〜心理学の力であなたのお悩み解決〜

年間世界50万人の人が亡くなっているあなたの身近な油

「食べるごとに寿命と若さを削る超危険な食べ物」の写真画像です。

サクサクのクッキー、ふっくらフワフワのパン、カリッとしたままの揚げ物、しっとりとしたケーキ

皆さんは好きですか?

実は、これらの食品に使われているあなたが普段から口にしている身近な油があなたを死に導いているかもしれないんです。

その油は
別名「食べるプラスチック」「ゴキブリも食べない」
などとも言われていて
その油が私達の身体に及ぼす深刻な危険性から、現在世界各国で規制の対象にもなっている危険な油です。

しかし日本では未だに規制されることはなく野放し状態になっています。
なので、現在私達の周りで売られている様々な市販のパンやクッキー、ケーキ、揚げ物などあらゆる食品にこの危険な油が含まれているんですね。

私自身、普段から食品を買うときは、この油が入っていないか注意して確認しているのですが、この油が含まれていない食品を探す方がむしろ難しいくらい、今の日本の食品業界では当たり前のように使われています。

そんな油の正体を知ることで、皆さん自身の身体、そして大切なパートナー、お子さんやご両親、友人の身体をその油の害から守ることができるようになれます。

あなた自身の身体、大切な人の身体を守るために、その油について知りたくありませんか?

目次

今日も食べているかも?!恐怖の油

トランス脂肪酸ってどんな油?

トランス脂肪酸の破壊力
心臓と血管にダメージを与える
悪玉コレステロールを増やす
アルツハイマーを作る
トランス脂肪酸で世界中で亡くなっているという事実

なぜ、日本はトランス脂肪酸を使い続けるのか

トランス脂肪酸からあなたの身体を守るためには
原材料に注目してみよう
マーガリンを変えてみよう
なるべく自分で作ってみよう

今日も食べているかも?!恐怖の油

皆さんは、普段、市販のパンやクッキー、スナック菓子、揚げ物などを食べられますか?
また、家庭ではマーガリンは使われるでしょうか?

まず、皆さんに質問です。
これらの殆どの食品の中に、共通して使われている油のがあるのですが、それは何かお分かりですか?

それは

「トランス脂肪酸」

なんです!!

「トランス脂肪酸」なんて、初めて聞いた
っていう方も多いですよね。
一般の家庭にはまず使わない油だと思いますので当然のことだと思います。

トランス脂肪酸の入った油は、
市販のパン、スナック菓子、クッキーなどのお菓子、ファストフードのフライドポテトなどの揚げ物に入っています。

もちろん、全てのこのような食品に含まれている訳ではありません。
使用していない食品もありますので安心してくださいね。

では、どうしたらトランス脂肪酸が入っている食品なのか確認できるのかといいますと

市販のパンやお菓子などのパッケージの裏には必ず原材料名が記載されています。
そこでこのような表記がされている物にはトランス脂肪酸が入っていますので注意しましょう。

・ファットスプレッド
・マーガリン
・加工油脂
・植物油脂
・ショートニング

他にも

・コーヒー用のミルクのコーヒーフレッシュ
・ホイップクリーム

にも、トランス脂肪酸は含まれます。

トランス脂肪酸ってどんな油?

そもそも、トランス脂肪酸とは何からできているのでしょうか?
トランス脂肪酸がどんな油なのかお話します。

油には、オリーブ油、バター、こめ油など様々な油がありますが
油の主成分である脂肪酸は、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つに分類されているんです。

皆さんがよく使う植物油を思い出してもらいたいのですが、常温だと液体ですよね。
オリーブ油や米油など植物油が常温で液体なのは、植物油に融点の低い不飽和脂肪酸が多く含まれるからなのです。
逆に、バターやお肉の油など動物性の脂肪が常温で固体なのは、融点の高い飽和脂肪酸を多く含んでいるからなのですね。

ところが、マーガリンはどうでしょうか?
植物性の油にも関わらず固まっていますよね。
植物性の油は液体なのに、なぜ固まっているのでしょうか???

なぜ、マーガリンが常温でも固まっているのかといますと、脂肪酸に水素を添加し、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に人工的に変化させているからなのです。
つまり、このように水素添加されて人工的に作られた人工油とのことを、トランス脂肪酸というのですね。

しかし、なぜ植物油にこのような加工をするのでしょうか?それは、植物油は液体であるため、そのままでは用途が限られてしまいますが、上記の通り水素を添加して不飽和脂肪酸を人工的に飽和脂肪酸に変化させることで、植物油に動物脂肪のような固体としての特性を持たせることができるからなのです。

このような方法で加工された植物油は、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、加工油脂としてパンやお菓子、ケーキなどの現在の加工食品に幅広く使用されているんですね。

人工的に硬化させたトランス脂肪酸入の油を使うことで、揚げ物やお菓子にサクサク感でたり、ケーキ似滑らかな舌触りがでたり、パンがふわふわになります。

また、硬化させたトランス脂肪酸入りの油は酸化されにくい特徴を持つため、食品の日持ちを良くする効果もあるので酸化防止目的でも使用されています。
そして、天然の植物油よりもコストが安く作れます。

トランス脂肪酸のこのような事情や効果から、パンやお菓子などの食品業界には無くてはならない材料になっているんですね。

トランス脂肪酸の破壊力

トランス脂肪酸がなぜ「食べるプラスティック」などと言われて世界レベルで危険性が指摘されているのでしょうか?

ここからはトランス脂肪酸が含まれた油を摂取することで、私達の身体にどんな影響があるのかをお話ししていきますね。

血管と心臓にダメージを与える

私達の血管は本来、健康な血管は柔軟で伸び縮みをします。
しかし、トランス脂肪酸が血管に取り入れられると、柔軟性が失われます。
例えて言うなら、柔軟な血管とは買ってきたばかりのゴムホースで、柔らかくて弾力性があり少々引っ張ったり折り曲げたりしても,なんともありません。
ところが、トランス脂肪酸を摂取し続けることで、段々とホースは硬くなっていきます。
しかも、硬くて丈夫になったかというと,そうではなく逆にもろくなってきて強く引っ張ったり折り曲げたりすればヒビが入るようになります。
ヒビが入ってしまっては当然使えなくなりますよね。
トランス脂肪酸を摂取すると、このホースと同じようなことが私達の血管にも起きてきているのですね。
それによって冠動脈疾患が起きて、血圧異常、心不全、心筋梗塞、動脈硬化、不整脈などが起きてくるんです。

悪玉コレステロールを増やす

トランス脂肪酸は、余分なコレステロールを回収し適切なコレステロール値を保ち動脈効果を防ぐ働きのある善玉コレステロールを減らし、コレステロールを増やし動脈効果のもとになる悪玉コレステロールを増やすといわれています。
このような作用は、バターやお肉の脂肪などの動物性の飽和脂肪酸よりも顕著で、動物性脂肪以上に悪玉コレステロールの増加作用を持つ可能性を示すことが分かっています。

アルツハイマーを作る

アメリカの研究でトランス脂肪酸はアルツハイマーの発症の原因になることが明らかにされました。

研究の内容を具体的にご紹介しますと
研究チームは認知症状のない日本人の男女1600人あまりを10年間にわたって追跡調査をし、調査開始時の血中トランス脂肪酸濃度を調べて食生活を分析しました。

高血圧や糖尿病、喫煙など認知症リスクに影響し得る他の要因を調整した結果、トランス脂肪酸の濃度が高かったグループは、濃度が低かったグループに比べて認知症を発症する確率が52~74%高いことが分かりました。

トランス脂肪酸で世界中で亡くなっているという事実

パンやケーキやお菓子などに様々なものに含まれいるトランス脂肪酸ですが
WHO(世界保健機関)によると、世界中で年間50万人がトランス脂肪酸による心臓と血管の病気で亡くなっていることが分かりました。

なぜ、日本はトランス脂肪酸を使い続けるのか

このように数々の疾患の原因といわれている「トランス脂肪酸ですので
実際、トランス脂肪酸を摂ると冠動脈疾患のリスクが高まることは、すでにWHO(世界保健機関)が2003年に報告しているんですね。
そのため、WHOは1日当たりのトランス脂肪酸の摂取量を、1日に摂取する総カロリーの1%未満にするように提言し、2023年までに世界中のすべての食べ物から人工のトランス脂肪酸を取り除くことを目標としているんです。
そのため、
WHOの提言を受けて、すでにアメリカのニューヨーク州やカリフォルニア州、カナダ、台湾、タイではトランス脂肪酸の食品への使用を禁止しています。
また、EU加盟国やシンガポールではトランス脂肪酸濃度の上限値を設定したうえ表示を義務付け、韓国、中国、香港では食品中のトランス脂肪酸濃度の表示が義務付けられています。
このように世界の様々な国が国民の健康を守るためにトランス脂肪酸を規制しているのですが、日本は全く規制がされていなく野放し状態なのが現状なんです。

トランス脂肪酸からあなたの身体を守るためには

原材料に注目してみよう

市販のパンやお菓子、ケーキ、揚げ物などの食品を購入するときは必ず、パッケージの裏を見て、上記のトランス脂肪酸が含まれている油が入っていないか確認してから購入しましょう。

パン屋さんやケーキ屋さんなど、パッケージがなく原材料が分からないものに対しては、お店の人に商品にトランス脂肪酸が含まれているのか確認することをオススメします。

最近はトランス脂肪酸の危険性を受け「トランス脂肪酸フリー」の食品も、少ないながらスーパーなどの店頭に並ぶようになってきました。
そのような食品を探してみましょう。

マーガリンを変えてみよう

主にトランス脂肪酸が含まれている油
ファットスプレッド、マーガリン、加工油脂、植物油脂、ショートニング
の中で、マーガリンは何処のスーパーでも手軽に買えますので、パンに塗って使っていた方は多いのではないでしょうか?
パンに塗るマーガリンをバターやオリーブオイル、ココナッツオイルなどの油に変えてみましょう。
バターが身体に悪いと思っている人もいるかもしれませんが、バターには、トランス脂肪酸のような害がないことが分かっています。

なるべく自分で作ってみよう

市販の物に頼らず自分で作ることが、トランス脂肪酸を含めた危険な添加物を避ける1番の対策だと思います。
作るのに手間がかかると思われていたパンも今はホームベーカリーがあれば材料を入れるだけで簡単に作ることができます。
また、お子さんと一緒に作ることで食育になりますし、
家族や恋人と一緒に作るという共同作業をすることで仲が深まることが心理学で分かっています。
まずは休日だけでも構いませんので、身体にも心にも絆にも良い手作りをこの機会にやってみませんか?

この記事はお悩み解決の参考になりましたでしょうか?
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