと思いました。

なぜ私がそのように思うのかと言いますと、レイさんが
「連休は夜更かしはしたものの仕事の前日は早めに寝て体調を整えた」
という点です。

仕事の日に向けてしっかりと睡眠をとり、コンディションを整えるのは身体に良いのは間違いありません。

しかし、連休の夜更かしのリズムが続くと
普段の週末のお休みの土日の2日間くらいなら問題ないのですが
連休のような長いお休みになりますと、完全に身体が夜更かしの生活に適応し、遅寝遅起きの生活リズムに合わせて身体の機能が上手く働くように作られてしまうんですね。

それを、明日から仕事だからと急に早寝早起きの仕事の生活に戻されると生活リズムがガラリと変わりますので
遅寝遅起きの生活リズムに適応している身体はビックリしてすぐには仕事の生活には適応できないんです。

例えるなら
今まで日本でいたのに突然北極に連れて行かれて生活することになる感じです。

そうなったら、ビックリして動揺しませんか?
気温も違いますし、電気やガスも通ってません。
当然、これまでのようにコンビニで気軽に買い物をすることもできません。

これまでの暮らしとは暮らしがガラッと変わるので不快感を伴いますよね。
北極での生活に適応するまでにとても時間がかかると思います。

このように、レイさんの生活リズムが変わることは身体にとってはそれくらい大きな負担を感じているんですね。

レイさんの連休明けのだるさは、先程の北極の例え話しで言うと
生活がガラッと変わったときの不快感と同じような物と言うと分かりやすいですかね。

なので、レイさんの連休明けの不調を回復するのにはいち早く、身体を平日の生活リズムに慣れさせることをする必要があるんです。

では、どうやって身体を平日の生活リズムに慣れさせればいいのかと言いますと

体内時計リセット法

を行うことです。

不調は体内時計のせいだった!?

まず、体内時計とは何かといいますと、
体内時計は脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)という部位にあり、脳の体内時計からの指令で

自律神経、睡眠、覚醒、体温、ホルモン、代謝、循環、細胞
の分泌などが時間ごとに適切に上手く働くようにコントロールしています。

オーケストラを演奏する音楽隊で言うと、指揮者が 「体内時計」 で、演奏者が「各臓器」に当たります。

オーケストラは指揮者がいるからこそ、まとまりがあり
一体感があるオーケストラを作り出すことができますよね。

この体内時計が整っているからこそ、私達は意識しなくても日中は身心を活動状態にし、夜は休息状態に切り替わり、自然に眠りに導びかれるのです。

つまり、遅寝遅起きの生活になると体内時計が遅い時間に適応するように
遅い時間に身体が覚醒し、深夜遅い時間~昼近い時間熟睡できるように自律神経などに指令を出し身体のリズムを作るようになるんですね。

例えば、連休中4時に寝て11時に起床する方でしたら、お昼ごろから身体が覚醒し、4時~11時頃に熟睡できるように体内時計が働いていているんです。

もしこのような体内時計のまま、急に朝方の生活スタイルに戻したら朝は当然ボーっとしますし
22時ごろ寝ようと思っても身体が覚醒していてなかなか寝れなかったり、寝ても浅い眠りになってしまうんですね。

こうなると、仕事でもモチベーションやパフォーマンスの低下やミスにも繋がりのは当然ですよね。

また、疲れが取れづらくなるため、更なる不調に繋がってしまい
なかなか連休明けの体調不良が取れない、ということになってしまうんですね。

人によっては、体内時計による自律神経の乱れから
不安や緊張感の高まり、吐き気、多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠
などの様々な症状が起こります。

不調を改善する体内時計リセット法

では、具体的にどのように体内時計を平日のリズムに戻していくのかと言いますと
まずは、遅寝遅起きの生活リズムを刻んでいる体内時計をリセットして早寝早起きのリズムに戻してあげる必要があります。

体内時計をリセットするには何をすればいいのか?
それは

光と食事と温度を調整すること

なのです。

何故なら、体内時計をコントロールしているのは光と食事と温度だからです。

体内時計リセット法・朝の過ごし方

まず、朝起きたらすぐにカーテンを開けて光を取り込みましょう。
その後、15分ほどで構いませんので外に出てウォーキングをしてみましょう。
朝食は多めにしっかりと取ってください。

カーテンを開けて部屋を明るくし、朝ウォーキングをすることでたっぷりと太陽の光を取り込むことができます。
ウォーキングで足をたくさん動かすことで全身の血流が良くなり体温が上がります。
しっかりと食事をとることで内臓が動きだし活動モードになります。
食事の消化に体温を上げることもできます。

このように、太陽の光を思いっきり浴びること、食事をとり内臓を動かすこと、体温を上げることで体内時計に
「今が朝だよ。これから1日がスタートするよ」
というこお教えてあげることができるんですね。

そうすることで、遅寝遅起きののリズムを刻んでいた体内時計の針がリセットされて上手く活動モードに切り替えることができるんですね。

朝からウォーキングをすることや食事をしっかりとることがどうしても難しい方は
ベランダに出たり、お水を飲んだりでも構いませんので
光を取り入れることと、胃に何か入れて刺激を与えることを意識してみてくださいね。

ただ、朝のウォーキング自体にその日一日の脳機能を高めてくれる効果や良いメンタルを作る効果があり、連休明けの不調の予防に効くので
「朝、そのため15分早く起きるのは面倒臭いな」
と感じるかもしれませんが、是非実践してみてもらえらたら嬉しいです。

たった15分の朝のウォーキングで、その日一日24時間がよくなるたくさんの運気をもらえることですよ(^^)

朝のウォーキングのメリットや詳しいやり方はこちらで説明していますので参考にしてみてくださいね(^^)/
(最後のカテゴリー「オススメの心理学」からもご覧になれます)

体内時計リセット法・夜の過ごし方

夜の過ごし方は、日が落ちたら照明の明かるさを落としましょう。

寝る前などはテーブルライトやスタンドライトなどを使い間接照明で更に部屋の照明を落とすと効果的です。

光を落とし暗くすることで体内時計に
「夜になったよ!寝る準備を始めていく時間だよ」
と言うことを教えることができます。

光を通して、このようなことを体内時計に教えることで
体内時計は身体の自律神経や細胞、臓器、ホルモンなどに
司令を出し、身体は寝る準備に向けて少しづつリラックスモードに入っていくんです。

夜、仕事が終わりリラックスしている時間だからこそ
スマホやタブレットを見たくなったり、テレビを見たくなりますが
これらのものからはブルーライトが発生しています。

ブルーライトは覚醒作用があるため、朝や昼間などの体内時計が活動モードの時に
浴びる分には体内時計への影響はありませんが
夜、体内時計が寝るためにリラックスモードにし準備をしてくれているところにブルーライトを浴びると
身体がリラックスモードから覚醒モードに切り替わり
体内時計が狂いやすくなってしまうんですね。

なので、寝る3時間ほど前からはスマホなどは閉じて
なるべくそれ以外のことでリラックスできることをしましょう。

また寝る1時間前に暑すぎない温度で入浴をし適度に身体を温めます。

入浴で身体が温ると体温がり、入浴から出てしばらくすると熱が徐々に抜け体温が少しづつ元の体温に戻っていきます。

私達人間は体温が下がると眠くなる性質を持つ生き物なんですね。

お子さんがいる方は寝る前の赤ちゃんの手足を触ると熱くなっているのを感じたことがあると思いますが
あれは、手足から身体の熱を放出して身体の熱を下げて眠りに入ろうとしているんですね。

入浴で注意したいのがお風呂場の照明です。
入浴するとき、お風呂場の電気をつけたくなりますが
お風呂場の照明は低い位置にあるため、つけると強い光を浴びることになります。

こうなると、いくらリビングなど他の部屋で照明を落としても水の泡になってしまいます。

ですから、入浴するときはお風呂場ではなく、洗面所の照明をつけ間接的な照明で入浴する方法がオススメです。

市場にはお風呂で使えるアロマキャンドルなどもたくさん売られているのでそちらを活用してみるのもいいかと思います。

食事は寝る3時間前までには済ませておきましょう。
胃の中に食べ物がある状態で寝ると、寝ているのにも関わらず
内臓は食べ物の消化吸収をする活動モードになるため、身体が完全にリラックスモードにならないんですね。

そうなると、体内時計も乱れやすくなってしまうんですね。
また、当然熟睡できないため、身体に不調も出やすくなります。

このように、体内時計を司っている光、食事、温度を上手に利用することで
意図的に体内時計をコントロールして連休明けの不調を改善させていきましょう。

体内時計のリセットは1日2時間までと言われていますので、体内時計のズレが大きい方ほど戻すのに時間はかかりますが、この体内時計リセット法を実践し続けていくことで次第に連休明けの不調が改善していくと思います。

体内時計のリセットは体調不良のリセット

ということです。

レイさん・連休明けの不調に悩む方へメッセージ

今回、連休明けの体調不良の解決法についてお話させていだきましたが
大切なことは連休明けに不調が起こらないように予防することが大切です。

「体内時計リセット法」の生活を連休明けだけではなく普段から実践していくことで
自律神経、睡眠、ホルモン、代謝、循環、細胞分裂
が常に整ようになります。

そうなりますと、連休明けの不調の予防になるのはもちろん
常に身体がいい状態になり
仕事へのパフォーマンスの向上、アンチエイジング、ダイエット、メンタルの向上など
あらゆる物を良くしてくれるんですね。

レイさんは今回連休明けの不調とそれによる仕事のミスというとてもショッキングな出来事に身まわれてしまい
とても辛かったですよね。

しかし、レイさんは33歳と人生の半分も生きていないとき
あらゆるものが良くなれる「体内時計リセット法」という生活習慣を身に付けられるのはとてもツイていることだと思うんです。

「体内時計リセット法」を身に付けるうえでちゃんと身に付けられるのか不安はあるかもしれませんが

その辛さを身を持って体験した人ほど
「もうこんな思いをしたくない」と這い上がる力を持っています。
自分の持っている力を信じてくださいね。

私達人間は身体の痛みやダルさなど不調が出ると
「どうしてこんなに苦しい思いをしなくてはいけないのか」と
身体の不調を出す身体のことを責めたり、憎んだりしがちです。

ですが、人間の身体は自分自身に味方するように作られています。

自分の身体は決して自分の敵になることはないんですね。
必ず味方をします。

つまり、身体の不調は自分苦しめるために出ているのではなく、自分を助けるために出ているんです。

例えば、虫歯になったとき歯が痛みますよね。
痛みは辛い物ですが、痛みがあるからこそ私達は虫歯に気付け、治療し虫歯の進行を食い留めることができます。

つまり、このときの痛みは身体から
「虫歯があるよ~。治療して」
というメッセージを痛みという感覚で自分対してに送ってくれているんですね。

自分に良くなって欲しいと心から願う味方だからこそ、身体は自分に気付くようにメッセージを送ってくれているんです。

このように身体からの感覚はどんなものでもあなたのことを思ってあなたを助けるためのメッセージなんですね。

そのメッセージを無視するのか、あるいは否定するのか、それとも受け止めて読み解くのかはあなた次第です。
メッセージの捉え方であなたの体調は変わってきます。

身体の感覚はあなたへの思いやりが詰まったメッセージです。
そのメッセージに向き合うことで体調はグンと変わっていきますよ。

みさち

みさちからオススメの心理学

あなたの体調とメンタルをケアする心理学をご紹介します。
是非、参考にしてみて下さいね(^^)

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