落ち込みを手当てするワーク

仕事で失敗した。
チャレンジしたことがうまく行かなかった。
心無いことを言われた。
私達は日々様々なことから落ち込みを感じています。
落ち込みを感じたときに
落ち込んだ気持ちを抑える
自分が無力に感じる
早く立ち直らないといけないと気持ちをふるい立たせる
こんな対処法を落ち込みに対してしていませんか?
その対処法が、実はあなたの落ち込みを悪化させているかもしれないんです。
詳しくはこちらをご覧下さい☆
「落ち込みからの脱出術!心理学的に正しい落ち込みのケア」
落ち込みは適切な対処をとらないと、落ち込みに囚われたり、落ち込みを引きずることになり自信喪失や行動力や集中力の低下に繋がってしまうんです。
そこで今回は、落ち込みの気持ちをありのままに受け入れて、ケアをし、落ち込みを乗り越えるためのワークになります。
ワークをすることで落ち込みから回復し、気持ちを切り替えて前に進むことができるだけではなく、自己肯定感も高めることもできるんです。
では、早速やってみましょう(^^)
目次
落ち込みを手当てするワーク
ワークのやり方
ステップに従って進めていきます。
ステップ5、6には解説がついています。
解説まで読んでから取り組むことで、あなたのこれから行うことの狙いが分かりワークの効果が上がります。
ワーク
ステップ1
「落ち込みを表すカラー」と聞いて、思い浮かぶ色を思い浮かべてください。(ブラック以外)
ステップ2
「癒やし、安心を表すカラー」と聞いて、思い浮かぶ色を思い浮かべてください。(ブラック以外)
ステップ3
ステップ1、ステップ2で思い浮かんだ色、それぞれの色の紙を用意してください。
紙はいつでも見返せるようにノート形式だと便利です。
こちらからカラーノートを紹介していますので、カラーノート選びの参考にしてみてくださいね(^^)
ステップ4
ステップ1の「落ち込みを表すカラー」の紙とペンを用意します。
そして
「あんなことがあったんだもの。落ち込んで当たり前だよ。
だからこれから、私は思いっきり落ち込んでやる!」
と、3回口に出して言うか、心の中で唱えてくだい。
ステップ5
自分が落ち込みに対して感じたことを20分間、紙に思いついたことを思いつく限りありのまま、ひたすら書き出してみましょう。
最初20分がきついようでしたら、できれば8分以上を目安にやってみましょう。
ポイント
感情は、なるべく詳細に書き出しましょう。
例えば、「悲しいと思った」としたら
それがどういう悲しさだったのか詳しく書き出してみましょう。
しみじみとした寂しい悲しさ
怒りに燃えた悲しさ
など
なるべく詳細に細かく書いた方が、自分の感情をより詳しく分析できワークの効果を高めることができます。
英語で「悲しい」と検索すると「awful」「unhappy」「sad」など同じ「悲しい」でも意味合いが変わってきますよね。
それと同じような感じです。
解説
落ち込みの感情を吐き出すなら、紙に書くよりも誰かに話した方が良いのでは?と思われるかもしれませんが
他人に話す場合、相手によく見られたいと思って本当のことを言わなかったり、嘘をついてしまいがちになり、全てありのままのことを話すのはとても難しいんです。
また、話した内容に対し、相手から批判や否定をされてしまう可能性もあり、そうなると落ち込みは更に加速します。
それでは当然、自分の心が発している落ち込みと向き合うことはできませんよね。
自分の心が発している落ち込みにきちんと向き合うためには、自分の感じた感情をありのままに吐き出さなければならないんです。
ですので、紙に書くことをオススメします。
ステップ6
ステップ5で書いた内容を読み返してみましょう。
解説
自分の感情を紙に書くことによって、自分と一体となっていた自分の心の奥に貯まり詰まっていた感情をありのままに吐き出し、紙という自分の外に出し
自分の外に出た、感情を見返すことにより、自分の感情を一歩引いた客観的な目でみることができるんです。
そして
「自分はこんな感情を抱いていたんだ」
「だからあのとき自分はこんなに悲しかったんだ」
ということが分かるんですね。
このように自分の感情と向き合うと、その感情を受け入れられるようになれるんです。
自分の感情や不安な気持ちを受入れてしっかり認められる人は、何かあって落ち込んだとしても、ネガティブな感情に苛まれることがなく、自分の感情をコントロールすることができ、立ち直ることができるんですね。
例えて言うなら、肥満の人が自分が太っていることを受け入れて認めることができれば、食事療法や運動を取り入れて自分の精神や行動をコントロールし対策を取ることができますが、「私は太ってなんかない」と思い、自分の体型を受け入れられなかったら、体型を見直すことはなくずっと肥満の体型でいることになります。
感情のコントロールもこれと同じことが言えるんですね。
ステップ7
優しくて、あなたのどんなことも受け止めてくれる架空の親友を想像してみましょう。
ステップ8
その親友が、ステップ5で書いた紙を読んで、あなたに励ましの言葉をかけてくれるとしたらどんな言葉をかけてくれると思いますか?
「ステップ2」で選んだ「癒やし・安定を表すカラー」の紙に励ましの言葉を思いつく限り書き出しましょう。
ステップ9
最後に親友があなたにこんな言葉をかけてくれました。
「誰でも落ち込むことはあるよね。
人間だから上手くいかないことがあるのは当然だよね。
全てが思うように上手くはいかないのは、みんな当たり前よね」
親友があなたにこの言葉をかけてくれたところを想像し
3回唱えてみましょう。
ワークで使用するオススメのカラーノート
ワークの「ステップ3」で使用するカラーの紙のノートをご紹介します。
カラーノート選びの参考にしてみてくださいね(^^)
デザインフィル カラーノート 3冊パック 横罫 A5 ピンク 15145006
【カラー】
ピンク、パープル、ブラウン、イエロー、青緑、黄緑
エトランジェディコスタリカ ノート ガトーマカロン A5 無地 5色アソート MCR-26-51
【カラー】
ピンク、クリーム、グリーン、ブルー、ラベンダーの5色アソート(各20シート)
みさちからのメッセージ
ワーク、お疲れ様でした!
ワークの「ステップ5」でノートに書いた紙は日付を書いてとっておくことをオススメします。
なぜかというと
「今日は嫌なことあったな」
と落ち込んだときに、数カ月後、1年先に読み返してみると
今思うとどうでもいいことが書いてあったりして
「あのときはすごい落ち込んでいたけど、こんなつまらないことで悩んでいたのかぁ。
だったら1年たったらどうでもよくなるんだな。
じゃあ、今のこの落ち込みも大したことないだろう」
と思えて、気が楽になれるんですね。
落ち込みを発しているとき
あなたの心は、あなたに落ちこみを受け入れて欲しいと思い
その思いに気づいてもらうための心のサインなんです。
ですので、落ち込んだ心、落ち込んだ自分をまずはありのままに受け入れてあげてください。
落ち込んだ心、落ち込んだ自分を大切してください。
自分の心の中で発しているものをありもままに分かってあげられるのは自分しかいません。
その心の発しているものをケアできるのも、他の誰でもない自分しかいないのです。
ありのままの自分を受け入れることが、自己肯定感を高めて、落ち込みから回復することができるんです。