相手の心をつかむ要約が上手くなるワーク

聞き上手になり、お相手の心を掴むテクニックに「要約をする」があります。
「要約をする」とは、
お相手の話したことに対して、
「それって〇〇っていうことですか?」「〇〇っていうことで合ってますか?」
という感じで、お相手が話した情報を短くまとめてあげる
と、いうことです。
会話に要約を使うことで
「私の話をちゃんと聞いてくれてる!」「私の話をちゃんと分かってくれている!」
という印象を与えることができ、強力に相手の信頼を得ることができるんです。
さらに、お相手の話を要約するためには、「この人は何を言いたいのだろう?」と、お相手に意識を向けて話を聴かなければできませんので、結果的にお相手の話をよく聴くことになれるんです。
要約はテクニックなので、最初は上手く思うように要約ができないのは当たり前のことですので気にしないでくださいね。
大切なことは、要約するということを意識して会話を続けることです。
要約は、この要約のワークを繰り返してやることや、実際のコミュニケーションでの実践を重ねるごとに、要約が自然と上手くできるようになれるんです。
頑張りましょう!!
やり方
下の例題を参考にして、会話からお相手の話をまとめて要約して、 自分「 」(要約) のところに要約を書き出してみましょう。
問題に「要約前のお伺い」については記載されていませんが会話を読んで、要約するにあたって「要約前のお伺い」をたてることが必要であれば、 自分「 」(要約)に記入しましょう。
要約の言葉に、これが正しいという正解はありませんが「参考」に要約の例を記載しました。
問題の下にある「参考」をクリックしますと見ることができますので 参考にしてみたくださいね。
また「要約する」の詳しいやり方やポイントは
こちらの記事をご覧くださいね(^^)
「要約のコミュニケーションのポイント」
【例題】
お相手「最近、ランニングができてないんだ。仕事が忙しいのもあるけど、外も寒いし、それに中々体系に変化がでないのもあるかな。うーん、なんて言ったらいいのかな、、本当はもっと前向きに取り組めたらいいなと思うんだけど中々できてない感じで」
自分「 」(要約)
↓
【参考】
お相手「最近、ランニングができてないんだ。仕事が忙しいのもあるけど、外も寒いし、それに中々体系に変化がでないのもあるかな。うーん、なんて言ったらいいのかな、、本当はもっと前向きに取り組めたらいいなと思うんだけど中々できてない感じで」
自分「そっか、つまり、本当は前向きにランニングがしたいのに、それが中々思うようにできないってことかな?」(要約)
例題
問題1
同僚「私が思うのは、最近暑い日が続いてるよね、特に昼間は暑さで外出が面倒になってランチ抜きになってる人も多そうだし。
だから、ここのお店はお客さんが減ってるみたいで最近毎日30%オフのクーポン配ってるのかなって。
自分「 」要約
「参考」
問題2
お相手「この前、久しぶりに動物園に行ってきたよ」
自分「動物園に行ったんだね!いいなっ!」
お相手「動物たちはみんな元気で活気があったのがよかったよ。お土産屋さんも可愛いグッツたくさんあったよ!」
自分「へぇ、楽しそうっ!」
お相手「けど、残念だったのがパンダゾーンがすごく混んでいて、パンダをちゃんと見ることができなかったの」
自分「パンダ見るのはできなかったのは残念だったね」
沈黙
自分「 」要約
「参考」
問題3
友達「この前、駅前を歩いてたら、偶然新しくできたイタリアンのお店発見しちゃって早速入ってみたのね。それでオムレツを頼んで食べてたんだけど、食べて少ししたらなんか向こうでザワザワしてるなって思って気になってみたら、テレビの取材がきてたみたいで、そのリポーターが有名な〇〇さんだったの」
自分「 」要約
「参考」
問題4
後輩「最近、チームを組んだAさん、この分野の仕事が初めてで、私が1から教えなければならなくなったんですけど、Aさんは物覚えが悪くて教えてもなかなか理解できないみたいで、仕事にならないんですよ」
自分「それは困るね」
後輩「このままだと、チームの成績がかなりダウンすることは目に見えているので、分からなければ聞けばいいのですが、あまり聞こうともしないですし、Aさんの遅いテンポにもイライラしてたまに怒ってしまうこともあるんです」
自分「そっか」
後輩「なので、私はこれからAさんとどうやって関わっていけば良いと思いますか?」
自分「 」要約
「参考」
問題5
先輩「今朝、読んだ記事で興味深かかったのがあって、人ってあらゆる経験の快苦は、ピーク時と終了時の快苦の度合いで決まるらしくて」
自分「はい」
先輩「つまり、人がある経験を思い出すときに、最も感情が揺さぶられた時と終了の時の感情で、その経験の良し悪しが決まるんだ」
自分「そうなんですね」
先輩「例えば、どこかへ同じ所にいくにしても、出発して早々渋滞に巻き込まれたけど後半は巻き込まれずにスムーズに運転できた経験と、出発した直後はスムーズに運転できたけど最後に渋滞に巻き込まれた経験だあったとしたら、後者のほうが嫌な記憶として残りやすくなるんだ」
自分「なるほど」
先輩「つまり、人は物事を決定するときに、どれだけ理性的に判断したと思ってもそこには必ず感情が入り込むってことだね」
自分「 」要約
「参考」
問題6
部下「 今日契約取れました。A社です。本日の商談3件だったんですけど、B社からは納期のことを指摘されて、B社が言うには、もう少し納期を早めてもらいたいとなんです。なので、納期を計画より10日前倒した方がいいのかなって思いまして、再度商談に伺ってもよろしいでしょうか?
C社に関しまして伺ったところ、今はあまりニーズがないようでしたので今は難しいかと。1年後に再度アタックする形でいったん様子をみる形でもよろしいでしょうか?」
自分「 」要約
「参考」
問題7
友達「先週ライブにいってきてとても暑い一日だったからこんがり焼けてしまったよ」
自分「ライブいってきたのかぁ」
友達「うん、今回初めて〇〇を聞くことができて感動したの。だって〇〇はすごく思い入れのある曲だから」。もう二度と聴くことができない気がする」
自分「それは聴けてよかったね」
友達「タオルを振り回すのが楽しかった!周りの大半がタオルを振り回していたから埃が舞って凄かったのが印象的だったよ」
自分「 埃が舞うってすごいね」
友達「ラストは、まさかの私が1番好きな曲△△で本当に嬉しかった!しかもそのときに大砲でカラーボールを会場に放っていて、ゲットすることができたの」
自分「それは、嬉しいね」
友達「今回緑に囲まれた会場だったからすごく爽快で曲を聴くのに環境がとても大事なんだなと感じたよ」
自分「環境は大事だよね」
沈黙
自分「 」要約
「参考」
問題8
友達「この前、話した前から気になっていたラーメン屋さんに時間があったから行ったんだけど、 なんて言ったらいいんだろう、、、
味は美味しかったんだけど、できるまでに結構時間がかかって、お客さんは少ないんだけど、店主のこだわりで1杯づつ作るからねぇ 、お店の売りがそんな感じみたい」
自分「 」要約
「参考」
問題9
上司「今度の休みは美術展に行く予定なんだ」
自分「どんな美術展にいかれるのですか?」
上司「パリを拠点に活躍している〇〇さんの美術展なんだけど、喜び、不安、願望とか形のない物を複数の和紙を組み合わせた作品で表現しているんだ」
自分「それは、ユニークですね」
上司「彼の作品はアイデンティティや存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人から評価されてきたんだ」
自分「そうなんですね」
上司「中でも見どころなのが、30mにも及ぶ金色1色の和紙で作り上げたダイナミックな作品で彼の代表作なんだ」
自分「30mはすごいですね」
沈黙
自分「 」要約
「参考」
問題10
先輩「最近、ダイエットのためにヨーグルトを食べているんだ」
自分「ダイエットにヨーグルトっていいんですか?」
先輩「 うん、よく朝にお通じが起きやすかったり、 夜遅くに食べると太りやすいって聞かない?」
自分「それ、聞きますね」
先輩「人の体は 1日の中で、 朝は排泄、 昼は食べたものを消化して栄養の補給、 夜間は吸収というリズムサイクルがあるんだ」
自分「へぇ、そうなんですね」
先輩「こうした体のリズムには、 腸の働きが最も活発になる腸のゴールデンタイムっていうのがあって、 22時~2時がその時間帯だと言われているんだ」
自分「 22時~2時なんですね」
先輩「このゴールデンタイムに合わせて腸を整える働きのある乳酸菌の詰まったヨーグルトを食べることで、 腸のゴールデンタイムをさらに活性させることができるのがヨーグルトでダイエットできる仕組みなんだ」
自分「そうなんですね」
先輩「だから、ヨーグルトを食べるのは夕食の時間帯がいいんだ。 眠っている間にヨーグルトの乳酸菌が働いて腸が活性化して腸内環境を整えたり、老廃物や有害物質の排出をして太りにくい体質作りに役立つみたいなんだ」
自分「 」要約
「参考」
参考
問題1
同僚「私が思うのは、最近暑い日が続いてるよね、特に昼間は暑さで外出が面倒になってランチ抜きになってる人も多そうだし。
だから、ここのお店はお客さんが減ってるみたいで最近毎日30%オフのクーポン配ってお客さんに来てもらおうとしてるのかなって。
自分「ここのお店がクーポンを配っている理由は、暑さが原因でお客さんが減ってるから、クーポンを配って来てもらおうとしてるってことかな?」
問題2
お相手「この前、久しぶりに動物園に行ってきたよ」
自分「動物園に行ったんだね!いいなっ!」
お相手「動物たちはみんな元気で活気があったのがよかったよ。お土産屋さんも可愛いグッツたくさんあったよ!」
自分「へぇ、楽しそうっ!」
お相手「けど、残念だったのが、パンダゾーンがすごく混んでいて、パンダをちゃんと見ることができなかったの」
自分「それは残念だったね」
沈黙
自分「動物園すごく楽しそうだね。
動物園のよかったところは動物たちの活気と、可愛いグッツで、残念だったところはパンダをちゃんと見れなかったことだったってことかな?」 (要約)
問題3
友達「この前、駅前を歩いてたら、偶然新しくできたイタリアンのお店発見しちゃって早速入ってみたのね。それでオムレツを頼んで食べてたんだけど、食べて少ししたら、なんか向こうでザワザワしてるなって思って気になってみたら、テレビの取材がきてたみたいで、そのリポーターが有名な〇〇さんだったの」
自分「そうなんだ、イタリアンのお店に行ったら有名な〇〇さんがいたってこと?」(要約)
問題4
後輩「最近、チームを組んだAさん、この分野の仕事が初めてで、私が1から教えなければならなくなったんですけど、Aさんは物覚えが悪くて教えてもなかなか理解できないみたいで、仕事にならないんですよ」
自分「それは困るね」
後輩「このままだと、チームの成績がかなりダウンすることは目に見えているので、分からなければ聞けばよいのですが、あまり聞こうともしないですし、Aさんの遅いテンポにもイライラしてたまに怒ってしまうこともあるんです」
自分「そうなのか」
後輩「なので、私はこれからAさんとどうやって関わっていけば良いと思いますか?」
自分「そうだったんだね、ちゃんと君の相談に応えたいから、今話した君の話を確認させてもらえるかな?」(要約前のお伺い)
後輩「はい」
自分「君は、Aさんは仕事ができないことや、意欲的がないことが原因で成績ダウンを懸念していて、Aさんとこれからどう関わっていけば良いのかで悩んでいるってことで合っているかな?」 (要約)
問題5
先輩「今朝、読んだ記事で興味深かかったのがあって、人ってあらゆる経験の快苦は、ピーク時と終了時の快苦の度合いで決まるらしくて」
自分「はい」
先輩「つまり、人がある経験を思い出すときに、最も感情が揺さぶられた時と終了の時の感情で、その経験の良し悪しが決まるんだ」
自分「そうなんですね」
先輩「例えば、どこか同じ所に行くにしても、出発して早々渋滞に巻き込まれたけど後半は巻き込まれずにスムーズに運転できた経験と、出発した直後はスムーズに運転できたけど最後に渋滞に巻き込まれた経験だあったとしたら、後者のほうが嫌な記憶として残りやすくなるんだ」(要約)
自分「なるほど」
先輩「つまり、人は物事を決定するときに、どれだけ理性的に判断したと思ってもそこには必ず感情が入り込むってことだね」
自分「〇〇さんが話してくれた情報すごくためになりましたので、確認させてもらってもよろしいでしょうか?」(要約前のお伺い)
先輩「うん」
自分「人の経験の良し悪しはピーク時と終了時の感情の度合いで決まるので 、例え前半が良くても後半にトラブルがあった方が逆の事例よりも嫌な記憶として残りやすくなるってことで合っているでしょうか?」 (要約)
問題6
部下「 今日契約取れました。A社です。本日の商談3件だったんですけど、B社からは納期のことを指摘されて、B社が言うには、もう少し納期を早めてもらいたいとなんです。なので、納期を計画より10日前倒した方がいいのかなって思いまして、再度商談に伺ってもよろしいでしょうか?
C社に関しまして伺ったところ、今はあまりニーズがないようでしたので今は難しいかと。1年後に再度アタックする形でいったん様子をみる形でもよろしいでしょうか?」
自分「今日の商談は3件で、A社は契約を成立、B社は納期を10日前倒しして再度商談に伺う、C社については1年後に再度アタックする形でいったん様子をみたいということかな?」 (要約)
問題7
友達「先週ライブにいってきてとても暑い一日だったからこんがり焼けてしまったよ」
自分「ライブいってきたのかぁ」
友達「 今回初めて〇〇を聞くことができて感動したの。だって〇〇はすごく思い入れのある曲だから」
自分「それは聴けてよかったね」
友達「タオルを振り回すのが楽しかった!周りの大半がタオルを振り回していたから埃が舞って凄かったのが印象的だったよ」
自分「 埃が舞うってすごいね」
友達「ラストは、まさかの私が1番好きな曲△△で本当に嬉しかった!しかもそのときに大砲でカラーボールを会場に放っていて、ゲットすることができたの」
自分「それは、嬉しいね」
友達「今回緑に囲まれた会場だったからすごく爽快で曲を聴くのに環境がとても大事なんだなと感じたよ」
自分「環境は大事だよね」
沈黙
自分「聞いてて、ライブの楽しさがすごく伝わるよ。
特に想い出深いのは、初めて思い入れのある曲を聴けたことや、タオル回しで埃が舞ったこと、ラストに1番好きな曲だが聴けたこと、カラーボールをゲットしたことで、会場が緑に囲まれた環境だからこそ、より良かったってことかな?」 (要約)
問題8
友達「この前、話した前から気になっていたラーメン屋さんに時間があったから行ったんだけど、なんて言ったらいいんだろう、、、
味は美味しかったんだけど、できるまでに結構時間がかかって、お客さんは少ないんだけど、店主のこだわりで1杯づつ作るからねぇ 、お店の売りがそんな感じみたい」
自分「気になっていたラーメン屋さん、お店の売りが店主のこだわりで1杯づつ作るから時間はかかったけど美味しかったってことかな?」 (要約)
問題9
上司「今度の休みは美術展に行く予定なんだ」
自分「どんな美術展にいかれるのですか?」
上司「パリを拠点に活躍している〇〇さんの美術展なんだけど、喜び、不安、願望とか形のない物を複数の和紙を組み合わせた作品で表現しているんだ」
自分「それは、ユニークですね」
上司「彼の作品はアイデンティティや存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人から評価されてきたんだ」
自分「そうなんですね」
上司「中でも見どころなのが、30mにも及ぶ金色1色の和紙で作り上げたダイナミックな作品で彼の代表作なんだ」
自分「30mはすごいですね」
沈黙
自分「とても興味深い美術展ですね。
〇〇さんの作品の特徴と評価されているところは普遍的な概念を問い、形では表せない物を複数の和紙を組み合わせることで表現されていることで、 美術展の見どころは代表作の30mにも及ぶ金色1色の和紙で作り上げた作品になるってことですか?」 (要約)
問題10
先輩「最近、ダイエットのためにヨーグルトを食べているんだ」
自分「ダイエットにヨーグルトっていいんですか?」
先輩「 うん、よく朝にお通じが起きやすかったり、 夜遅くに食べると太りやすいって聞かない?」
自分「それ、聞きますね」
先輩「人の体は 1日の中で、 朝は排泄、 昼は食べたものを消化して栄養の補給、 夜間は吸収というリズムサイクルがあるんだ」
自分「へぇ、そうなんですね」
先輩「こうした体のリズムには、 腸の働きが最も活発になる腸のゴールデンタイムっていうのがあって、 22時~2時がその時間帯だと言われているんだ」
自分「 22時~2時なんですね」
先輩「このゴールデンタイムに合わせて腸を整える働きのある乳酸菌の詰まったヨーグルトを食べることで、 腸のゴールデンタイムをさらに活性させることができるのがヨーグルトでダイエットできる仕組みなんだ」
自分「そうなんですね」
先輩「だから、ヨーグルトを食べるのは夕食の時間帯がいいんだ。 眠っている間にヨーグルトの乳酸菌が働いて腸が活性化して腸内環境を整えたり、老廃物や有害物質の排出をして太りにくい体質作りに役立つみたいなんだ」
自分「すごくためになるお話を教えていただきありがとうございました。私も実践したいと思いますので内容合っているかどうか確認してもいいでしょうか?」(要約前のお伺い)
先輩「うん」
自分「人の体には、腸の働きが活発になる腸のゴールデンタイムというものがあるので、ヨーグルトを食べるのは腸のゴールデンタイムに合わせた夕食の時間帯に食べることで腸が活性化してダイエットに役立つということで合っているでしょうか?」 (要約)