君のためなら!いつまでも愛され尽くされる女性になれる心理学
あなたは
「彼に好かれるためにはには尽くさなくちゃ!」
と思っていませんか?
これ、実は大きな間違いなんです。
あなたが尽くせば尽くすほど、
あなたは愛される女性から遠ざかり
あなたが彼のため良かれと思ってしたことが彼の心に響かなくなってしまう
という悲しい現象が起きてしまうんです。
尽くす女性の害はこちらからご覧ください。
もしくは、最後のカテゴリー「みさちからオススメの心理学」からも見ることができます。
「失恋まっしぐら!尽くす女性は愛されない、尽くす女の心理学」
なので、彼から愛されるには
尽くすことを辞める
ことです。
あなたが尽くすことを辞めることで初めて彼から愛されます。
そして、あなたは
男性は尽くした女性を好きになる
ということをご存じですか?
あなたが尽くす女性から卒業するには、なぜそのようなことが起こるのかを原理を理解することが大切です。
これから一緒に学んでいきましょう!
目次
男性は尽くした女性を好きになる
なぜ、男性は自分が尽くした女性を好きなるのか4つの理由からお話してきます。
まずは、質問です。
あなたはその人のために
「何かしてあげたい」「助けてあげたい」
と思う人はどんな人ですか?
どんな人かイメージしてみましょう。
おそらく、あなたの頭の中では、パートナー、家族、友達、仲間などが思い浮かんだのではないでしょうか?
もう一つ、質問します。
その思い浮かんだ人達の共通点は自分にとってどんなことですか?
おそらく、自分にとって
「大切な人」「親しい人」「好意がある人」
ではないでしょうか。
実際にあなたも、彼のことが大切だから、好きだからこそ世話を焼いたり、何かをしてあげたくなるのではないでしょうか。
そう、私達人間は自分にとって大切だと思う人、親しいと思う人に対して
「何かをしてあげたい」「助けてあげたい」
と思う本能を持っているんです。
実はこの本能、逆でも起きるんです。
どういうことかと言いますと、仮にあなたが何かで困っていて、あなたに対して親近感を感じていない相手があなたに何か手助けしてあげると相手の脳の中で何が起こるのかというと
相手の脳の中では
「自分は親しいと思う人を助ける」
「けど、自分はあの人(あなた)と親しくない」
という矛盾が発生します。
人間の脳は矛盾や一貫性がない物を嫌い、一貫性を保ちたい習性があるので、あなたを助けてしまった事実はすでに起きてしまったことですから変えることはできません。
なので、 自分の気持ちと行動の矛盾を解消して一貫性を取るために、脳はすでに起きてしまった変えれない自分の行動ではなく自分の考え方を変えようとするんですね。
そうすると相手の脳が、あなたをなぜ助けた理由付けとして
「自分はあの人(あなた)を好きだから助けた」
とか
「自分はあの人(あなた)に親近感を感じているから助けた」
などと認識するようになるんです。
つまり、私達人間は人に好意や親近感が生まれるのは
相手に助けてもらったから
ではなく
相手を助けた
からで
私達人間が好意や親近感を持つ人は
自分が助けてもらった人
ではなく
自分が助けた人
なのです。
なので、あなたが彼のために尽くせば「良い人」とは思ってくれるでしょう。
ただ、だからと言ってそれが愛に繋がるわけではないのです。
逆にあなたがあれこれ尽くすことで、彼があなたに何か助けする隙を与えないため、あなたは愛から遠ざかってしまうんです。
そして、あなたが何でもすることで彼は
「この子は自分が支えなくてもやっていけるろう」
と恋愛対象から見切りをつけられてしまいやすくもなってしまうんです。
男性は尽くした女性ほど手放せなくなる
男性は自分が尽くした女性ほどゾッコンになるんです。
その理由が心理学でいう
サンクコスト効果
になります。
サンクコスト効果のサンクコストとは
すでに支払ってしまい取り戻すことができない金銭的、時間的、労力的コスト
のことを指し
サンクコスト効果とは
今まで自分が投資した金額や時間、労力を惜しみ、 その投資を継続してしまう心理的現象
なんです。
サンクコスト効果の例として
パチンコや競馬に負けて、つぎ込んだお金を取り戻すために更にお金をつぎ込んでしまう、なんてよく聞く話ですよね。
ホストやホステスさんにハマってしまうのも、このサンクコスト効果にあります。
ホストやホステスさん惹かれ貢いでいくうちに
「これだけお金を使ったんだから見返りがある」
と、どんどん入れ込んでしまうんです。
他にも
映画館に映画を見に行き、映画を観るのに1,800円支払い席に付きましたが、映画は面白くありません。
こんなとき、合理的に考えれば時間を無駄にしないように、すぐに映画館を出ると思います。
しかし1,800円というサンクコストを考え
「せっかくお金を払ったから勿体ない」
という心理が働き、最後まで映画を見てしまう。
これもサンクコスト効果によるものです。
これは、どうでしょうか?
あなたは、雑貨を作ることにしました。
その雑貨は細かい地道な作業が多く、2か月の月日を費やし完成し、材料費も3万円かかりました。
ですが、その数年後その置物を殆ど使っていないことに気付きました。
さて、あなたはどうしますか?
- いつか使うだろうとりあえず取っておく
- 捨てる
この質問に殆どの人が「A」を選択します。
合理的に考えれば、数年間も使わなければ使う可能性は非常に低いのですから捨てるという判断が正しいのですが、これまでかけた労力やコストを考えると捨てるのは「もったいない」と感じてしまうのです。
では、次の場合はどうでしょうか。
先程の雑貨が自分で手間暇かけて作ったものではなく何かの懸賞で当たった雑貨だとしたら、あなたはどうしますか?
- いつか使うだろうとりあえず取っておく
- 捨てる
こちらの場合は、おそらく「B」を選択するのではないでしょうか。
雑貨を「自分で手間暇かけて制作した場合」と「もらった場合」とでは、同じ雑貨という条件でありながらも判断が変わりました。
自分で制作した場合はサンクコスト効果が働き「使っていないけど捨てない」という選択をしてしまうのです。
このサンクコスト効果が恋愛ではどのように影響するのかと言いますと
- 100万円のデート費用を払った女性と1万円デート費用を払った女性だと100万円の女性のほうが手放すのが惜しい。
- 頼みごとを引き受け、労力と時間をたくさん使った女性と頼みごとをされていない女性では頼みごとを引き受けた女性を手放すのが惜しい。
ということになるんです。
こうなるのは、男性の脳の中に無意識にサンクコストバイアスが働き
「ここで止めたら今までの努力が無駄になってしまう」
と思うからです。
こうなると、尽くし続けてくれるようになるのです。
つまり
男性にたくさん尽くしてもらいコストをかけられた女性ほど、男性にとって手放したくない女性になれる
ということなんです。
なので、あなたがこれまで彼のために尽くしてきたことを辞めて、彼に積極的にお願い事、頼みごとをしてコストをかけてもらうことで、彼にとって初めて手放したくないゾッコンの女性になれるのです。
そして、本当にあなたがするべきことは彼に尽くす努力をするのではなく 、彼に「コストをかけてもいいな」と思われる魅力的な女性になる努力をすることなのです。
男性は弱みを見せる女性が好き
あなたは彼の前では
できる女性でいたい!
自分のことは自分ででしなくちゃ!
と、思っていませんか?
実は男性は、何でもできる女性よりも、できない弱い自分を出す女性の方が男性から愛されるんです。
というのも、男性は元々ヒーロー願望があり「誰かを守りたい」という本能を持っています。
その証拠に、男性は子供のころからヒーロー物の作品を好みますし、ヒーローごっこを楽しみます。
それは、自分にはヒーロー願望があり、ヒーローに憧れを抱いているからこその表われだからです。
なので、男性は女性に何か頼まれたり、弱みをみせられると「親しみ」を感じたり、「守ってあげたい」「支えてあげたい」
という気持ちが働き、心を掴むことができるんです。
ですので、あなたが尽くし何でもしてあげることは男性のヒーロー願望を満たすことができず愛が深まることはないんです。
男性は尽くした女性と一緒にいると幸せを感じる
心理学では、利他的な行動は自尊心を高めて人生の幸度度を高めることが分かっています。
利他的な行為つまり、他人に貢献して喜ばれる行動をすると「自分は誰かの役にたっているんだ」
という感覚が生まれて、自分の価値を実感できるんですね。
自分の価値を実感できれば自尊心が上がり幸福感を感じられるということなんです。
つまり、これを恋愛に当てはめますと
彼があなたのために何かをやってあげることで
「自分は必要とされている」
と感じることができ、自分の存在意義を強く感じ、自己重要感を感じることができます。
そして、自分があなたの役にたてたという充足感が彼を幸せな気持ちにさせるんですね。
そうなると、彼はあなたと一緒にいて幸せだなって思うようになれるんです。
尽くされ続けている女性が共通してやっていること
ここまで、なぜ男性が尽くした女性を好きになるのかをお話しましてきましたが、男性が尽くした女性を好きになるのは自分が女性に尽くしたという行動台だけでは残念ながら物足りません。
尽くされ続け愛されている女性は共通してあることをしています。
それは
感謝
です。
彼があなたにしてくれたことやかけてくれた言葉に対して感謝を伝えましょう。
感謝には、絶大な効果があることが分かっています。
人は感謝をされると、自分が役に立てたことを確信することができます。
それにより、強い自己重要感と幸福感を感じることができ、感謝を伝えた相手に対し好感度、親近感や親密度が増すことが分かっているんです。
なので、尽くした先に、あなたからの感謝があることで
幸福感や親近感からあなたに対して
「もっと何かしてあげたい!」
と思うようになり、あなたは尽くす人から尽くされる人になれるんです。
もしあなたがしてもらうばかりで申し訳ないと思うのなら
彼が何かしてくれたら、あなたは精一杯心を込めた感謝をお返しをしてください。
それが彼が望んでいる、一番のご褒美なんです。
尽くす女性から愛される女性になれるワーク
尽くすことがいかに男性からの愛を遠ざけてしまうこと。
そして、男性は自分が尽くした女性のことを好きになることがお分かりいただけたと思います。
なので、あなたが彼に尽くすことを辞めることで、長期的に愛される女性になれるのです。
しかし、頭では尽くさない方が良いと分かっていても長年自分が信じてやってきた行動を修正するのってなかなか難しいんです。
そこで
「分かってはいるけど尽くすのを辞められない!」
という方のためにワークをご用意しました。
ワークでは、 あなたの尽くす行動から愛される女性の行動に修正するワークをすることで
尽くす女性から卒業することができ、彼に愛される女性になることができるんです。
そんなワークはこちらから、もしくは「オススメの心理学」からどうぞ(^^)/
「尽くす女はもう卒業!手離せない女性になれるワーク」
みさちからオススメの心理学
あなたの尽くす女性度がどれくらいかが分かる!
「あなたの尽くす女性度はどれくらい?尽くす女性度診断」
彼ともっと深い関係になれる話し合いができる!
「長く親密でいられるかは話し合いで決まる!夫婦、カップルのための親密になれる話し合いができるワーク」
尽くす女性は愛されない!尽くす女性の害がまる分かり!
「失恋まっしぐら!尽くす女性は愛されない、尽くす女性の心理学」
尽くす女性から卒業して愛される女性になれる!
「尽くす女はもう卒業!手離せない女になれるワーク」