ストレスに強い人はみんなやっている!ストレスを溜めない人になれる心理学
ストレスを溜め込みやすい性格を変えたい
ストレスを上手く解消できるようになりたい
このようなお悩みはありませんか?
実はストレスに対してある心理学的テクニックを使うことで
あなたを苦しみとして溜まっていたストレスがあなたのエネルギーに変えることができます。
つまり、この心理学的テクニックを使えるようになることで
あなたはストレスを溜めやすい人から
ストレスを溜めにくい人、ストレスを自分の味方にできる人
に変わることができるんです。
今回はストレスを抱えている方からのお悩みのご紹介とストレスを溜めにくい人に変えてくれる心理学テクニックをご紹介します。
ストレスを抱え込みやすい性格を治したいです
Enaさん、30歳・女性からのお悩み
私は昔からストレスを溜め込みやすく、ストレスを感じるとそのことばかり考えてしまいます。
ストレスのことを考えないようにしたりしてみてもやはり考えてしまいます。
どうすれば、このストレスが溜まる性格を変えることができますか?
目次
みさちからのメッセージ
Enaさんご相談ありがとうございます。
仕事や人間関係など、実に様々なストレスがありますよね。
ストレスを感じるときの不安や緊張、恐怖はとても強い感情ですので惹きつけられてしまうは当然だと思います。
これまで、ストレスのことを考えないようにして頑張ってストレス対策をしてきたのにも関わらず
ストレスのことが頭に浮かんできてしまいとても辛かったですよね。
Enaさん、本当に頑張られてきましたね。
まず、私からEnaさんにお伝えしたいのはストレスのことは考えてもいいんです。
意外に思われるかもしれませんが
むしろ、ストレスのことをたっぷりと考えて向き合った方がストレスを抱え込まなくなるんです。
ただ、Enaさんは、ストレスに対しての向き合い方がちょっと違ったから抱え込んでしまっていたのですね。
なので
そんなEnaさんに私からオススメしたいストレスを抱え込まないようにする心理テクニックをお伝えしていきますね。
その心理学テクニックとは
ストレスコーピング
です。
ストレスコーピングとは
私達は生活していると仕事や人間関係など様々な場面でストレスを感じますよね。
ストレスコーピングとは、このような様々な場面でストレスを感じたときに、そのストレスに上手く適応し対処する技術や能力のことになります。
コーピングとは心理学用語で「cope」を指し「対処」を意味します。
なのでストレスに対処する能力のことを「ストレスコーピング」と言うんですね。
特にストレスの多い現代社会において、生活の質を高めるためには「ストレスコーピング」を身に付けることがとても大切になります。
ストレスコーピングの種類として
ストレスコーピングは大きく4つに分けることができます。
ストレス解消法
本を読む、アロマを焚く、などストレスを感じたときに自分の好きなことをしてリフレッシュする行動です。
誰かに話す
ストレスに直面した際に、友達や恋人、家族、上司や同僚などに聞いてもらったり、アドバイスをもらいます。
問題の解決策を見出す
どうしたら、そのストレスが解決できるのか解決策を考えます。
焦点を変える
ストレスに対する自分の考え方、受け止め方を変えることでストレスを緩和する対処法です。
みさち流ストレスコーピング
一般的なストレスコーピングはストレスコーピングをどれか1つを行いますが
私から提案するストレスコーピング法は先程ご紹介した4つのストレスコーピングを上手く組み合わせて
手順通り行うことでストレスに上手く適応して対処する能力が高めます。
一般的なストレスコーピングではあまり効果が出なかった方や、ストレスコーピングの効果を高めたい方は是非やってみてくださいね!
みさち流ストレスコーピング法のやり方
私のストレスコーピング法をまずは、ザッと全体的なやり方を軽く説明します。
- ステップ①:ストレス解消法をする
- ステップ②:人に話す
- ステップ③:問題解決法を考える
- ステップ④:焦点を変える
です。
では、それぞれ、やり方をステップ順に詳しく見ていきましょう。
ステップ①、ストレス解消法をする
まず最初に、「ストレス解消法」をしてストレスを減らして気持ちを落ち着かせます。
ストレスを抱えやすい人の特徴としてストレスを感じたとき、ストレスを感じている自分の心の中にこもってしまうんですね。
これはどういうことかと言いますと
ストレスを感じて不安や緊張などを感じると
「不安だな~」「失敗したらどうしよう」
などストレスを感じている自分の心の中に意識を向けてずっと内省しているんですね。
このようにずっとストレスに囚われていると冷静になれないんです。
また、ストレスは思考力を低下させします。
ですから、このような状況では「ステップ②」の人に話してアドバイスをもらっても否定的になって受け止められなかったり
感情的で話が整理されておらず聞き手に上手く話が伝わらないことも多いんです。
「ステップ③」の問題の解決策を考えるや「ステップ④」の焦点を変えることも思考力が必要になりますので
このようなストレスで冷静になれない状況下ではいくら考えても良いことは思い浮かばず、ストレスに上手く対処できにくくなります。
なので、ストレスを感じたらまずは「ストレス解消法」を行うことで
一旦、自分の意識を感じているストレスからストレス解消法に移すことで
ストレスを感じている思考をストップすることができます。
そして、ストレス解消法をすることでストレスが発散されて減りますので
ストレス解消法が終わった後
再びストレスのことを意識したときに、冷静に考えられ前向きな視点をもてたり、解決策を見いだしたりすることがしやすくなるんです。
ストレス解消法をしているときも、たびたびストレスのことを思い出してしまい、ストレス解消法に専念できない方は「瞑想」をオススメします。
瞑想は私達が今すべきこと1点に集中力を発揮してくれる脳~作るトレーニングをしてくれるため、ストレス解消法の効果を高めることができるんです。
また、瞑想自体にもストレス解消効果やストレス耐性を高めてくれる効果もあります。
興味のある方はこの後のオススメの心理学でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね(^^)/
また、効果的なストレス解消法について知りたい方もこの後のオススメの心理学でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね(^^)/
ステップ②、人に話す
次は、人に話してみましょう。
自分の感じているストレスを誰かに話し、自分の感じている感情を表に吐き出すことでストレスも外に吐き出すことができるんですね。
また、相手に自分の感じている気持ちを理解してもらえると心が楽になります。
そして、相手からアドバイスをもらえることで解決策や自分にはない新しい視点をもらうことができます。
ここで注意したいのは、話す人は厳選してさい。
誰でもかれでもいいわけではありません。
人に話すことでも目的は
「ストレスを吐き出すこと」「気持ちをらくにすること」「解決策をもらうこと」
ですので
話すことでこの3つのニーズを満たすことができる人に話さなければ意味がないんですね。
よく、話したら余計にストレスが溜まったとか、気持ちがモヤモヤした、という経験はありませんか?
それはこの3つのニーズを満たすことができてないからなんですね。
なので、Enaさんの気持ちを配慮してくれる人、Enaさんが話しやすいと思う人、Enaさんが信頼できる人
この条件に当てはまる人に話してみましょう。
その中でもEnaさんと似たタイプの人、全く違うタイプの人両方に相談することが特にオススメです。
Enaさんと似た考えの人ですと、視点が似ているので自分にとりこみやすいアドバイスをもらえることができます。
逆にEnaさんと違いタイプの人ですと、自分にはない新たな視点をもらうことができる、というメリットがあります。
ステップ③、解決策を考える
次は②の人に話してもらったアドバイスをもらったうえで自分のス問題はどうしたら改善されるのか解決策を考えてみましょう。
解決策を見いだすことで根本的なストレスの改善に繋げることができます。
ステップ④、焦点を変える
最後のステップはストレスに対する自分の考え方、受け止め方を変えることでストレスを緩和する対処法です。
ストレスとは、自分が起こっている問題に対してネガティブなイメージをしているからこそ、ストレスとして感じています。
つまり、問題に対してネガティブな側面からしか見ていないんですね。
しかし、何事にも表があれば裏も必ずありまます。
なので、その問題のネガティブとは逆のポジティブな側面から問題を見てみよう、
というのがこの「焦点を変える」方法になります。
例1
自転車の事故で骨折して仕事をしばらく休まなければならなくなった
↓
- 事故で足を失わなくてよかった
- 休みができたから新しいことに挑戦できる時間ができた
- 家族とちゃんと向き合う時間がとれる
例2
友達に悪口を言われていた
↓
- 本当はそのように自分のことを思っていることが分かって良かった
- その程度の仲だということが早めに分かって良かった
- 自分の態度を見直すきっかけになった
このように問題の悪い面だけではなく良い面を見ることでストレスが緩和され解決に向けてモチベーションを上げることができるんですね。
ストレスはあなたの味方になるもの
ストレスコーピング、いかがだったでしょうか?
このようにストレスを根本から解消するにはストレスを考えないようにするのではなくと向き合う必要があるんですね。
もし、ストレスを考えないようすると、余計ストレスって心の中に湧いてくるんです。
よく「コレは見ちゃだめだよ」
といわれると、逆にコレを見たくなり気になった経験ありませんか?
私達人間は禁止されると余計気になる生き物なのです。
なので、ストレスを考えないようにすると余計に考えてしまうんです。
そして、考えたくないのに考えてしまう、そんな自分に対してストレスを感じ更にストレスが膨らんでしまうことになってしまうんです。
ですから、Enaさんがストレスを考えないようにすると余計に考えてしまうのは
Enaさんの性格的なものではなく人間として当たり前の摂理ですのでどうか自分を責めないでくださいね。
ストレスは向き合い、適切なコーピングをすることで乗り越えることができます。
私達人間は成長するには問題を乗り越えた先にしかありません。
人間は自分の心に居心地が良くストレスを感じなければ
その心地よさからいつまでもその状況にいつまでも居座ろうとします。
この居座ることこそが現状維持に値します。
現状維持はとても心地よく感じるかもしれませんが、現状維持なので自身への成長はありません。
また、自身が現状維持をしても周りの人達が成長していけばば自分は追い抜かれていきますし、時代は少しづつ必ず変化をしていきますから「現状維持」とは言葉ばかりのもので実際、ずっと現状維持をしていくことは自身の退化を表すんですね。
逆に、問題が起き、自分の心に不快というストレスを感じることで、人間は初めてその状況を変えようとするんですね。
ストレスを感じるからこそ状況を変えようと努力し成長していくことができるんです。
つまり、ストレスは一見悪い物に見えますが、私達を成長させてくれる大切なエネルギーなんです。
なので、ストレスを自分を成長してくれる材料にすればストレスは自分の味方になってくれる、ということなんですね。
そのためにも受けたストレスをどう上手くコーピングして自分の味方にしていくかが大切になります。
Enaさんがストレスを抱えて辛い状況をどうにかするために、私に相談をするという行動をしました。
これも立派なストレスコーピングです。
これからも上手くストレスコーピングをしてストレスを自分の味方に変えていってくださいね。
応援しています。
みさち
みさちからオススメの心理学
あなたのストレスを解消してより良い人生を歩める心理学をご紹介します。
よかったら、是非参考にしてみてくださいね(^^)