彼女と喧嘩を繰り返しています。対策を教えて下さい。

S・Aさん、32歳男性
みさちさん、こんにちは。
私には3つ下の彼女がいます。
最近、彼女と意見の衝突など些細なことから喧嘩をすることが増えました。
気まずい時間が続くのも嫌ですし、私が年上という立場もあるので、最近は喧嘩になりそうな気配を感じたら、とりあえず私の方から折れれば丸く収まると思い私から謝るのが毎度のパターンです。
しかし、その場は収まっても、また再び同じようなことで衝突している現状で、最近はこのままでは彼女との関係が破綻してしまうのではないかと考えることもありとても心配です。
どうしたら、喧嘩をしなくなることができますか?
アドバイス、よろしくお願い致します。
みさちからの解答
S・Aさん、ご相談ありがとうございます。
せっかくの2人の時間、喧嘩が続くのは嫌ですよね。
喧嘩が続くとこの先の2人の関係性が心配になるお気持ちよく分かります。
これからどうしたらS・Aさんがお悩みを改善して彼女さんと良好な関係を築けることができるようになれるのかお話しますね。
今回のお話を聞くことで
・同じことでの衝突や喧嘩をしなくなります。
・何か新しいことで衝突としても喧嘩になることを防ぐことができます
・衝突を乗り越えることができ、乗り越えることで2人の仲を深めることができます。
目次
☆S・Aさんのお悩みの解決策
・やりがちなNGな解決策
・相手を受け入れて気持ちを聞く
☆お悩みからの学び
・その場しのぎが不幸を招く
・特別だからこそ歩み寄れる
S・Aさんのお悩みの原因の究明
今回、彼女さんと同じようなことで喧嘩を繰り返している状況を作っている原因として、喧嘩したときのS・Aさんの対処法があげられます。
喧嘩したら、とりあえず謝るという対処法、これは長期的な2人の関係性を考えると、実はとてもマイナスなんです。
理由として
喧嘩をしたとき、相手が怒ってる理由がどうであれ「ごめんね、私が悪かった」などのとりあえずの謝罪の言葉は、とりあえずその場を収めることが目的で、相手が何に対して怒っているのか考えて出た言葉ではありません。
そのような謝罪はその場を収めることはできても、相手が何に対して怒ってるのか相手の怒りの根本を理解していないので、また同じことで相手と衝突しぶつかる事を繰り返すのです。
また誤り衝突を繰り返すということを続けることで、相手から
「誤ってくれたのにちっとも分かってくれてない」
という、気持ちが生まれ、言葉だけで行動が伴わないことへのS・Aさんへの不信感が募り破局の原因にもなりかねないのです
なので、相手と同じ問題で衝突しないためには相手が何に対して怒っているのか、気分を害しいるのかを理解して、それに対する策を見出すことが大切なんです。
S・Aさんのお悩みの解決策
やりがちなNGな解決策
相手が何に怒ったり、気分を害しているのかを理解しようとするのによくやりがちなやり方として、自分の憶測や推測で考えたりしがちです。
ですが、これは相手との気持ちの誤解を生み逆効果になるのでオススメしません。
何故かと言うと、人は怒っているとき、感情に流されて論理的な思考力が奪われています。
つまり、客観的に物事を見ることができなくなり、判断能力が低下しているのです。
ここで、「怒っているのは相手であり自分ではないので関係ないのでは?」と、疑問を持たれる方もいるかもしれません。
しかし、人の感情は伝染するのです。
つまり、怒っている人を目の当たりにした人も感情に流されて論理的な思考力を奪われ判断能力が低下しまうのです。
なので、このような状況のときに自分の憶測や推測を元に相手の怒りの原因を判断することはギャンブルのようなものなのです。
相手を受け入れて気持ちを聞く
相手が何に対して怒っているのか理解するには
憶測や推測ではなく、相手にしっかりその理由を聞くことです。
聞くときのポイントは
怒りや、気分を害して悲しんでたり、傷ついている相手の気持ちを受け入れてあげてから、相手に理由を聞く!
ということです。
例えばこんな風に
「気分悪くさせちゃったよね、ごめんね。これからまた君にそんな想いをさせたくないから、君の気持ちを聞かせてもらえるかな?」
先程、怒っている人は感情に流されているということをお話しました。
その感情の中には自分の怒り、悲しみ、などの気持ちを分かってほしいという想いが詰まっているのです。
なので、先ずは相手の気持ちを分かってあげる、受け入れて上げることで2つのメリットが生まれます。
1つ目は、受け入れて上げることで相手の怒りなどの感情が収まり冷静になります。
2つ目は、人は自分の気持ちを受け入れてくれた人に心を開くという本能を持っているので受け入れて上げることで、自分の気持ちを隠さずオープンに話してくれるようになるのです。
是非、試してみてくださいね!
お悩みからの学び
その場しのぎが不幸を招く
先程、相手が気分を害したと感じたとき、とりあえず謝ることを、その場しのぎの行動とお話しました。
このような謝罪に限らず、後先考えずその場を取り繕う行動や言葉はその場は、上手くしのげたとしても長期的に見るとマイナスなことが多いのです。
例えとして
普段不摂生をしている人が健康診断の向けて数日前だけ食生活に気をつけた結果、健康診断のときに中性脂肪値などの数値が一時的に下がったとしても、根本的な食生活を見直しをしなければ普段の不摂生の食事が蓄積され後に重大な病気を引き起こす可能性が高くなります。
自分の能力を見極めず、有能に見られたいからと、あれもこれもと仕事を引き受けたり、能力より遥かにレベルの高い仕事を引き受けると、そのときは良い顔ができますが、いざやると仕事量や能力が追いつかず、結果仕事が中途半端になったり、期限に間に合わず周りに迷惑をかけることになるのです。
このような、その場しのぎの言動を防ぐには、何かをするときに今の自分の行動や言葉が長期的な未来を見た場合、どのような影響を招くのかしっかりと考えることが大切です。
特別だからこそ歩み寄れる
人は顔がそれぞれ違うように、考えや感じることもそれぞれ違います。
なので、例えどんなに相手のことを好きだとしても相手を100%理解することは出来ないのです。
しかし、理解することが出来ないとしても、相手のことを理解する気持ちを持つことは出来ます。
この世界には星の数ほどたくさんの人々が生活しています。
そんな星の数の人の中で出会い結ばれたことは、宝くじで当たることよりも奇跡的なことなのです。
だからこそ、自分たちの関係は特別なものという意識を置き、「私は君の気持ちを誰よりも分かってあげられる理解者になれる」という気持ちを持ち、相手に歩み寄ることが大切です。
みさち