自己肯定感の最高の高め方は愛犬にあった!犬と自己肯定感の心理学
「愛犬を飼ってから気持ちが明るくなった」
「愛犬を飼ってから1日の楽しさが増えた」
「愛犬といると心が落ちつく」
このように感じていませんか?
これは単なる気のせいではなく、愛犬と過ごすなかであなたの自己肯定感が上がったからなんです。
実際に ドイツで行われた調査でも
犬を飼っている人はペットを飼っていない人と比較して男女ともに自己肯定感スコアが高い
という結果が出たんです。
自己肯定感はとても大切なものです。
なぜなら、自己肯定感と人生の幸福度には相関性があることが分かっていて
もはや
自己肯定感の高さで人生の幸福度が決まる!
とも言えるでしょう。
そんな、あなたの人生の幸福度の柱となる自己肯定感。
なぜ、愛犬と過ごすことで高められるのかをお話します。
最後には、「あなたと愛犬の自己肯定感を高めるワーク」をご用意しました。
実践することで、あなたはもちろん、愛犬の自己肯定感も高まりお互いの幸福度が上がりますし、あなたと愛犬の関係もよくなります。
また、自己肯定感が高まることであなたの人間関係や仕事など生活全般がグッと良くなりますので
是非トライしてみてくださいね(^^)/
目次
- 自己肯定感が高まるヒケツ1.あなたは大切な人!
- 自己肯定感が高まるヒケツ2.幸せホルモンの分泌
- 自己肯定感が高まるヒケツ3.愛情ホルモンの分泌
- 自己肯定感が高まるヒケツ4.褒める習慣
- あなたと愛犬の自己肯定感を高めるワーク
- みさちからオススメの心理学
自己肯定感が高まるヒケツ1.あなたは大切な人!
あなたは毎日、愛犬を散歩に連れて行ったり、ご飯をあげたりと
愛犬のお世話をしていますよね。
あなたが
「ご飯だよ!」「散歩に行くよ!」
このように声をかけると尻尾を振りながら喜んでる愛犬の姿。
あなたが帰宅して、愛犬が玄関まで尻尾を振って駆け寄ってくれる姿
このような愛犬の姿を見ると、とても愛しい気持ちになますよね。
私達人間は誰かの役にたちたい、貢献したい、という本能を持っています。
なので、愛犬の世話をすることで
「自分が役に立っている」
という感覚が芽生え、自己重要感を満たすことができるんですね。
愛犬は一人では生きられず、あなたの世話を必要としています。
このことから
「この子は私を必要としている」
「この子は私がいることで幸せに暮らせる」
という感覚になり、より自己重要感が高まるんですね。
また、あなたが帰宅したときに
「待ってました!」
とばかりに駆け寄ってくれたり、ふとした時にあなたに近寄ってて来たり、甘える姿
このような愛犬の姿に
「自分が存在するだけで喜んでくれる」
という感覚になれるんですね。
愛犬と一緒に生活をすることで、愛犬はあなたをかけがえのない特別で大切な存在と認識し、あなたを必要としてきます。
このようなことから、愛犬と接しているうちに自分の存在意義を強く感じるため、自然とありのままの自分を肯定できるようになり自己肯定感が高まるんです。
みさちからのアドバイス
- 愛犬の世話をすることで自己重要感を満たすことができます
- 愛犬があなたを必要としていることに自分の存在意義を強く感じ、自己肯定感が高まります
自己肯定感が高まるヒケツ2.幸せホルモンの分泌
愛犬と接することで、癒しされたり、気持ちを明るくするホルモンが私達の脳内から出ることが分かっています。
そのホルモンとは
セロトニン
です。
セロトニンは別名「幸せのホルモン」といわれていて
私達の幸福感を上げたり、副交感神経に働きかけて
興奮した神経を鎮めて脳をリラックスさせ、ストレスを鎮める働きをします。
一方、セロトニンが不足すると、精神が不安定になり、気分が落ち込みやすくなり、うつ病になりやすくなると言われているんです。
また、セロトニンは、幸福感の他にも「意欲」と関連した脳内物質になりますので
セロトニンが活性化すると、清々しい気分となり、やる気がアップし、色んなことに肯定的にチャレンジできるようになれるんですね。
自己肯定感が低い人は落ち込みやすく、引きずりやすいんです。
なので、このようなループをたどり悪循環に陥りやすいんです。
- 落ち込む
- 失敗した自分を責める
- 自分を責めることにより自分に否定的になる
- 自己肯定感が下がる
- 更に落ち込みやすくなる
自己肯定感が低い人は特にこのループの②と③を長く感じる傾向があります。
ですが、愛犬と接すると、嫌なことがあり②や③の状態に陥ってもセロトニンがあなたの脳に分泌されるため
気持ちを立ち直らせてくれて前向きな思考にしてくれるので④の状況に進むことを阻止してくれるんです。
なので、自己肯定感が下がることを阻止できますし、落ち込んでも前向きに捉える思考を作りやすくなり、自己肯定感が高まりやすくなるんですね。
また、自己肯定感は成功体験を積み重ねることで高まると言われています。
つまり、それには色んなことにチャレンジする思考が必要になります。
しかし、自己肯定感が低い人は自分のことを能力が低いと思い込んでいるので
やる前から「自分はできない」と思い込みチャレンジしなかったり
「失敗したらどうしよう」という思いからチャレンジに悲観的になりすぎてチャレンジを避ける傾向があります。
ですが、愛犬と接してセロトニンがたくさん分泌されることで
意欲が沸き、物事に対して肯定的にチャレンジしていくようになれるんです。
例え、上手くいかなくてもセロトニンの意欲の向上や精神の安定効果で試行錯誤して上手く乗り越えることができるようになり自己肯定感を高めることができるんです。
自己肯定感が高まるヒケツ3.愛情ホルモンの分泌
愛犬と接したときに「セロトニン」の他にも私達の脳内で
オキシトシン
というホルモンがたくさん分泌されます。
オキシトシンは「癒やしのホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれています。
オキシトシンには
- 不安な気持ちが和らぐ
- 人に対して優しくなる
- 共感力が高まる
- 人への信頼感が増す
このような働きがあります。
この「人」とは「他人」だけではなく「自分」のことも含めた「人」という意味になります。
なので、自分がミスをして落ち込んでいるとき、嫌なことがあったとき
自己肯定感が低いと
「こんな結果になってしまうなんて、自分はなんてダメだ、、」
「あの時、〇〇してれば、、、」
「どうせ自分にはできないんだ、、」
と、つい自分を強く責めて攻撃してしまいがちです。
ですが、愛犬と接してオキシトシンが分泌されることで
不安な気持ちが和らぐので
ネガティブな感情に支配れていた気持ちが冷静になり、自分を客観的に見れるようになります。
そして、オキシトシンの働きにより、自分への優しさや共感が持てるようになるので
自分の感情に目を向けて、自分に対して
「大変だったね」「辛かったね」
と声をかけてあげることができやすくなるんです。
そして、オキシトシンの働きにより、自分への信頼感が増すので
自分に対して
「今回〇〇で上手くいいかなかったなら、今度△△でやってみたらどうかな?」
「骨折で2か月ですんで良かったよ。人によっては動かなくなっちゃう人もいるし。2か月家にいる間、家で新たにスキル上げる勉強でもやってみたらどうかな?」
このような声掛けを自分にして自分を励まし、新たな視点を与えてモチベーションを上げることができやすくなるんです。
自己肯定感はチャレンジした成功体験の積み重ねで作られていきます。
ですが、最初から何でも思うように上手くはいきません。
歴史に名を残してきた偉人も、失敗から様々な気付きを学び、それを材料に偉業を成し遂げました。
つまり、成功するかを決めるのは
失敗した時の自分の捉え方
なんですね。
失敗をしたとき、自分を責めて否定的になってしまうのか、自分に優しい言葉をかけて励ましモチベーションを上げることができるのか
という、捉え方の違いということです。
オキシトシンは「愛情のホルモン」と言われるように
オキシトシンを分泌させることで、どんな自分に対しても愛を持って優しく接することができるようになります。
なので、ミスをした自分、落ち込んでいる自分にもしっかりと自分に優しい言葉をかけて励ましモチベーションを上げる捉え方をしやすくなれるんですね。
結果、自己肯定感を上げることができるのです。
自分を責める思考を断ち切り、恥や失敗や後悔を味方にして乗り越えるワークはこちらから!もしくは最後のカテゴリー「オススメの心理学」からご覧になれます(^^)/
「引きずっている辛い過去、恥や失敗を乗り越えることができるワーク」
オキシトシンは愛犬と触れたり、見つめ合うことで分泌されます。
また、見つめ合うことに関しては、 脳からオキシトシンが通常の3倍以上も多く分泌されることも分かっているんです。
そして、見つめられた愛犬側も、オキシトシンが分泌されていました。
見つめ合うことで、あなたもペットも癒やされ幸せになれるんですね。
あなたのため、愛犬のためにも、是非たくさん愛犬と接してあげてくださいね。
みさちからのアドバイス
- 愛犬と接すると「オキシトシン」というホルモンがたくさん分泌されます
- オキシトシンが分泌されると不安な気持ちが和らぎ、自分にも他人にも肯定的で優しく接することができます
- 愛犬との触れ合い、見つめあい、撫でることで、あなたも愛犬もお互いにオキシトシンの分泌が起こりますので
積極的に行いましょう - ペットと触れ合うことで、嫌なことや不安を感じてるとき
にも自分に優しい言葉をかけて励ましモチベーションを上げることができやすくなるため、自己肯定感を高めることに繋がります
自己肯定感が高まるヒケツ4.褒める習慣
愛犬が
- 呼んだらすぐに着てくれた!
- トイレが上手にできた!
- こちらが食事中静かに待ってくれた!
こんなとき、しっかり褒めていますか?
実は、愛犬が何かをしたときに積極的に褒める習慣のある飼い主は自己肯定感が高いんです。
よく、褒められると自己肯定感が高まる
と、言いますが、実際は褒める側も自己肯定感が高まります。
というのも、私達人間の脳は対象の相手へ発した言葉の主語を認識せずに処理をするという性質を持っています。
つまり、主語が理解できないので、脳は自分が発した言葉全てを自分のこととして捉えて鵜呑みにしてしまうんですね。
このような話をすると
「いや、いや、ちゃんと相手に言ってる認識はあるよ!」
と、返されてしまうのですが
具体的に言いますと
思考は自分と相手の主語を認識していますが、感情は主語を認識できない
と、いうことなんです。
ますます、混乱してきちゃいましたかね(^o^;
これを説明するには、私達の脳の仕組みをお話しする必要があります。
私達の脳は高度な精神活動ができる「新しい脳」と
本能的な活動を行う「古い脳」
という2種類が存在しています。
「新しい脳」とは大脳新皮質と呼ばれ、思考や理性や知性を司り、あなたが発した言葉の主語を理解することができます。
脳の大脳新皮質以外の部分を「古い脳」と呼ばれていて、あなたが発した言葉の主語を認識することはできません。
感情を司る部位はこの「古い脳」に当たるので、あなたが相手に向けて発した言葉でも主語を理解できず自分のことだと捉えてしまいます。
なので、あなたが愛犬を
「〇〇ちゃん(愛犬の名前)、よくできたね!」
と、褒めることで
大脳新皮質は
「〇〇ちゃん(愛犬の名前)、よくできたね!」
と、言葉を主語を含めて全部しっかりと認識しているですが、
一方感情は、主語が分からないので
「よくできたね!」
と、認識します。
なので、自分が上手くできて褒められたと認識し、達成感を感じるんですね。
ですので、自分ではなく愛犬を褒めた場合も、自分を褒めたことと同じ効果が生じるんです。
結果、愛犬を褒める習慣をつけることで、どんどん自信がついて、自己肯定感が高まることに繋がるんですね。
相手を褒めると気分がよくなったり、誰かの悪口を言ったら気分が悪くなった。
なんて、経験はありませんか?
これは、このようなことから来ているんですね。
実際、心理学でも、
相手の悪口を言うと、言ってる側も傷つきやすくなったり、気分が悪くなったり、攻撃的になることが分かっています。
褒めても、悪口を言っても
自分のしたことはどんなことでも、ちゃんと自分に返ってくる
と、いうことなんですね。
私達人間は無意識にも「自分とは〇〇だ」というラベリングを貼り、思い込みを持っています。
自己肯定感の低い人は、この自分に対するセルフイメージが低い傾向にあります。
そのため、なかなか自分を肯定したり、褒めることが苦手なんですね。
だからこそ、愛犬の良いところに意識をして今まで以上に褒めてあげましょう。
愛犬を褒めることの素晴らしいところは、褒められた愛犬の自己肯定感も高まるんです!
愛犬をよく褒める習慣を持つことで、あなたも愛犬もお互いの自己肯定感を高めることができるんですね。
あなたと愛犬のために、愛犬を褒める習慣を是非身につけてみましょう!
みさちからのアドバイス
- 愛犬を褒めると、あなたも褒められた愛犬の自己肯定感も高まります
- 脳は言葉の主語を理解できないので、愛犬を褒めると、自分を同じように褒められた気持ちが生じますので、結果自分のセルフイメージの向上に繋がります
- あなたと愛犬のために、愛犬を積極的に褒める習慣を是非身につけましょう
あなたと愛犬の自己肯定感を高めるワーク
あなたと愛犬の自己肯定感を高めるためのワークをご用意しました!
毎日こちらのワークをチェックして実践することで
あなたはもちろん愛犬の自己肯定感が高まりお互いの幸福度が上がりますし、あなたと愛犬の関係もよくなります。
また、自己肯定感が高まることであなたの人間関係や仕事など身の回りのこともグッと良くなりますので是非トライしてみてくださいね(^^)/
ワーク1
愛犬をお散歩したり、餌をあげたり、身体を洗ってあげたり、遊んであげたり
このように、あなたが愛犬の世話をしてるとき。
「この子は私を必要としている」
「この子は私が幸せにしてあげる」
と、心の中で3回思ったり、愛犬に優しく話してみましょう。
ワーク2
あなたが愛犬に声をかけをしたり、接したときの喜んでる愛犬の姿を見たとき。
愛犬があなたのそばに寄ってきたとき。
「私はこの子に必要とされている」
「私はこの子にとって特別な存在だ」
と、心の中で3回思ったり、愛犬に優しく話してみましょう。
ワーク3
耳の後ろ、首周り、顎の下、背中、身体の横など
愛犬の身体を毛並みに沿って優しくゆっくり撫でてあげしょう。
ワーク4
愛犬にニッコリ自然な笑顔で見つめ「大好きだよ」など愛情表情の言葉を声掛けをしてみましょう。
愛情表情の言葉が照れくさい場合は、慣れるまでは愛犬の名前を呼ぶことから始めてみましょう。
笑顔で愛犬を見つめながら、何かホッコリするような一言を、かけてみることが大切です、
笑顔がぎこちない、笑顔がなかなか作れない。
そんな方はこちらのワークをすることで愛犬を癒せる優しい笑顔を作ることができます。
ワーク5
愛犬を1日3回以上(休日は5回以上)を目安に、笑顔で撫でながら褒めてみましょう。
「すご〜い!」「いい子!」「偉いね〜!」
褒めるときのポイント
- 褒め言葉は犬が聞き取りやすいような短い言葉にしましょう
- 初めのうちは褒め言葉を統一して同じ褒め言葉を使って褒めましょう
みさちからオススメの心理学
私から皆さんに、愛犬との仲が深まる心理学、あなたのじんせいがよくなる心理学をご紹介します。
よかったら、是非さんこうにしてみてくださいね(^^)
あなたも愛犬の癒し、幸福感が絶大にアップ!
「癒やしのホルモンが絶大すぎる!ペットと人の癒やしの心理学」
実は愛犬はあなたと話したがっているんです!
「飼い主と愛犬の絆と幸せが爆上がり!愛犬に話しかけるメリットの心理学」
心も身体も強く健康に若々しくなれる!
「1日5分から人生が変わる、マインドフルネス瞑想」
辛い過去を手放して乗り越えることができる!
「引きずっている辛い過去、恥や失敗を乗り越えることができるワーク」
辛い過去をあなたの味方に変えることができる!
「恥や失敗を味方にして成長できるワーク」