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積極的に人と関わり親切ができるワーク

積極的に人と関わり親切ができるワーク

人は日々様々なたくさんの行動を取っていますが、その様々な行動の中でも、その行動を取ることで自分も自分の周りも幸せになれる行動があります。
それが「親切」なんです。

詳しくはこちらをご覧くださいね(^^)
「幸せになれる最強の行動」

このワークをすることで

・NGな親切を避け、その状況に合った自分とお相手が幸せになれる最善の親切ができるようになります
・自然に積極的に親切ができるようになれます
・自ら親切をしたくなる思考になることができます

では、始めてみましょう(^^)/

目次

幸せな親切ができるワーク
親切ができる思考を作るワーク
できなかった親切ができるようになれるワーク
親切な性格になれるワーク

やり方

紙とペンを用意しましょう。
全てのワークで、ステップの問いに従って回答していきます。
ステップの中には、自分がどう感じてるのか書き出すステップがあります。
自分がどう感じているのかはできるだけ多く、できたら5つ以上書けるようにするようにしましょう。
できるだけ、多く書くことで普段は意識していない潜在意識とアクセスすることができ、なぜそう思ったのか、なぜその行動を取ったのか、今まで自分が気づかなかった気付きを発見できたり、問題の本質が解るようになるからです。

幸せな親切ができるワーク

ステップ1

親切はすればいいというものではありません。
親切をすることに執着しすぎると思わぬ罠にはまり、逆効果になることがあります。
これから「NGな親切」と「良い親切」を解説します。
まずは「NGな親切」と「良い親切」をしっかりと抑えましょう。

【NGな親切】
親切をすることに執着しすぎると、自分が無理をするような自分を犠牲にする親切、自分ではやり遂げることが難しいハードルの高い親切、親切をしたことにお相手に見返りを求める親切をすると、結果自分が疲労し、お相手にとっても負担になり「お節介」や「ありがた迷惑」に捉えられ、もはや「親切」ではなくなってしまいます。

【良い親切】
良い親切のポイントは、自分がしてあげたいと本能的に思える親切や、親切にすることで自分が嬉しくなるような親切、他人のためなのはもちろん自分のためになる親切をすることです。

会話をしていても、どちらかが不満に思っていると、良いコミュニケーション、良い関係は築けないですよね。
親切もコミュニケーションなので、これと同じことが言えるんです。
親切という行動を通して自分とお相手が良い気持ちになれるからこそ良い関係が築けるんですね。
なので、他人と自分のための親切を心掛けることが大切になります。

ステップ2

「NGな親切」に陥らず「良い親切」ができるように、親切をするときの基準「親切の基準」を具体例を参考に紙に書き出してみましょう。
できたら3つ以上は書けるように頑張って書いてみてくださいね。

「親切の基準」の具体例
・5分以内で終わる
・自分が得意で相手が苦手なこと
・自分の体調が良い

ワークの仕組み

「親切の基準」を予め決めることで、誰かに親切をしようと思ったときや、誰かから何か頼まれたときなどに、瞬時に頭の中で「親切の基準」をチェックすることができ、その親切が自分の価値観に合った親切なのか判断できるので、つい「NGな親切」をしてしまった!ということがなくなり、 結果「良い親切」ができるようになります。

親切ができる思考を作るワーク

このワークは、一日の終わりに親切を振り返り、自然に親切ができる思考を作るワークになります。

ステップ1

一日の終わり、寝る前に今日1日を振り返って、どんな親切ができたかを紙に書き出してみましょう。

【例】
・お年寄りに席を譲った
・同僚愚痴を親身に聞いた
・部下のサポートをした
など

ステップ2

書き出した親切をして良かったと思うことや、親切をしたときに生まれた良い感情を書き出してみましょう。

【例】
良かったと思うこと
・愚痴を聞いてあげて同僚の愚痴が吐き出せた
・愚痴を聞いてあげて同僚の気持ちが聞く前より落ち着いた
・同僚に「私の気持ちを分かってくれて嬉しい」と言われた

良い感情
・力になれて嬉しかった
・これからも同僚の力になりたいと思った
・愚痴を聞いてあげてよかったと思った

ワークの仕組み

親切をしたくなる思考を作るには、親切をすることが自分に取って望ましい行動と脳に思い込ませる必要があります。
人は自分の取る行動によって、メンタルや心理状態、性格を変えていくことができるのですが、そのうえで大切なのはそれを脳の記憶に刻み込まなくてはいけないんです。
脳の記憶に刻み込むためには、記憶が1番残りやすい時に、記憶が残りやすいやり方で、それをする必要があるんですね。

記憶が残りやすいやり方は
・記憶を頭の中で思い出す
・紙に書く

そして、 記憶が1番残りやすい時は
・寝る前
なんですね!

どうして、寝る前なのかといいますと、私達は視覚、聴覚などの感覚から常に様々な情報を受け取り、脳はその情報を常に処理しています。
ですが、私達が寝ると情報が入ってこなくなるため、脳は記憶を定着させる作業を行うんです。
なので、記憶を残すには寝る前が1番いいんですね。

ですので、寝る前に自分のした親切と、それによって生まれた良かったことを振り返り思い出し、紙に書き出すことで脳に 「親切は自分に取って望ましい行動」という記憶を定着させることができ、親切をしたくなる思考を作り出すことができ、自然と積極的に人と関わり親切ができるようになれるんですね。

あなたも、自分に取って望ましい行動は普段から自然と積極的にしていませんか?
例えば、シャワーを浴びればスッキリすると思うと、シャワーを毎日自然にしますよね。
ゲームが好きな人は、ゲームをすると楽しいと感じるから、ゲームを積極的にしますよね。
前持ってリサーチした方が迷わずスムーズに行けると考える人は、前持ってリサーチしますよね。

「親切は自分に取って望ましい行動」と記憶づけることで、これと同じことが起こるんですね。

できなかった親切ができるようになれるワーク

このワークは、親切をしたかったけど、できなかった親切を克服して、同じシチュエーションが起きたとき親切ができるようになれるワークです。

「親切をしたかったけど、できなかった!」
そんなときにやってみましょう。

ステップ1

親切をしたかったけど、できなかった親切を書き出してみましょう。

【例】
・同僚が重い機材を運んでいたが、声をかけて手伝えなかった

ステップ2

どうしてその親切ができなかったのか思いつく限り書き出してみましょう。

【例】
・なんて声をかけていいか分からなかった
・声をかける勇気がなかった
・同僚は「一人でできる」って思ってるかもと考えてしまった
・声をかけるタイミングがつかめなかった

ステップ3

親切ができなくて、相手はどうだったのか出して見ましょう。

【例】
・機材を重そうに運んでいた
・機材を運ぶのに時間がかかっていた
・運び終わってから疲れてそうだった

ステップ4

その親切ができなくて、自分はどう思ったのか書き出してみましょう。

【例】
・声をかけて手伝ってあげたらよかったと思った
・手伝えなかった自分が情けなく感じた
・私が手伝ったら、同僚はもっと楽に運べたのかなって思った

ステップ5

もし、その親切ができていたら、お相手はどうなっていたと思いますか?書き出して見ましょう。

【例】
・機材を運ぶ重さが減って、もっと楽に運べたと思う
・機材をもっと早く運べたと思う
・運び終わってからも、疲れがあまり出なかったと思う

ステップ6

もし、その親切ができていたら、あなたはどう思うと思いますか?書き出して見ましょう。

【例】
・同僚の力になれてよかったと思う
・手伝っているときの時間が有意義に感じたと思う
・自分の力が誰かの役に立てて嬉しく感じると思う
・最近、同僚とコミュニケーションをあまり取ってなかったから取れてよかったと思う

ステップ7

親切ができなかったときの[ステップ3とステップ4]と親切ができたとき[ステップ5とステップ6]を、比較して感じたことを書き出してみましょう。

【例】
・私が手伝わないときより手伝った方が、同僚の負担がなくなる
・私が手伝わないときより手伝った方が、私の気持ちが幸福になれる
・手伝わないと力になれないが、手伝うことで力になることができる
・手伝わないとコミュニケーションは生まれないが、手伝うことでコミュニケーションが生まれて、仲が深めることもできると感じた
・手伝わないよりも手伝った方が多くのメリットが得られると思った

ステップ8

比較したことを踏まえて、今度親切ができなかったときと同じシチューエーションにあったら、どうしたら親切ができるのか書き出してみましょう。

【例】
・同じシチュエーションを見かけたら、かける言葉に迷わないように「手伝おっか?」など、どのように相手に声をかけるか決めておく
・手伝おうか迷ったら「手伝わなかったらこの前みたいに後悔する」って、自分に声をかける
・相手が「一人でできる」って思っているかもしれないって思ったら「相手の気持ちを自分で決めつけないで、声をかけて確かめて」って、自分に声かける
・重そうにしていたら、考える前にとりあえず声をかける

どう手伝うかは声をかけてから考えるようにする

親切な性格になれるワーク

先程お話した「親切ができる思考を作るワーク」の応用編になります。
このワークを週に1度することで、よりしっかりとした「親切ができる思考」を作り出すことができ、あなたの大切にしている価値観や信念に「人に親切にすること」を取り込むことができちゃうんです。
自分の大切にしている価値観や信念に基づく行動をしているので、親切をすることで自分の幸福感も更にあげることができ、人生の満足度も大きく変わってきます。

週に1度、寝る前に、1週間の自分が親切にした行動を振り返りステップに従って書き出してみましょう。

ステップ1

1週間を振り返り、自分が印象に残っている親切をいくつか書き出してみましょう。

【例】
・部下の相談に乗った
・お年寄りに席を譲ってあげた
・友達が好きなアニメのDVDを貸してあげた

ステップ2

自分がどうしてその親切をしたかったのか、それぞれの親切に対して書き出してみましょう。

【例】
部下の相談に乗った

・部下の役に立ちたかったから
・部下にこれから前向きに頑張ってほしかったから
・部下の悩みが解決することでチームのパフォーマンスが上がると思ったから
・部下が何に悩んでいるか詳しく知ることで部下とのこれからの関わり方の参考になると思ったから

ステップ3

自分がその親切をしてどう感じのか、それぞれの親切に対して書き出してみましょう。

【例】
・部下の心が前向きになって安心した
・部下の役に立てて嬉しかった
・前よりも部下と打ち解けられるようになってよかった
・これからチームとして上手くやっていける自信が持てた

ステップ4

もう一人の自分を作り、その親切ができた自分を褒めてあげる言葉をできるだけたくさん書いてみましょう。
5個以上かけたらいいですね。

【例】
お年寄りに席を譲ってあげた

・席を譲ってあげたなんて、あなたすごい優しいね!
・みんな知らん顔だったのに、あなただけは率先してできてすごいよ!
・あのお婆さん、あなたに感謝してたと思う!
・あなたが席を譲ってくれたおかげで電車を快適に乗れたと思うよ!
・お婆さん、荷物も重そうだったから、あなたが席譲ってなかったらもしかしたら腰痛になってたかもしれないから、あなたのおかげでお婆さんの腰痛は防げたね!
・お婆さんはあなたの優しさがすごく嬉しかったと思う!

ステップ5

ベットに入り、その自分への褒め言葉を思い出してから寝ましょう。

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