尽くす女はもう卒業!手離せない女になれるワーク

彼にこんなに尽くしているのに大切にされない
彼のために一生懸命色々としているのに何もしてくれない
こんなことを感じたことはありませんか?
彼のために一方的に尽くしてばかりの恋愛は疲れてしまいますよね。
彼のことが大好きだからこそ、彼のために色々したくなる。
その気持ちすごくよく分かります。
では、あなたがこんなに尽くしているのに彼の愛をあまり感じれないのはなぜなのでしょうか?
その答えは
あなたが尽くしているから
です。
彼のためにと思ってしてきたことが、逆にあなたへの気持ちを冷めさせてしまい、何もしてくれない、愛を感じれないという現象を引き起こしているんです。
「尽くす女性」の害については詳しくご覧ください!
もしくは最後のカテゴリー「オススメの心理学」でもご覧になることができます。
「失恋まっしぐら!尽くす女性は愛されない、尽くす女性の心理学」
なので、尽くすことを辞めることで、あなたは彼から愛され、あなたのためにしてもらえる、愛される手放せない女性になれるんですね。
しかし 相手に尽くさないといっても、何もしなくなるのはダメですよぉ。
相手に尽くしている行動を抑えて程々にしてランダム性を持たせることが大切です。
あなたが会うたびに彼のためにあれこれ尽くしていると
彼にとって、あなたに色々としてもらうことが当たり前になり慣れてしまい、してもらっても何も感じなくなってしまうのです。
実際、夜景がきれいに見えるタワーマンションに住んだ人は最初の数日は窓から見える夜景にとても感動するのですが、しだいに窓から見える夜景が当たり前のようになり感動はなくなり景色さえ見なくなってしまうんです。
これと同じことが、あなたが尽くすことに対して相手の心の中でも起こってしまうんですね。
人は順応性の高い性質を持っていますので、どんなに特異な状況でも少し経つとそれに慣れてしまう生き物なんです。
よく、一人暮らしの人から
「一人暮らしをして初めて親が家事をしてくれてたありがたみが分かった」
という話をよく聞きますが、これは実家にいた頃は親にご飯を作ってもらったり、洗濯をしてもらったりと家事をしてもらうのが当たり前になっていて何も感じていなかったけ、一人暮らしをしてそれが当たり前ではなくなって初めてありがたみに気付くというケースです。
私も一人暮らしをした頃は同じことを思いました。
体調を崩したときも普段気付かなかった健康のありがたみに気付きますよね。
もし、あなたが無人島で暮らすことになったら、今まで当たり前のように感じていた水道をひねったら出てくる水やスイッチを入れたら灯る明かりに感謝の気持ちが沸くようになるでしょう。
要するに、あなたが尽くしてしまうと、相手にとってあなたが相手のためにしたことの認識は、日頃当たり前のように使っている水道や電気が供給されたときの認識と同じくらいの認識になり、ありがたみが薄れてしまうんですね。
もし、水道の蛇口からお水が出るときと出ないときがあるというランダム性があったら、蛇口をひねって蛇口からお水が出たら感激しますよね。
あなたが相手に尽くすことをしなくなるだけで、その感覚をあなたの行動に結びつけることができるんですね。
つまり、相手を尽くさず行動にランダム性を持たせ、相手に慣れさせないようにすることで、相手にとってあなたの取る行動の1つ1つが特別に感じさせることがで相手の心に刺さる感覚を作ることができるんです。
しかし、尽くすことは良くないので、「尽くすことを減らす」という行為、一見単純で簡単に思えるかもしれませんが、これは頭で分かっていても実はとても難しいんです。
例えば、あなたが好んでやってきたこと、ゲームだったり、スイーツを食べたり何かしらあると思うのですが、その自分が好んでやっていたことを減らそうと思ったらどうでしょうか?
おそらく、簡単ではないと思います。
それと同じくらい自分がしてきた行動を変えるって大変なんです。
しかもそれが、自分に対してではなく相手に対してによかれと思って信じてしてきた行動となったら尚更、その行動を減らすことは難しくなるのです。
なぜなら、それは
その行動を減らした結果が自分では確認できないから
です。
自分自身に向けての行動でしたら、その行動を減らした結果、自分がどう感じたのか、どういう変化があったのか確認することができます。
しかし、相手に向けての行動は評価基準が相手になるので、相手の心が読めるなどという超能力者ではない限りその結果、その影響に関してはすぐには確認することはできないんですね。
確認できないから、行動を減らしたとき
「これで本当に大丈夫なのかな」
と、不安になるんです。
やがて、その不安に耐え切れなくなり、もともと良かれと思ってやっていた尽くすという行為に戻ってしまうんですね。
私達人間は安心を求める生き物です。
これまで自分が信じてやってきた行為は自分に安心感を与えてくれるのですから、そこに戻ってしまうのは当然のことなんですね。
つまり、尽くす行為を減らしたときに生じる不安を上手くコントロールすることができれば、尽くす行為に戻ることを防げるんです。
ですので、今回のワークは、尽くす行為を減らしたときの自分の不安を上手くコントロールして、尽くす行動を抑えてランダム性を持たすことを習慣化していくことで、尽くす人を卒業し、尽くされて愛される人になれるのはもちろん、長期的に相手と良い関係を築くためのワークになります。
性格は行動から作られていることをご存知ですか?
つまり、ワークであなたの行動が変われば、尽くす性格から、手放せない愛される性格に変わることができますよ(^^)
目次
尽くす女はもう卒業!手離せない女になれるワーク
ワークのやり方
ステップに従って「例」を参考にしながらワークを進めていきましょう。
「ステップ3」「ステップ4」「ステップ5」には「ワークの解説」がついています。
ワークの解説を読むことで、ワークへの理解が深まりワークへの効果が高まりますので読んでみましょう!
次のカテゴリーでは、このワークを簡単にまとめた「ワークのまとめ」がありますので
慣れてきたら、そちらからしてみてもらっても大丈夫です!
ステップ1
これまで相手にしてしまう行動をすべて書き出してみましょう。
例
- 彼の服にアイロンをかける
- 会う日を彼に合わせる
- 料理を作る
ステップ2
「ステップ1」の一つ一つの行動ごとに、それは普段どれくらいの頻度、どのタイミングで行動しているのか書きだしましょう。
例
- アイロン:彼の家にいくたび
- 日にちを合わせる:基本彼に合わせる。自分がその日に予定が入っててもそれをキャンセルして合わせる
- 料理:彼と会う日は遠出しない限り必ず作る
ステップ3
「ステップ2」の行動を減らして、するタイミングをランダム化します。
「ステップ2」の一つ一つの行動をする条件を作りましょう。
例
- アイロン
月に2回だけにする(今月は第2土曜日と第4日曜日)。
それ以外は、ストライプのシャツが2枚以上あったときはアイロンをかける。 - 料理
会う日が奇数日の日は作る。
奇数日でも帰るのが20時以降のときは作らない。
解説
私達人間は感情やその時の気分に流されやすい生き物です。
なので、なんとなく心のなかで「尽くす行動を減らそう」「抑えよう」と思って行動していても、そのときの感情に流されてしまいランダム性を保てなくなってしまうんです。
なので予め、その行動をする条件を設けておくことで客観性を保つことができます。
条件は定期的に見直し変えることで客観的なランダム性を長期的に保つことができるんです。
ステップ4
「ステップ3」で尽くす行動に条件付けすることで、あなたの相手へすることが減りました。
減らした分の行動を以下の「することリスト」を参考に、新しい行動を作りましょう。
減らした分、あなたはどのような行動を取るのか複数決めて書き出しましょう。
することリスト
- 相手に感謝の気持ちを伝える
- 一緒に共有できることをする
- 一緒に何かにチャレンジする
- 相手にスキンシップをする
- 相手に頼みごとをする
- 相手に相談する、アドバイスを求める
詳しいやり方は解説で説明していますので、下の「解説」を読んでから書き出してみましょう。
解説を読み、ステップ4を終え「ステップ5」に進みたい方はこちらから(^^)/
「ステップ5」
例
- いつも歩いてるとき道路側を歩いてくれることにお礼を言う
- この前見て面白かった動画を一緒に見る
- 一緒にダイエットにチャレンジしてお腹の脂肪を落とす
- 腕を組んで彼にくっつく
- 二人きりのときはギュッと抱きつく
- 棚の上が届かないので拭いてもらう
- 最近彼がリーダーになったプロジェクトについて近況を聞く
- 今度のプレゼンに当たり、上手くいくコツを教えてもらう
解説
尽くす行動を辞めるためによくやりがちであり、1番やってはいけないのは「尽くさないようにしよう」と思い込む自身の意思の力に頼ることです。
実際、脳科学の研究では、人間の意志力はかなり弱い、ということ明らかになっていますので、意志の力に頼ろうとすると挫折してしまう可能性がとても高くなるんですね。
また意思の力に頼ると「尽くしてはいけないんだ」と、本来は尽くしたい自分の本来の気持ちを抑え込むことになります。
自分の気持ちを抑え込むことは、自身のメンタルの悪化に繋がることが心理学で分かっていますので、そのときは抑えられたとしてもイライラしやすくなったり、過敏になったりと別なところで跳ね返り、それは一緒にいる彼には必ず伝わります。
自身の気持ちを抑え込むことで、関係にヒビが入ってしまうということなんですね。
では、どうすれば、尽くす行動を辞めることができるのか、、
そこで、私から提案したいのが
行動代替法
です。
行動代替法とは、したい行動を別の行動に置き換えるというものになります。
今回の尽くすという行動でしたら、「彼のためにやらなくちゃ」と感じたら、そのまま尽くす行動を取るのではなく、代わりに別の行動に置き換えるということです。
彼のために尽くすという行動を抑制するのではなく、別の行動に注目を置き換えることで、尽くす行動から別の行動に目が行くため、尽くす行動ではなく代替した別の行動で彼と接することができるようになれるんですね。
この代替え法する、このステップで書いてもらった行動はどれも彼に愛され手放せない女になれる行動なんです。
つまり、尽くす行動をする代わりにこのステップの行動をすることを繰り返していくことであなたは尽くす女を卒業することができ
尽くす女から愛され手放せない女になれる
ということなんです。
この代替法は喫煙など何かの習慣を断ち切るためにも、私はカウンセリングの際よく使っていて、
例えば、煙草を吸いたくなったら、吸うのを我慢するのではなく、氷を舐めたり、ガムを噛んだり何か別のことをしてもらういうものです。
煙草を吸うのを我慢するという意思の力よりも喫煙を別の行為に置き換えてもらうだけで圧倒的に禁煙に成功する確率が圧倒的に高くなるんです。
することリストの行動の効果
実際に「することリスト」の行動をしたときに、彼、そして二人の関係性にどのような影響があるのかお話していきます。
ここから、それぞれの行動をタップすると彼や二人の関係に与える影響が見れますので見てみましょう。
感謝の言葉を伝える
相手があなたにしてくれたことや、かけてくれた言葉に対して感謝を伝えましょう。
感謝には、絶大な効果があることが分かっています。
人は感謝をされると、自分が役に立てたことで自分の存在意義を感じ、自己効力感や幸福感を感じるため、感謝を伝えた相手に対し好感度、親近感や親密度が増すことが分かっているんです。
そして、そんな幸福感や親近感から、あなたに対して
「もっと何かしてあげたい!」
と思うようになり、尽くす人から尽くされる人になれるんです。
感謝できることとして
今日あなたにしてくれたどんな些細なことでもいいので
「ありがとう」「助かった」
など伝えてみましょう。
細かいことまで伝ええることで
「そんなところまで見てくれてるのか!」
と、すごく嬉しい気持ちになれますよ。
また、過去にあなたにしてくれたことに対して
「あの時〇〇してくれたこと本当に嬉しかった、ありがとう」
など伝えてみましょう。
あなたが過去に相手がしてくれたことを感謝することで、「相手は時間が経っても忘れず覚えていてくれるのは、あの時にしたことが本当に助けになれたからなんだ」
と思い、非常に強い自己効力感と幸福感を感じるんです。
どんなことでもあなたが感じたことを言葉にして伝えることを大切にしましょう。
一緒に共有できることをする
心理学に「同期行動」というものがあります。
「同期行動」とは
人は自分と同じような行動を取っている人に行為を抱きやすい
というものです。
実際の研究でも、同じ行動をするグループ程、チームの集結力が高く、チームでの作業の成果も高いことが分かっています。
なので、あなたと彼が一緒に共有できることをすることで、この「同期行動」の現象を作り出すことができるんですね。
例えば
一緒に身体を動かしたり、一緒に歌ったり、一緒に瞑想をしたり、一緒の物を食べるのも立派な同期行動です。
「同期行動」を活かすには2つのポイントがあります。
それは
- 近い場所で行う
- 同じタイミングで同じ行動をする
です。
なので、身体を動かすならランニングや散歩、ダンスなど一人でもできるものを一緒にやることでポイントの「同じタイミングで同じ行動をする」を満たすことができます。
カラオケなどで歌うときも同じ曲を一緒に歌ってみたり
ご飯を食べるときも、シェアなどをして同じものを食べれるようにしたりしてみましょう。
また、お菓子などを差し入れてシェアするのもいいと思います。
よくレストランで食事目的で来てながらも、お互いに携帯を見ながら食事をしているカップルを見かけますが、これは同期行動とかけ離れた行動になってしまうので気をつけましょう。
同期行動の中でもわたしが特にオススメするのは
テレビや動画、映画などのメディアを一緒に見る
と、いう行動です。
人は動画や映画など同じメディアを見ると見た人同士の脳の中がほぼ同じ状態になるんです。
また、その映画や動画を見た後に、その作品ついてどうだったのかを話し合うことで、お互いの価値観や理解が進むので、それにより仲が深まるというメリットも付いてきます。
実際の研究では、お互いに普段から一緒に動画や映画を見て過ごす習慣があるカップルほど、関係は良好だったということが分かっています。
一緒に何かにチャレンジする
研究で、カップルや夫婦関係を良くするためのテクニックとして
一緒に何かにチャレンジする
ことが効果があるということが分かっています。
そしてその効果は
そのチャレンジが困難であるほど効果が高くなる
のです。
つまり、すぐに達成できるものではない挑戦がいいということです。
また、この「一緒に何かにチャレンジする」を私がオススメする理由として
一緒にいるときはもちろん、お互い離れていてもできるのができる
ということです。
なので、あなたが彼と離れているときに
「彼のためにアレをしてあげたい」
などと言うことが頭に浮かんだときこそ、この挑戦に意識を向け、尽くしたい欲求から挑戦へ意識を変えることで、あなたの尽くしたい欲求を発動を抑えることができます。
また、このチャレンジが習慣化されて楽しくなってくると、自然と挑戦の方に多くの意識が向いてくるようになるので、尽くしたい欲求も減ってくるんです。
困難なチャレンジの例えを出しますと、
お互いダイエットに励む、トレーニングで身体を鍛える、スキルを学ぶ、アートなどの作品を作る、など色々あると思います。
同じことにチャレンジするものいいですし。違うことでも構いません。
大切なのは、お互いが何かにチャレンジすることです。
お互いに何をチャレンジがするかが決まったら、どのようにするのかを決めて、それを毎日報告し合いましょう。
心理学的に一人でするよりも仲間がいる方が挫折しづらいことが分かっています。
これを機会にあなたがチャレンジしてみたかったことに取り組んでみるのはいかがでしょうか(^^)/
スキンシップを取る
男性は基本、好きな女性にスキンシップを取り甘えられることが大好きです。
心理学では、パーソナルスペースというものがあり、恋人間では二人の身体の距離が45cm以内だと心地よく親密さを感じることが分かっています。
スキンシップという行為はまさにこの距離に持ってこい!
ですよね。
なので
尽くしている暇があるなら、彼にスキンシップをしなさい!
ということなんです。
スキンシップだと例えば
一緒に歩いているときくっついて腕を組んだり、肩をよせる
二人きりなら、くっついたり、抱き着いてみたり、膝枕をしたり、肩に顔に乗せる
など
あなたが彼に尽くしたい!
と思った時こそ、ギュッとやってみましょう。
甘え下手な人は、甘え上手になれるチャンスですよ(^^)/
相手の近況を聞く
心理学で人の話を聞くことは、相手の脳に快感を感じさせることができるんです。
この快楽の具合はどれくらいかと言いますと
- 美味しい料理を食べているとき
- お金を手に入れたとき
と、同レベルの快楽なんです。
これを証明する実際の研究で、相手の話を聞いてもらっているときに、話し手にある2択をしてもらいました。
その2択とは
- 話すのを中断してお金をもらう
- お金を貰わずに話し続ける
あなたはどちらだと思いますか?
普通に考えたら前者を選択しそうですが、この2択を問うと、大半の人が後者を選んだのです。
それほどにして、私達人間の脳は自分の話をしているときが快感ということなんですね。
なので、彼に尽くす行動をしたくなったときこそ、彼の仕事や趣味、挑戦していることなどについて
「最近〇〇についてはどう?」
など、彼の近状を聞いて彼の話をじっくりと聞いてあげましょう。
もし、彼が大人しかったり、自分のことをあまり積極的に話さないタイプなら「自己開示」というテクニックを使うと彼が近況を話しやすくなると思います。
「自己開示」のテクニックとは
最初に自分の情報を開示することで相手に情報を話しやすくさせる
というものになります。
自己開示には「返報性」の効果があると言われていて、相手から自己開示をされると
「私に話してくれたのだから私も自分の話をしなくちゃ」
と感じ、自然と相手も話してくれるようになるんですね。
なので、この自己開示のテクニックを彼の近状を聞くことに当てはめると
彼に近状を話す前に、あなたが最近あったことや、取り組んだこと、仕事などの近状を軽くさらっと話してから「あなたの方は最近〇〇はどう?」と彼に尋ねることで、彼が近状をあなたに話しやすくなります。
聞くときのポイントとして
ポイント1.相づちなどを打ちながらリアクションを取りながら聞く
彼の話したことに
「うん、うん」「そうなんだね」
などのリアクションを入れることで、彼はあなたに対して
「自分の話を親身に聞いてくれてる!」と思って心を開いてくれるんです。
彼氏の心を射止める会話のテクニックに関してはこのワーク最後に「みさちからオススメの心理学」に乗っていますのでよかったら参考にしてみてくださいね(^^)/
ポイント2.話を途中で遮らない
彼が話しているときに、あなたが自分の意見を言ったりすると、彼は話を遮られた気分になり、自分の話をちゃんと聞いてくれないような感覚を感じてしまいます。
この行動の目的は、彼が話し終わるまでは相づちなどの軽いリアクションのみにして
「ちゃんとあなたの話を親身に聞いてますよ」
という姿勢で彼の話を最後までじっくりと聞いてあげることが大切です。
ポイント3.否定しない
彼が上手くいってないとき、つい「そんなんじゃダメだよ」などと言いたくなりますが、彼の考えや行動を真っ向から否定するような言葉は彼からすると人格を否定されたような気持ちになりプライドがとても傷ついてしまうんです。
そんな時こそ、彼の立場に立って励ましの言葉をかけてあげましょう。
ポイント4.アドバイスはしない
彼の考え方、しているやり方が、ちょっと違うと感じたときについアドバイスしたくなりますが、アドバイスをすると「このやり方でやりなよ」というメッセージに捉え兼ね、彼は自分のやり方を否定されたような気持ち、自分のやり方を制限されたように感じてしまうんですね。
人は自分のすることは自分で決めたいという本能を持っています。
なので、アドバイスは求められたときのみにし、相手の行動に対して応援や励ましの言葉をかけてあげる方が得策です。
どうしてもしたいときは、下の例を参考に自分の意見ではなく外部の情報とというていで例のように言うことをオススメします。
【例】
マルチタスクでするよりもシングルタスクにした方が良い、とアドバイスしたい
↓
「研究で マルチタスクでするよりもシングルタスクにした方が効率が上がるらしいよ」
【例】
痩せるためには、1日少量をこまめに食べているよりも16時間何も食べない時間を設けた方が瘦せる、とアドバイスしたい
↓
「〇〇さんは16時間何も食べない時間を設けるやり方をしてすごい痩せたらしいよ」
このように、自分の意見を外部の情報に置き換えて話すことにより、相手にアドバイスではなく「こういうやり方もあるよ」という情報提供を与えた、という形になります。
後はどうするのかを決めるのは彼なのです。
ポイント5.褒める
話の中で彼が上手くいったこと、進歩したことに関して褒めましょう。
褒めるときも「すごーい!」など抽象的に褒めるよりも
「あなたが毎日2時間〇〇を取り組んだのが良かったんだね」
など彼が実際に取り組んだ行動に焦点を当て、具体的に褒めてあげることで彼は
「自分のことを認めてくれる!」
という感覚を与えることができ、親密度を上げることができます。
ポイント6.労いと励ましの言葉で締める
一通り話終わったら、最後は彼が取り組んできたことに対して評価し労いや励ましの言葉、これからも応援をしているという応援の言葉をかけてあげましょう。
自分のしていることを労ってくれたり励ましてくれたり、応援してくれる、これは彼にとってあなたは
「自分の味方になってくれる存在」
という認識をするので、あなたへの好意が高まるんです。
また、心理学には「終末効果」というものがあり
終末効果とは、いわゆる「終わりよければすべて良し」のことで
その物事、出来事の評価は最後の印象や感情で決まる
というものになります。
例えば、あるレストランに行きスタッフの方がミスをして機嫌が悪くなったけど、その後の対応がとても良いとそのレストランの評価が上がったり
アトラクションに乗るのに長時間並んで大変な思いをしたけれど、並んで待った先のそのアトラクションが楽しいと、そのアトラクションに乗った出来事は楽しい思い出になった経験あなたになありませんか?
それが、まさにこの「終末効果」による法則です。
私達人間は、例え途中イマイチなことがあっても最後が良ければその出来事は良い物として捉えやすいんです。
なので、彼の話を聞く最後にこのような言葉をかけることで、彼にとってあなたに近況報告をしたという出来事がが「とても良かった」と思ってもらいやすくなるんです。
こうなると、彼はもっとあなたに心を開いて色んなことを
話してくれるようになるんです。
相手に頼みごとをする
基本的に男性は、好きな女性から頼られるのが大好きな生き物です。
というのも、男性には競争本能があり
「自分は周囲よりも優秀だという思われたい」
という欲求を持っているため、女性に比べて
「誰かに認められたい、優秀だと思われたい」
という承認欲求を強く持っているんです。
なので、彼に頼ることは、彼にとってあなたが
「自分の能力を認めてくれている」
という証明になるため、彼の欲求を満たす行為になるんですね。
また、彼に頼みごとをするメリットとしがもう一つあります。
そのメリットとは、これまで彼に尽くしてきたあなたに取ってはショックなことかもしれませんが、
私達人間は好きになる人は
自分を助けてくれた人
でななく
自分が助けた人
なんです。
この原理を分かりやすく証明するために
ここであなたに質問です。
あなたは
「何かしてあげたい」「助けてあげたい」
と思う人はどんな人ですか?
どんな人かイメージしてみましょう。
あなたの頭の中では、パートナー、家族、友達、仲間などが思い浮かんだのではないでしょうか?
もう一つ、質問します。
その思い浮かんだ人の共通点は自分にとってどんなことですか?
自分にとって
「大切な人」「親しい人」「好意がある人」
ではないでしょうか。
実際にあなたが彼のため世話を焼いてしまっているのも、彼があなたにとって「大切な人」だからじゃないでしょうか。
そう、私達人間は自分にとって大切だと思う人に対して
「何かをしてあげたい」「助けてあげたい」
と思う本能を持っているんです。
実はこの本能、逆でも起きるんです。
どういうことかと言いますと、仮にAさんとBさんがいたとして、この二人はそんなに親しくない間柄だとします。
ある日、Aさんが何かで困り、BさんがAさんに何か手助けしてあげると Bさんの脳の中では、
「自分は親しい人を助ける」
「けど、自分はAさんと親しくない」
という矛盾が発生します。
人間の脳は矛盾や一貫性がない物を嫌い、一貫性を保ちたい習性があるので、Aさんを助けてしまった事実はすでに起きてしまったことですから変えることはできません。
なので、 Bさんは自分の気持ちと行動の矛盾を解消して一貫性を取るために、Bさんの脳はすでに起きてしまった変えれない自分の行動ではなく自分の考え方を変えようとするんですね。
ですので、あなたをなぜ助けた理由付けとして 、
「自分はAさんを好きだから助けた」
「自分はAさんに親近感を感じているから助けた」
と認識するようになるんです。
このように、私達人間は自分が助けてもらった人ではなく自分が助けた人を好きになるんですね。
なので、彼のために何かしたい!と尽くしたいモードに入ったときこそ彼に何か頼みごとをして甘えてみましょう。
頼みごとをするうえでもポイントは
- 難しくないこと
- 相手が得意そうなこと
- 自分にはできなさそうなこと
これらのポイントを満たすことで彼の負担にならず、彼にしてもらったときに上手く出来なかったということになることを防ぐことができます。
頼み事の例えとして
- 固い瓶の蓋を開けてもらう
- 高いところにある物を取ってもらう
- 重い物を持ってもらう
- 手先が器用な人であれば組み立てや飾りつけなどをしてもらう
- 機械に詳しい人でしたら、機器の取り付けなどしてもらう
お願いするときも
「自分にはどうしてもできなくて困っているからお願い!」というスタンスを取ることで、彼のプライドをくすぐることができます。
そして「彼に頼みごとをする」ということでとても大切なことがあります。
それは、彼が頼みごとをしてくれたときは、彼にお礼や感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。
彼に助けを求め、彼がしたことにしっかりとお礼をすることで、彼の中で「自分はあなたを助けた」ということを感じ 、あなたに対して好意が生まれます。
お礼を言うときのポイントとして
お礼の言葉と言うと「ありがとう」だけで終わりになりがちですが、下記に例のように「ありがとう」に彼がしてくれたことでどれだけ自分にとって助かったかということをプラスしてお礼の言葉を彼に伝えてみましょう。
【例】
「蓋開けてくれてありがとう。これ自分で頑張ってみたんだけど全然開かなくて困っていたからすごく助かったよ。あなたのおかげでこれからちゃんと使うことができるよ」
私達人間は「人のために貢献したい」という本能を持っています。
そして、人のために役にってることで自分の価値を感じ、自己重要感や幸福感を感じることができるんですね。
なので、感謝の気持ちを細かく伝えることで、彼は
「自分のしたことががこんなに役にたったんだ!」
「自分のしたことでこんなに喜んでくれてる!」
ということを感じ、彼の承認欲求が満たされ幸福感が生まれたり、相手が「あなたを助けた」という実感を感じ、あなたに対してより強く好意が生じます。
彼のために何かしたい!と尽くしたいモードになったときこそ、彼に頼みごとをして感謝をする、ということを繰り返していくことで、彼のあなたへの好意を上げ継続させることができますよ(^^)/
相談する、アドバイスを求める
彼に何かしたい!という尽くしたいモードになったときこそ、彼に何か相談してみましょう。
ここであなたに質問です。
あなたが悩みを相談するとき、どんな人に話しますか?
おそらく、信頼している人や、この人なら解決してくれそう!と思う人ではないでしょうか。
つまり、悩みを相談するという行為は、相手への信頼の表われや、相手には悩みを解決する能力があると認めたからこそする行為なんです。
前項の「相手に頼みごとをする」であったように
男性は
「自分は周囲よりも優秀だという思われたい」
という欲求を持っているため、女性に比べて
「誰かに認められたい、優秀だと思われたい」
という承認欲求を強く持っています。
そのため、彼に悩みを相談することは、彼にとってあなたが「自分の能力を認めてくれている」
という証明になるため、彼の欲求を満たす行為になるんです。
もう一つ「彼に何かしたい!」という尽くしたいモードになったとき、彼にアドバイスをもとめてみましょう。
求めるアドバイスのジャンルは彼が詳しいことや得意なジャンルならなお良いです!
人は自分の詳しいことや興味があることを共有したい、認められたいという本能を持っています。
相手にその分野でアドバイスを求めることで
「あなたの興味あることを聞きたいです」
「あなたの興味あることに私も興味があります」
というアプローチになりますので、アドバイスを求めるというお願い事をしているにも関わらず、相手に幸福感を与えることができるんです。
また「教えてください」というスタンスのアドバイスを取ることで前項の「相手を頼りにする」の効果が発揮されますので、あなたへの好意が高めることができます、
彼の心を掴むアドバイスができるようになりたい方は、このワーク最後のカテゴリー「みさちからオススメの心理学」に 「味方、助けてもらえる!好かれる人になれるワーク」がありますのでよかったら参考にしてみてくださいね(^^)/
予めどんなことを相談したいのか、アドバイスを求めるのかを決めていないと、いざあなたが彼に尽くしたいモードになったとき、そちらの行動に上手く切り替えることができないので、予めどんなことを彼に相談したいのか、アドバイスを求めたいのかを決めておきましょう。
悩みやアドバイスの話の要点がまとまっていないと、彼はどう答えていいのか分からなくなり返って彼を困らせることになりますので、予め話すことを決めておくことはそれを防止するためにも役立ちます。
彼に悩みを聞いてもらってり、アドバイスをしてもらった後は
「聞いてくれてありがとう」
「アドバイスもらってすごく助かった」
など、お礼を必ずしましょう。
そして、そのアドバイスを実践し上手くいったことの報告とお礼をすることで、彼の中で一層
「自分はのしたことは役に立てた」
とういうことを感じ 、自己重要感や幸福感で満たされてあなたに対して好意が高まりますよ(^^)
【ポイント】
お礼の言葉と言うと「ありがとうございます」だけで終わりになりがちですが、「ありがとうございます」に何かプラスしてお礼の言葉を相手に伝えてみましょう。
感謝の気持ちを細かく伝えることで、彼に
「自分の情報がこんなに役にたったんだ!」
「自分のしたことでこんなに喜んでくれてる!」
ということをより強く感じさせることができ
彼の中で「あなたを助けた」という実感を強く感じ、あなたに対してより強く好意が生じますよ(^^)
【例】
「この前あなたが教えてくれた方法でやってみたんだけど、本番でびっくりするくらい落ち着いてできて上手くいったよ!教えてくれて本当にありがとう!」
ステップ5
「ステップ4」で書き出した行動を
「もし、〇〇(普段よく尽くしている行動)をしたくなったら△△(ステップ4の行動)をする」
のように書き出していきましょう。
例
- もし、彼の服のアイロンをかけたくなったら彼に抱きついてくっつく
- もし、彼の身の回りの片付けをしたくなったら一緒に動画を見る
解説
自分の行動に予めこのステップのように
「もし〇〇をしたら△△をする」という明確なルールを設けて置くことで自分の行動を思うままにコントロールできるんです。
これまで、あなたは彼のために何かしたい!という、尽くしたいモードが発動したら、その発動にそのまま流される形で彼に尽くしていたと思いますか
「もし〇〇をしたら△△をする」という明確なルールを設けて置くことで
尽くしたいモードが発動したら△△の行動に切り替えることができるんですね。
例えば
何かしないといけないことがあり、家に帰ったらしようと思っていたのに、ついちがうことをしてダラダラしてしまう!
気がついたら遅い時間で殆どできなかった!
みたいな、何かしようと思っていたのにできなかった経験はありませんか?
それは、自分の行動が明確化されていないために、その時の自分の欲求に従って行動してしまうことで本来やるべきことと違うことをしてしまい、本来やるべしことができなくなってしまうんですね。
先程のダラダラして、気がついたら遅い時間になり殆どできなかったのを紐解くと
家に帰った
↓
疲れたからちょっとだけテレビでも見て休もう
↓
テレビ番組が面白くて長々と見る
↓
テレビ見てたら、お腹が空いてきた
↓
ご飯を食べる
↓
ご飯を食べ終わる頃に、面白そうな動画の通知が届いた
↓
動画を見る
↓
気がついたら、もうこんな時間!!
と言った具合です。
あなたも経験はないでしょうか?
これを
「もし〇〇をしたら△△をする」という明確なルールを設けると
「家に帰ったら、直ぐに机に向かって勉強をする」
という、明確なルール付けをすることで家に帰ってから他の行動をする余地を与えないために直ぐに勉強という行動に取り掛かることができるんです。
なので、もしあなたが尽くしたいモードになったときに、尽くしたいという感情に流されずにスムーズに目的とする行動をすることができるようになれるんです。
ワークのまとめ
ステップ1
これまで相手にしてしまう行動をすべて書き出してみましょう。
ステップ2
「ステップ1」の一つ一つの行動ごとに、それは普段どれくらいの頻度、どのタイミングで行動しているのか書きだしましょう。
ステップ3
「ステップ2」の行動を減らして、するタイミングをランダム化します。
「ステップ2」の一つ一つの行動をする条件を作りましょう。
ステップ4
「ステップ3」で尽くす行動に条件付けすることで、あなたの相手へすることが減りました。
減らした分の行動を以下の「することリスト」を参考に、新しい行動を作りましょう。
減らした分、あなたはどのような行動を取るのか複数決めて書き出しましょう。
することリスト
- 相手に感謝の気持ちを伝える
- 一緒に共有できることをする
- 一緒に何かにチャレンジする
- 相手にスキンシップをする
- 相手に頼みごとをする
- 相手に相談する、アドバイスを求める
ステップ5
「ステップ4」で書き出した行動を
「もし、〇〇(普段よく尽くしている行動)をしたくなったら△△(ステップ4の行動)をする」
のように書き出していきましょう。
みさちからオススメの心理学
彼の話しを聞くときに、聞き上手になり、彼に「すごい親身に聞いてくれる!」って思わせることができるテクニックはこちら(^^)/
「心を掴むミミッキングのポイント」
「心を掴む共感のポイント」
「心を掴む共通点のポイント」
「心を掴む質問するのポイント」
「心を掴む相槌のポイント」
「心を掴む要約のポイント」
言葉をちょっと変えるだけで彼の心グッとを掴むアドバイスができるようになれるワーク
「味方を作る!助けてもらえる!好かれる人になれるワーク」
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「あなたの尽くす女性度はどれくらい?尽くす女性度診断」
どうして尽くす女性は良い恋愛ができないのか!?尽くす女性の害がまる分かり!
「失恋まっしぐら!尽くす女性は愛されない、尽くす女性の心理学」
なぜ、男性は尽くしてくれた女子ではなく尽くした女性を好きになるのか徹底的解明!
「君のためなら!いつまでも愛され尽くされる女性になれる心理学」