〜心理学の力であなたのお悩み解決〜

たったこれだけで連休明けの憂鬱が楽に!連休明けの心のケアの心理学

「連休明けの憂鬱が楽になる」の写真画像です。

連休はゆっくり休めたのに連休が開けたとたん気分がのらない、、
連休は楽しくフレッシュできたのに、仕事が始まると辛くなる、、

こんなこと、ありませんか?

体調や気分が優れないと落ち込みやすくなりますし
仕事のモチベーションやパフォーマンスが下がるため
何とかしたいところですよね。

この連休明けの不調、意外な原因が潜んでいたんです。
そして、その原因と上手く付き合うことで不調はグンとよくなるんです。

今回はそんな連休明けの不調に悩む方からお悩みが寄せられましたのでお悩みのご紹介と
お悩みの解決策についてお話します。

S・Iさん、28歳・男性からのお悩み

社会人になり5年目になりました。
職場環境も悪くなく仕事もそれなりに上手くやっていけているのですが
なぜかいつも連休明けの前日から
「会社に行きたくない」「仕事をしたくない」
という憂鬱な気持ちになり、数日間モチベーションが上がらず辛くなります。

この連休明けの憂鬱を打破するために、これまで休日はリフレッシュやリラックスできる過ごし方をしたり
生活リズムを乱さないように休日も早寝早起きを心がけてきました。
しかし、あまり効果を感じられません。

今日も連休明け初日で憂鬱な気分で一日モチベーションが上がらず、毎回連休明けにこのような憂鬱な気持ちになってしまう自分に落ち込んでいます。
この連休明けの憂鬱をどうしたらよくすることができますか?

目次

みさちからのメッセージ

S・Iさん、ご相談ありがとうございます。
連休明けの憂鬱、とても嫌ですよね。
しかも、憂鬱を改善するために色々と努力をしているのにも関わらず
努力が実らず改善されないとなると余計に落ち込みますよね。
S・Iさん、これまで本当によく頑張られてきましたね。

まず、連休明けに
「身体がだるいな~」
「やる気が出ないな~」
って思うのは、実は人間なら当たり前のことなんですね。
S・Iさんはむしろ、健全な証拠です。

なぜなのかと言いますと

仕事のない休日と仕事がある平日は過ごし方や生活リズムが違いますよね。
なので、連休明けをして仕事のない日から平日の仕事のある日に切り替わると
過ごし方や生活リズムも当然、変わりますよね。

このように、人間の身体は新しい生活リズムや生活が変化をすると負担を感じるようにできているんです。

というのも、私達人間は、なるべく変化を避けたい生き物なんです。

「なるべく新しい環境に移るよりも住み慣れた環境でやっていきたい」
そうのように私達の身体の本心は思っているんです。

これは人間の生存本能に深く関わっていまして
私達は、古来は狩猟をして生活をしていたのはご存じかと思うのですが
その狩猟時代の頃はたくさんの場所に人間を襲う野獣がいました。

私達はその中で野獣に襲われない安全な環境を選んで暮らしていたのですね。

つまり、その住み慣れた安全な環境で暮らしていれば野獣に襲われて命を落とす可能性は少なかったわけです。

しかし、もしその住み慣れた安全な場所を離れて新しい場所に踏み入れるような変化を起こしたら
もしかしたらその場所は野獣が多かったり、落ちたら抜け出せないような落とし穴があるかもしれない
など、命を落とすリスクがあるかもしれないんですね。

なので、私達が命を落とさないためには新しい変化を起こさずに
今の環境を維持する現状維持の思考が必要とされてきたんです。

そのような思考を作るに、人間が身に付けたのが
新しい変化に振れるとき不快感を与える
ということなんです。
不快感を感じれば、その行動ってしたくなくなりますよね。

つまり、新しいことをすると命を落とす危険性があるから
身体が不快感を与えて新しいことをしようとするのをセーブする
ということなんです。

よく、新しいことを始めるとき不安を感じたり
チャレンジしてみたいとは思うものの、なかなか行動に移せない
っていうことありませんか?

あれは、この私達の本能である現状維持の思考が無意識に働いてしまっているからなんですね。

これだけ、聞くと現状維持の本能って今の社会ではすごく邪魔なネガティブな本能に思えるかもしれないのですが
実は今でもなくてはならない大切な本能なんです。

というのも、新しいことを始めるときに不安などの不快感を感じれるからからこそ
私達は失敗しないように熟考して対策や計画を立てれたりするんですね。

このことから、なぜS・Iさんが連休明けに体調がすぐれないのかをまとめますと

まず、連休に入ると普段と休日の生活のリズムが変わるので
身体の生活リズムがズレて身体が一生懸命それに適応しようとします。

普段の週末のお休みの土日の2日間くらいなら問題ないのですが、連休のような長いお休みになりますと
身体が仕事がない休日の生活リズムに適応してしまうんですね。

そして、身体が休日の生活リズムに適応した頃に、いきなりまた元の仕事がある生活リズムに戻ろうとするので現状維持の本能が働き、不快感を与えられて苦しくなるんですね。

なので、S・Iさんが連休明けにそう感じるのは身体の大事な本能がしっかりと働いてくれているということ
そして、身体が本能に正常に反応してるってことなので安心して下さいね。

連休明けの不調に悩む人は〇〇%!

連休明けの不快感が本能である証拠として
「連休明け、仕事がつらいと思うか」
という調査をしたところ「辛いと感じる」と回答した人が全体の84%を占めしていたんですね。

つまりS・Iさんだけではなく働いている人の8割以上が、連休明けの仕事を憂うつに感じているということです。

みんな顔には出していないだけでS・Iさんと同じことを感じながら仕事をしているということなんですね。
そして、実は私も連休明けは同じことを感じた経験があります。

また、連休明けにこのような気持ちから連休明け早々退職する方が増えていることも分かっているんです。

「自分ばかりがつらい思いをしている」
と考えれば気分は沈みやすくなりますが

「自分と同じように辛い人がたくさんいる」
と思えば、少しは気が楽になりますよね。

連休明けの不調を緩和するには

では、この現状維持の本能による不快感、どのように対処していけばいいのかをお話します。
これから話す2つのことをやってみましょう。

先程、お話した現状維持の本能は人間が生き残るための大切な生存本能ですので
この本能による不快感が出たときに、まずは異常と思わずに「自分の大切な生存本能が働いてる」
って思ってください。

「私の身体が正常にちゃんと本能が出て守ってくれてる
やる気が出ないのは仕方ないよね。私だけではなく辛い思いをしてる人はたくさんいるんだ」

という感じで自分の身体からの反応を否定せずに受け止めてあげてくださいね。
そして自分だけではなく、みんなも同じだという言葉を自分にかけてあげましょう。

現状維持の本能による不調が出たとき、絶対にやってはいけないことは
自分の身体からの反応を
「憂鬱でやる気が出ない自分は何てダメなんだ」
みたいに自分の身体からの反応を責めたり、否定することです。

もし、S・Iさんが連休明けの不調を誰かに話したときに
「あなたは本当にダメな人ね」
って言われたら傷つき、余計に憂鬱になりませんか?

自分のやる気が出ないでいる自分を責めるということは
それと同じことを自分の心に自分自身がしているということになるんです。
自分のやる気のなさに自分で余計に泥を塗り傷口を広げていると同じ行為なんです。

なので、不調が出ている自分を否定したり責めることで
余計に不調になったり、不調が長引き、不調から抜け出しづらくなってしまうんですね。

では、今度は先程とは逆に
もし、S・Iさんが連休明けの不調を誰かに話したときに
相手から
「そっかやる気が出なくて憂鬱なんだね。それは辛いよね。私はあなたも味方だよ」
と、自分のことを受け入れる言葉をかけてくたとしたらどのような気持ちになりますか?

気持ちが楽になったり、和らぎませんか?
このように、人は自分の気持ちを分かってくれるととても心が楽になりモチベーションが上がるんですね。

ですので、まずは身体からの反応、反応に自分が感じたことをありのままに受け入れてあげましょう。
やる気が出ない憂鬱な自分も大切してあげてください。
これだけで随分楽になります。

自分の身体からのメッセージをありのままに感じられる、分かってあげられるのは自分しかいません。

その発している身体のケアできるのも、自分の身体の真の味方になってあげられるのも他の誰でもないあなたしかいないのです。

ありのままの自分を受け入れることが、憂鬱から回復する第一歩になりますよ。

連休明けの不調はチャンス!

もう一つの連休の憂鬱から回復する方法としてお勧めしたいのが
連休明けを「チャンス」と捉えることです。

先程、仕事のない休日から仕事がある平日では生活リズムや生活環境が変化する。
ということをお話しましたが
このように、人間は環境が変わったときに習慣を変えることがとてもできやすいんです。

つまり、連休明けのように休日から平日へ環境が変わったということは
今までの悪い習慣を断ち切って新しい習慣を作ることができ自分を高め魅力的にすることができる
チャンスだということです。

よく、引っ越しをして生活スタイルが変わった
なんてことありませんか?
あれは、まさにこの環境の変化による影響なんですね。

S・Iさんのように連休明けにやる気が出ず憂鬱になっているのは
まさに身体が休日から平日に環境変化が起きていることを身体が自覚しまくりの状態なんですね。
つまり、自分を高められるチャンスが到来しているんです。

ですから、憂鬱な自分に目を向けるのではなくそのチャンスに目を向けて
憂鬱が出たときこそ今までの悪い習慣を断ち切って新しい習慣を作ってみるのはいかがでしょうか。

S・Iさんの周りには
「この人、魅力的だな~」
「この人、すごいな~」
って思う方は、いませんか?

そう言う方って、もともとそうではなくこれまでの習慣の積み重ねからできているんですね。

というのも人間は「習慣の生き物」と言われていて
人間の人生の45%は「歯磨き」や「入浴」「筋トレ」などの習慣がコントロールしていると言われているんです。

つまり、人生の45%が習慣的な行動で支配されているんですね。
人間の1日の睡眠時間が7~8時間ほどだと考えますと人生の30%が睡眠に当たるので
残り70%中の45%はかなり大きいですよね。

ということは
自分の習慣を変えて良い習慣を身に付けることができる人ほど良い人生を手に入れることができる
ということなんです。

連休明けで仕事が憂鬱、それはピンチではなくチャンスです。
そのチャンスを思いっきり活用してみましょう。

自分と向き合える人は強い

人間は、規則正しい行動をすれば身体に良い
とは理屈では分かっていても実際に中々行動することができません。

大抵の方は頭では分かっていても、なかなかそのために実際に行動移すってとても難しいことなんですね。

けど、S・Iさんは、連休明けの辛さをなんとかしようと
連休明けのことを考えて休日に行動を起こされていた。

S・Iさんは自分と向き合う強さを持っている素晴らしい方です。
まずは、そんな自分を褒めて誇りを持ってくださいね。

そんな強さを持っている素晴らしいS・Iさんですから
連休明けの憂鬱をチャンスに変えれる力を持っていると思います。

S・Iさんがこれから更に魅力的になり素晴らしい人生を送れるように応援しています。

みさち

憂鬱がグッと楽になるメッセージ

最後に、連休明けの気分の不調や憂鬱が出た方に憂鬱をグッと楽にできるプレゼントを送ります。
憂鬱明けの不調が出そうな日や出たときに試してみてくださいね。

憂鬱が出たときに以下の3つの言葉を3回心のなかでとなえましょう。

  • みんな誰もが連休後は憂鬱になります。わたしも同じです
  • 憂鬱なのは、生存本能が働いている証拠
  • 連休後の憂鬱は自分を変えれるチャンス!

憂鬱が以下のことを出たときに書き出してみましょう。

  • 一日の終わりに明日すること、やりたいことを書き出しましょう
  • 断ち切りたい習慣を書き出しましょう
  • 習慣を断ち切ったら得られるメリットを書き出しましょう
  • 習慣を断ることができたら自分がどんな気持ちになれるのか、書き出しましょう
  • 習慣をを断ち切ることができたら他人からどう思われるのか、書き出しましょう
  • その断ち切りたい習慣を続けていたら自分にどんなデメリットが起こるのか、書き出しましょう
  • 取り入れたい習慣を書き出しましょう
  • 習慣を身に着けたら得られるメリットを書き出しましょう
  • 習慣を身に着けたら自分がどんな気持ちになれるのか、書き出しましょう
  • 習慣を身に着けたら他人からどう思われるのか、書き出しましょう

みさちからオススメの心理学

あなたの憂鬱をケアする心理学、仕事のモチベーションを上げる心理学をご紹介します。
よかったら参考にしてみて下さいね(^^)

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