失恋まっしぐら！尽くす女性は愛されない、尽くす女の心理学

悩みを解決する心理学

2021年07月07日

彼に愛されるために、喜んでもらうために、良い彼女になるために
自分の時間を減らし、一生懸命頑張っていませんか？

しかし、もしかしたらあなたが彼のために良かれとしているその行動が逆効果になってるかもしれないしれないんです。

今回は多くの人がハマり、彼に大事にされない恋愛をしてしまう尽くす行動の害についてお話します。

あなたがどれくらい尽くす女性になっているのかが
わかる「尽くす女性度診断」が、最後のカテゴリー「オススメの心理学」からできますので、興味がある方は、やってみてくださいね(^^)

尽くせば尽くすほど愛されない、尽くす女性の害

彼のために尽くしているのにあなたが尽くせば尽くすほど、あなたは愛される女性から遠ざかってしまう、、
なぜこのようなことが起きてしまうのか「尽くす女性の害」についてお話します。

尽くす女性は不幸になる

上下関係というと上司部下、生徒と先生のような権威が発生するようなものを想像してしまうかもしれませんが恋愛においての上下関係はちょっと違います。
どういうことかといいますと、恋愛において上で関係がなく対等な場合はお互いに対する愛情の度合いが対等なんです。
お互いの愛情の度合いが対等だからこそ立場が対等になれます。
しかし、どちらかが相手に依存してしまうと、お互いの愛情のバランスが崩れて対等ではなくなり上下関係ができてしまうんです。
つまり相手に依存して追う側が下で、追われる側が上になるということです。
尽くすという行為は相手のために自分の時間を使って投資しますので相手に依存する行為になるんですね。

上下関係ができると、相手に与える愛情の度合いが変わってきますので、尽くす側は同じように相手から愛情を得られないことに
「好きだけど辛い」「好きだけどしんどい」
と感じながら付き合っていくことになり、本来幸せになるために付き合ったのに逆に辛い恋愛になってしまうんです。
私がカウンセリングしたクライアントさんでも、このような状態が続き精神的に限界に達して恋愛が終わってしまった方はとても多いんです。

恋愛は本来、一緒に幸せを作っていくものです。
一緒に精神的に支え合い絆を深めていくものです。
それは、対等な立場だからこそできることです。

対等ではない恋愛には価値のある物は何も生みだせません。
なので

恋愛は対等な立場でしか成り立たない

ということを忘れないでください。

尽くす程度も彼があなたにしてくれるのと同じ程度に合わせてみましょう。

尽くす女性は浮気されやすい

女性が尽くし彼に依存し追う立場になってしまいますと、「自分はめちゃくちゃ愛されてる」と自覚するため男性側は彼女を追いかける必要がなくなります。

男性は古代から狩猟本能が身についていますので、追いかける物に魅力を感じる生き物なんです。
なので、自分がめちゃくちゃ愛されてると自覚してる男子は、他の追いかける必要性のある女性に目が行きやすくなるんですね。

よく「安定があるからこそリスクが取れる」と言いますが、まさにこの言葉通りで
彼女が尽くし惜しみなく愛を与えているため、彼に「帰る場所が確実にある安心感」があるからこそ、彼をそうさせてます。

尽くす女性は振り回せれる

彼女が尽くし何でもしてくれることで、彼の中でそんな彼女のことを無意識に
「何でもしてくれる人」「何でも言うことを聞いてくれる人」
というラベリングが貼られます。

尽くす女性はは頼られるのが好きという特徴を持っています。
彼に頼られると嬉しくて精一杯尽くしてませんか？

しかし、あなたが尽くせば尽くすほど、彼との間に上下関係が広がりあなたに一方的に要望をするような関係が作られていきます。
自分が無理そうなこと、忙しい時はきちんと断ることも対等な関係を作る上で大切なことです。
尽くすのが愛情なのではなく、対等な関係を築くことが愛情だということを忘れないでくださいね。

尽くす女性は飽きられる

飽きられる女性がよくする特徴があります。
それこそ

彼氏に尽くすという

特徴です。

あなたが尽くせば尽くすほど、あなたは飽きられない女性から遠ざかり、あなたが彼のため良かれと思ってしたことが彼の心に響かなくなってしまう。
という悲しい現象が起きてしまうんです。

なぜ、そんなことが起きてしまうのかと言いますと
あなたが普段から彼のためにあれこれ色々と尽くすことで、彼はあなたのことを無意識に
「何でもしてくれる親切な人」「〇〇してくれる人」
などとラベリングをするようになります。
そうなると、彼はあなたにしてもらうことに慣れてしまい何も感じなくなってしまうのです。

実際、夜景がきれいに見えるタワーマンションに住んだ人は最初の数日は窓から見える夜景にとても感動するのですが、しだいに窓から見える夜景が当たり前のようになり、感動はなくなり景色さえ見なくなってしまうんです。
これと同じことが、あなたが尽くすことに対して彼の心の中でも起こってしまうんですね。
人は順応性の高い性質を持っていますので、どんなに特異な状況でも少し経つとそれに慣れてしまう生き物なんです。

よく、一人暮らしの人から
「一人暮らしをして初めて親が家事をしてくれてたありがたみが分かった」
という話をよく聞きますが、これは実家にいたころは親にご飯を作ってもらったり、洗濯をしてもらったりと家事をしてもらうのが当たり前になっていて何も感じていなかったけど、一人暮らしをしてそれが当たり前ではなくなって初めてありがたみに気付くというケースです。
私も一人暮らしをした頃は同じことを思いました。

体調を崩したときも、普段気付かなかった健康のありがたみに気付きますよね。

あなたが無人島で暮らすことになったら、今まで当たり前のように感じていた水道をひねったら出てくる水やスイッチを入れたら灯る明かりに感謝の気持ちが沸くようになるでしょう。
要するに、あなたが尽くしてしまうと、例えあなたが彼のためにどんなに頑張ってしたことでも、彼の中であなたのしたことの認識は、日頃当たり前のように使っている水道や電気が供給されたときの認識と同じくらいの認識になり、ありがたみが薄れてしまうんですね。

なので、彼を尽くすのを辞めて、たまにするくらいに抑えて彼に慣れさせないようにすることで、彼にとってあなたの取る行動の1つ1つが特別に感じさせることができ、彼の心に刺さる感覚を作ることができるんですね。

尽くす女性は恋愛対象から外れる

あなたが
ご飯作って、着替えを用意して、掃除して、洗濯物をして、、
これって、もうお母さんですよね。

彼女が彼のためにアレもコレもしてあげると彼は実家で生活しているような気持ちになり、次第にあなたをお母さんのような存在として見るようになっていくんです。
彼女が彼のために頑張ってしていることも当たり前になり感謝もされなくなってきます。

あなたもお母さんは好きだけどその好きは家族としての好きであって、決して恋愛対象の好きではないですよね。
つまり最初恋愛対象としていた彼女が、自分のために何でもしてくれることでお母さん化してしまい、恋愛感情が薄れていき、やがては恋愛対象として見れなくなってしまうんです。
私のクライアントさんで彼女への気持ちが冷めた理由として、とても多いのがこの「お母さん化現象」なんです。

尽くす女性は尽くしてもらえない

彼女が日頃からアレもコレもとやってあげることで、彼はあなたに手助けする隙を与えなくなるんです。
そうなると彼はあなたに何かできなくなるのは当然の原理なんです。

また、彼女が尽くすことで「自分はめちゃくちゃ愛されてる」と自覚するため男性側は彼女を追いかける必要がなくなりますので、彼女に何かしようという気持ちが薄れてしまうんです。
「自分は何もしない今の状態でメチャクチャ愛されているのだから、今のままでいい」という判断に至ってしまうんです。

尽くす女は物足りなくなる

彼の言うことはなるべく聞いてあげたい
彼に嫌われたくない、失いたくない

そんな思いから、彼や二人の関係に何か不満があっても、言えなかったり、我慢していませんか？

このような不満がありながらも自分が言わなければ穏便に過ごせる
自分が我慢をすれば彼の要望を叶えてあげられる
と思うかもしれませんが
これもすごく逆効果なんです。

なぜかと言いますと、二人の関係から生まれるこの不満、一見ネガティブなものに思えますが、実は彼と親密な深い関係になれるチャンスなんです。

というのも、彼や二人の関係に対しての不満は話し合って解決することで、二人の間に良い変化を生み出し二人の理解が深まりますし、二人の関係性が成長し良い関係を構築することができます。
なので、不満があるとき「彼の気分を害したくない」という理由から、つい我慢してしまうと、これはお互いに関係性に変化や成長がないばかりか、不満を溜め込みどんどん溝が深くなっていってしまい逆効果なんですね。

例えて言うなら、何か臭うものがあったときとりあえず芳香剤を置いてごまかせば、その臭いは感じにくくなるでしょう。
しかし、臭いの根本的な原因と向き合わなければその臭いは消えることが無くずっと臭い続けてしまい、放置しておくと臭いが溜まり芳香剤では対処できない悪臭に代わってきます。
臭いの根本的な原因と向き合うことで初めて臭いの原因を理解し臭いを消すことができ、部屋の環境が改善し以前よりも快適さが増した生活ができるようになれるんです。
このように二人の関係も向き合わない限りお互いの理解は深まりませんし良い発展も起きません。

また心理学では、成長しないものや、変化、刺激のないものは飽きられやすい、ということが分かっています。
あなたもゲームでずっと同じレベルのままだったり、何かをしてスキルが向上しないゲームはどうですか？

おそらく、つまらなくて飽きるのではないでしょうか。

また、ゲームや映画でずっと同じような展開、予測できる展開ばかりだと、どうですか？

これもまた、つまらなく飽きやすいのではないでしょうか。

私達人間は成長や変化、刺激があるからこそ楽しみや、やりがいを感じることができます。
これは人間関係でも同じです。
彼が言うことを何でも「はい、はい」と聞いてあげることは穏便なことかもしれませんが、二人の関係に成長や変化、刺激は何も生まれません。

人間関係はお互いそれぞれが自分の意見がしっかりと言えるからこそ、これまでになかった刺激をもらえて成長できたり、相手の意外な一面に引きつけられたり、理解が深まったり、ぶつかりながらも困難を乗り越えて関係を発展させるという、たくさんの成長、変化、刺激が生まれて「一緒にいて楽しい！」という感覚になれます。

ただし、自分の言うことを何でも聞いて欲しいと思っている男性は一定数います。
それはどんな男性かというと、自分勝手な男性や、相手を自分の思う通りににコントロールしたい支配欲の強い人、良心が欠落しているサイコパスなどです。
あなたがそんな男性とお付き合いしたいのなら、尽くすことを勧めますが、良心のある誠実な男性とお付き合いしたいのでしたら尽くす女性から卒業することが大切です。

彼と穏便を目指す関係
ではなく

お互いの考えに刺激し合い一緒に成長できる仲

を目指してみましょう。

しかし、そうは言われても、日頃、相手に不満を感じてもあまり話し合いをしてこなかった人からすると