痩せたいのに食べてしまうを今すぐ楽々ストップ!心理学的食欲コントロール法

ダイエットをしているのについ食べてしまう
そんなお悩みはありませんか?
今回はそんな方からのお悩みをいただきましたのでご紹介します。
そして、そのお悩みを解決するための気軽にできる心理学的食欲のコントロール法をお話します。
この心理学的食欲コントロール法はメンタルに直接アプローチするものですので、
実践することで、無理なく自然に食欲をコントロールできるのはもちろん
「禁煙したい」などあなたが悪い習慣を断ち切ることにも活用することができますので
是非、活用してみて下さいね(^^)
痩せたいのに食べてしまいます(Yuさん、男性・35歳)
先月からダイエットを始め1か月がたったのですが、食べ物への欲求が抑えられず「食べてはいけない」と自分に言い聞かせてもどうしても食べてしまいます。
そのせいか運動はしているものの体重が思うように減りません。
もともと、後先考えず行動する癖があるので、このような自分では性格的に食欲をコントロールするのは難しいのでしょうか?
目次
みさちからのメッセージ
Yuさん、ご相談ありがとうございます。
私も食べることが大好きなのでお気持ちすごく分かります。
街を歩けばたくさんの魅力的なスイーツのお店など、誘惑がありふれてしますよね。
人間は生きていくうえで大切な3大欲求というものがあり
その3大欲求とは「食欲」「性欲」「睡眠欲」と言われています。
つまり、Yuさんが「食べたいな~」って思うのはYuさんが健全な証拠なんですね。
そして、食欲は生きていくうえで大切な欲求ですから
食べ物の誘惑の力ってものすごく強いんです。
なので、食欲を意志の力だけではコントロールするのはとても難しいことなんです。
それに加えて、人間は元々意思が弱い生き物ですので
「食べ物を食べてはいけない」と意志の力だけに頼るとダイエットは失敗します。
ですから、意志の力に頼ればYuさんに限らず誰でも失敗はするのは当たり前なので
どうか自分のことを責めないでくださいね。
けれど、ダイエットをしているわけではないのに食事を摂生していたり、食事を調整してダイエットに成功している人っていますよね。
そう言う人達は実は意志の力に頼っているのではなく
食べ物への欲求を上手くコントロールすることで食事への自制心を発揮しているんですね。
例えて言うなら、極寒の場所に行ったときに意志の力だけに頼ろうとする人は
「寒いのは気合で乗り切れる!」
と、何も防寒対策をせずに気合だけで乗り切ろうとしている感じです。
これではやがて寒さで体調崩しかねないですし、寒さに耐えれるのも時間の問題です。
上手く自制心を発揮できる人は寒さに耐えれるように厚着をしたり、ヒーターを用いたり、身体を動かしたりと様々な防寒対策と工夫をし、寒さをコントロールして寒さを感じにくくしている感じです。
こう聞くと、物事を意志の力任せて遂行することがいかに難関度が高く
逆に物事に対して工夫し上手くコントロールする方がいかに達成率が高いことがお分かりいただけると思います。
ですので、食欲をいかに意志の力に頼らず正しいコントロール法を知り、コントロールするかが食欲を自制できるカギになるんですね。
では、意志の力に頼らずに食べ物への欲求をコントロールする方法を幾つかご紹介します。
試しやすい物からトライしてみてくださいね。
今日あることは明日も続く
お腹が満たされてないと間食をしたくなったり、ご飯を多めに食べたくなりますよね。
そんな時
「今日あることは明日も続く」
と心の中で唱えてみてください。
これはどういうことかと言いますと、
よく間食したくなったとき、ご飯をもう少し食べたいとき
「今日だけはいっか」
と思って食べてしまったことありませんか?
ちなみにそれ、本当に今日だけでその後は起こませんでしたか?
このような質問をすると、ほとんどの方が「NO」と答えます。
そう答えは「NO」なんです。
あなたの一昨日、昨日、今日と振り返ってみてください。
おそらく、同じ行いをしている事が多いことに気付くのではないでしょうか。
人間の行動は殆どが習慣で作られているといわれています。ですので、今日したことは高確率で明日もしてしまうのです。
家で入浴後や食後を夜食を食べてしまったら明日もかなりの確立で食べている
ということなんです。
今日の行動が続けばYuさんんはこの先変わることはない
ということです。
逆を言えば食べ物の欲求が出たときにこの言葉を唱えて自制することができれば明日も自制する確執はかなり上がることになります。
何かを食べたくなったときは
「今日あることは明日も続く」
と心の中で唱えてみてくださいね。
坂本九さんの有名な曲に「明日があるさ」という曲があります。
その歌詞の中に
「明日がある、明日がある、明日があるさ」
という歌詞があります。
その歌詞を
「明日もある、明日もある、明日もあるさ〜」
に変えてみて歌ってみるのも効果的かもしれませんね。
未来の自分を想像する
私達は色々なことがあるので、人間は誰でも感情の浮き沈みがあるんです。
常にポジティブで良い状態でいる人なんていません。
なので、Yuさんがこれからダイエットをするにあたって
「今日くらい食べてもいいかな」
「ダイエット、気分が乗らないな~」
と、思うときがあると思います。
そんな時はこの3つの言葉を思い出してみてください。
- ダイエットに成功したら自分はどんなものが得られるのか。
- ダイエットに成功したら周りの人ににどう思ってもらえるのだろうか。
- 自分がダイエットをサボったらその先の自分はどんな自分になっているのだろうか。
- ダイエットをサボったら、その先どんな悪いことが起きるのだろうか。
この4つを考えるだけでやる気の上がらないときでも
モチベーションが得られると思います。
やる気の上がらないときはこの「4つ言葉」を思い出してみて下さいね。
面倒臭くする
私達は生きていくために食べることは必要なので
家に食料は幾つかストックしていますよね。
その中で自分が間食しそうなもの、誘惑に負けて食べてしまいそうなものをチョイスし
食べるまでに手順をふみ時間がかかる環境を作りましょう。
例えば、クッキーをチョイスしたとしたら
お菓子の箱をサランラップをきれいにぐるぐるに巻きます。
それをジップロックにいれ、更に箱に入れて棚の高いとこに置いてみる。
など、食べたくなってもその物を食べるまでに手間と時間がかるようにしておくんです。
こうすることで、手軽に食べられなくなりますので食べ物の欲求を減らすことができるんですね。
ちなみにサランラップを使用する場合は
あえてきれいに巻くルールを設けることをオススメします。
オススメする理由はきれいに巻くことで、その物を食べようとするときに
「こんなに時間をかけてきれいに巻いたのにラップを剥がすのはもったいないな」
「この、お菓子を食べたらまたサランラップを巻かないといけないのか」
という気持ちを感じるのでその物を安易に食べづらくなるんです。
間食しそうなものは食べるのに面倒臭くする、試してみる価値ありです。
ルールを作る
続いての食欲コントロール法は「ルールを作る」です。
私達人間は心理学的に「何か食べたい」と感じたときに
5分ほど何か別のことをすると、その感じた欲求が散ることが分かっています。
何か食べたいときに、食べることではなく別のことをすることで
その行動に意識が向くため、食べたい欲求を散らすことができるんですね。
なのでもし
- 何か食べたくなったときは5分深呼吸をする
- 何か食べたくなったときはスクワットをする
- 何か食べたくなったときは読書をする
など、何か食べたくなったときにどのような行動を取るのか明確なルールを作っておきましょう。
視覚を活用する
続いての食欲コントロール法は「視覚を活用する」です。
これはどういう方法かと言いますと
間食しそうな食べ物のパッケージなどに
「自分がこうなりたくないなって思う人の写真」「どくろマーク」「バッテンマーク」「カビや昆虫の写真」など
自分がそれを見ることで食欲が減りそうな物を貼り付けておきましょう。
こうすることで、食欲の欲求に負けて食べ物に手が出そうなとき、食欲を減退させることができます。
先程ご紹介した前項の「面倒臭くする」と合わせることで更に食欲コントロールの効果をアップすることができますよ。
感謝の気持ちを持つ
最後にご紹介する食欲コントロール法は「感謝の気持ち」を持つです。
食欲と感謝、どう関係があるのか疑問を持たれるかもしれませんが
研究で感謝の気持ちを持つと自制心が高まることが分かっています。
感謝と自制心の関連性を調べた実験では
脳の感謝の気持ちを司る部分を一時的にTMSという磁気でショックを与えて止めると目先にあるお金に我慢できなくなったりすることが分かりました。
つまり、私達人間は感謝を司る箇所を止めると自制心が弱まり我慢できなくなる、ということなんですね。
ですので、1日の中で定期的に
自分は今日は誰に感謝したいのだろか
自分が生きていた中で誰に感謝をしたいのだろうか
ということを2~3つ思い出す「感謝タイム」を設けてみましょう。
日頃から感謝できる習慣を身に付けることで、自制心がアップし食欲を上手くコントロールできるようになりますよ!
最強の武器を活かすそう
いかがだったでしょうか?
Yuさんがこれまで食欲に負けてしまっていたのはYuさんの性格的が悪いのではありません。
正しいコントロールの仕方を知らなかっただけなんです。
いわば、これまでのYuさんは車の運転で言うなら
運転方法が分からないのに「自分は運転できるはず」という思い込みだけで運転しようとしていたということなんです。
これではどんな人でも上手くできなくて当然ですよね。
どんな人も車の運転方法を知らなければ、上手く運転することができません。
運転方法を知ることで初めて車を上手くコントロールし運転できるようになります。
これは食欲のコントロールも同じことなんですね。
Yuさんは食欲のコントロール法という食欲をコントロールする最強の武器を手に入れました。
これを上手く活かすかはYuさん次第です。
Yuさんは、これまで好きな物を我慢せず食べられるという快適な環境を断ち切り自分を変えようと決心したからこそ、ダイエットに踏み切ったと思います。
その決心ができ、自分を変えよう、自分と向き合おうとしたYuさんは本当に素晴らしいと思います。
そんな素晴らしい決断力と自分と向き合う強さを持っているYuさんならコントロール法を上手く活かすことができればきっと大丈夫だと思います。
Yuさん、ダイエット頑張ってくださいね。
応援しています。
みさち
みさちからオススメの心理学
皆さんのダイエットや健康、美容、メンタルの向上など自分をより良く変えるための心理学をご紹介します。
よかったら参考にしてみて下さいね(^^)

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