〜心理学の力であなたのお悩み解決〜

職場の人に妬まれ色々言われて辛いです

職場の人達に色々と言われて辛いです

U・Kさん、31歳女性

みさちさん、こんにちは。
1年前に今の会社に転職をし、今までのサービス職からデザイン職への転職で心機一転、一からのスタートとなるので周りの足を引っ張らないように日々努力を惜しまず頑張ってきました。
その努力のおかげか、周りから少しづつ認められ評価されるようになり、自分に自信が付き今の仕事にやり甲斐を感じてきたところだったのですが、ここ最近はあまり評価されていない人達に目を付けられ私のことを裏で悪口を色々言ってるようです。
たまに直接私にも嫌味みたいなことを言われることもあり、
そんなときは言い返してみたりもするですが、やはり状況は変わりません。
私はこの先、そういう人たちどうすればいいのでしょうか?
教えてください、よろしくお願いします。

みさちからの回答

U・Kさん、ご相談ありがとうございます。
努力をして頑張ってきたのにも関わらずそのように色々と言われるのはとても辛いですよね

今回はU・Kさんのお悩みを5つのカテゴリーごとにお話します。

U・Kさんのお悩みが起きている原因の究明
U・kさんのお悩みを解決する問題解決策の提案
U・Kさんのお悩みを予防する再発防止策の提案
U・Kさんの悩みから皆さんの日常に活かせる学び
私からU・Kさんへメッセージ

でお話しますね!

U・Kさんのお悩みの原因の究明

U・Kさんのお話を拝見してU・Kさんが今の状況に至ったお悩みの原因は大きく2つあると思います。

U・Kさんへの嫉妬心と憧れ
U・Kさんの対処法

詳しくお話していきますね。

原因1:U・Kさんへの嫉妬心と憧れ

人は自分を他人より有能に見られたいという本能を持っています。
何故、評価されていない人達がU・Kさんに色々と言ってくるのか?
これは、自分は評価されていないのにU・Kさんは評価をされていることに対しての嫉妬心からきています。
特にU・Kさんより先輩の立場の人ならU・Kさんに追い抜かれるのではという思いもあり嫉妬心に更に拍車が掛かります。
何故、嫉妬心から悪口やひがみをいうのか?
それは、悪口やひがみを言う人の心理はひがみや悪口を言うことで相手を自分より蹴り落として下にみせて自分を相手より優位にみせようって心理があるんです。
複数の人が揃って同じ人の悪口を言うのも仲間で同じ共通点を作って安心したいというころからきています。
要するに、自分の力で努力して上にいこうっていう考えができない可哀想な人達なんですね。

原因2:U・Kさんの対処法

相手から嫌味を言われたら嫌な気持ちになるのは当然ですし反論して言い返したくもなりますよね。
私も同じような経験がありU・Kさんの気持ちがすごくよく分かるんです。
本当に悲しくなりますよね。
相手から言われたことにそのまま反応して言い返してしまうのは、よくあることで一見正しい対処法に思えますが、実は相手の心に火に油を注ぐようなものなんです。
嫌味とは相手への攻撃ですよね。
例えば、皆さんの前に敵が表れて攻撃をされたときに、攻撃から身を守るためにはどうしますか?
もし相手からの攻撃をそのまま受け売れてしまったら強烈なダメージが来ると思って、敵から身を守るために防御をしたり攻撃を相手に仕返しますよね。
つまりこういうことです。
相手から嫌味という攻撃を受けて反論という攻撃にでれば、相手は身を守るために防御したり、さらに反撃に出て攻撃を仕掛けてくるのです。
そして、相手はこちらの反論から身を守るために防御を取っているのでこちらの反論を受け入れることはできないんです。
U・Kさんの状況が改善しないのは、このような仕組みからきています。

お悩みの状況が起きている原因を理解したところで、このような心理を持つ人達とこれからどのように付き合い、U・Kさんが置かれた状況をどのように改善していくのか、これからお話していきますね。

U・kさんのお悩みを解決する問題解決策の提案

U・Kさんのお悩みの状況を改善する解決策をカテゴリーにごとにお話していきますね。

天の上から見下げる寛容な心をを持つ
相手を認める
味方を作る

です。

天の上から見下げる寛容な心を持つ

「原因の究明」でお話したように
評価されない人達はU・Kさんのひがみや悪口を言うことでU・Kさんを自分より下に蹴り落として下にみせて自分を優位にみせたい、そうすることで自分が有能だと思い込みたい、自分の能力と向き合わず、人を巻き込む迷惑な現実逃避ちゃんタイプなんですね。
だから、評価されないのですが、、
現実逃避するならホント、人を巻き込まないで勝手に自分たちだけでやってほしいですよね(怒)

なので、ひがみや悪口を言ってくる人は取り敢えず何かを言いたいだけなので、こちらが何をしても別の言い回しの変えて色々言ってくるんです。
U・Kさんが必死になればなるほど、あっちの思うつぼになってしまうんです。

人の性格は遺伝が50%と環境要因が50%で形成されるといわれていて、環境要因は自分と深く関わる人間関係に影響されるといわれています。
なので、ひがみや悪口ばかり言って自分と向き合わないようなレベルの低い人たちの相手をいちいちして、U・Kさんが関りを持ってしまうとU・Kさんもその人たちと同じ精神レベルに引っ張られ自然となってきてしまうんです。
U・Kさんは入社してから1年努力を続けその努力が評価されるところまでに至りました。
それだけの努力ができる方ですから、U・Kさんはとても勤勉で自制心が高く、しっかりと自分の実力と向き合える方だと思います。
ですので、今の素敵なU・Kさんでいるためにも、そんなレベルの低い人達に流され振り回されず相手にしないのが得策です。
心持ちとしては、U・Kさんがその人たちの天の上にいて、レベルの低い人たちを天の上から見下ろすように寛容な心を持ってみることです。
例えば、U・Kさんが小さな子供に何を言われてもむきにはならないで寛容な心を持てますよね。
そんな感覚です。
時間は限られていてその中で使える労力も限られています。
限られた貴重な時間と労力、U・Kさんの持っている素晴らしい力を誰かのために使うのなら、ひがみを言ってくる人達に使うのはすごくもったいないことです。
U・Kさんが何かあったとき、疑わず心から祝福してくれる人、認めてくれる人は本当にU・Kさんのことを偽りや表面上ではなく心から思ってくれている人だと思います。
そんな人達のことを大切にして、その人達のために労力を注いでくださいね。
そして、U・Kさん自身のために注いでくださいね。

相手を認める

これは結論から言いますと、ひがみを言ってくる人達を認めてください。
んっ⁈さっきは精神レベルが低いから相手にするなって言ったのにどういうこと?って矛盾に混乱しちゃいますよね。
正確には「認めるふりをする」の方が正しいかもしれません。
基本、精神レベルの低い人たちは時間と労力の無駄なので本気で相手にしなくていいです。

この相手を認めるテクニックを2つお話しますね。
相手を受け入れる
相手を褒める

相手を受け入れる

相手を認めるとは、「原因の究明」でもお話しした通り、相手に敵意を向けたり、相手の攻撃を仕返すとそれが同じように返ってきて今の状況は変わりません。
なら、これと逆のことをしようという発想です。
ひがんでる人達から何か言われたら受け入れちゃいましょう。
受け入れるときの伝え方は簡単!
例としてあげると「あなたはそう思うんだね」「そうなんだね、分かった」「〇〇さんは△△に感じたんだね」
こんな感じでこのような一言だけでOKです。
ポイントは、自分の感情をいれず、相手が言ったこと、感情をそのまま繰り返すこと。
相手はこちらの意見や感情が受け入れられるとそれ以上は言ってこなくなります。
よく相手と言い合いになったり、反論されるという方がいらっしゃいますが、反論は自分の意見や感情が相手に受け入れられないから、相手に分かってもらいたいという心理から起こります。
相手に受け入れられたと認識されれば起こらないのです。

相手を褒めて認める

自分に取って嫌なことを言ってくる人に対して自分も悪く言いたくなりますがこれは逆効果です。
自分に取って嫌なことを言ってくる人達に褒めるなんて気が引けるかもしれませんが、そういう人だからこそ、そういう人が何かをしたときは褒めてあげたり、認める言葉をかけてあげてください。
人は自分のことを褒めてくれる人に対しては敵にしにくいのです 。

この褒めを応用すると、
先程、「相手を受け入れる」で相手から嫌味を言われたときの対処法をお伝えしましたが
受け入れる一言を言った後に、話しの話題の中心を相手に持っていき、相手の長所に目を向けて話をすり替えて褒めてあげるのもオススメです。
相手にも何かしらの長所や自慢できるものがあるはずですから、そこを誉めて嫌味から話題を逸らす感じです。
褒めるのは、仕事のことでなくても今日身につけてる洋服やアクセサリーなど身近なことで大丈夫です。

直ぐには、効果は出ないかもしれませんが、ちりも積もれば山となるという言葉があるようにU・Kさんのその行いの積み重ねが相手の心を少しずつ動かしていくと思います。

味方を作る

最後の解決策はU・Kさんの味方に目を向けて強化する解決策になります。
U・Kさんが現状、周りから認められて評価されてるとのことですので、ひがんでる人達もいることは確かなのですが、U・Kのことを認めてくれる人もたくさんいるということですよね。
そういう人達に目を向けて仲を強化するテクニックを3つお話しますね。

初心の心を忘れない
サポートをする
評価を自分だけのものにしない

初心を忘れない

U・Kさんが何故、その人達から認められたのか?評価されたのか?それまでの行いなどプロセスを振り返り考えてみてください。
 分かったことを紙などに書いてみてください。

それが、U・Kさんが評価されている理由です。
人は環境に慣れてくると初心の心を忘れがちになります。
定期的に書いた紙を見て、常にそのことを忘れないで行動してください。

サポートをする

強固な人間関係は、お互いの信頼関係で作られています。
U・Kさんが誰か味方が欲しいとしたら、U・Kさんも相手に同じことをしなくてはなりません。
U・Kさんが普段から誰かが困っているときのをサポートをしてあげることで信頼関係が生まれ、U・Kさんが困っているときは味方になってくれると思います。
信頼関係には普段からの相手への親切もとても有効です。

評価を自分だけのものにしない

U・Kさんはこれからも周りから評価される機会はあると思います。
やはり、自分のしたことが周りから評価されると嬉しくてつい舞い上がって自分の喜びの感情に浸りたくなっちゃいますよね。
けど、そんなときこそ自分の内側の感情ではなく外側の評価してくれた人達や関わって仕事をしてくれた人達に目を向けて感謝の言葉を伝えてみましょう。
例えば、こんな風に
「今回成功したのは、皆さんのサポートがあったからこそ成功できました。本当にありがとうございました」
みたいな感じです。
「〇〇さんがあのとき△△をしてくれたおかげで」などもっと具体的なエピソードを盛り込むと一層相手の心に刺さると思います。
評価されたとき、つい嬉しくて自分の手柄を主張したくなりますが、そんなときこそこれまで関わった人達に感謝の気持ちを持ち、手柄を関わった人達にも分け与えることが大切です。
人は自分のしたことを相手が認めてくれるとその相手に好意や信頼が芽生えることが分かっています。
U・Kさんのそのような人柄に周りの人達はよりU・Kさんを評価をし、U・Kさんの支えになってくれると思います。

U・Kさんのお悩みを予防する再発防止策の提案

私からU・Kさんへお悩み再発防止策の提案を3つしますね。

自慢話をしないように心がける
むやみに励まさない
失敗や弱みを明かす

自慢話をしないように心がける

何か嬉しいことがあれば、周りに言いたいという気持ちになることは当たり前のことですよね。
けれど、人それぞれ受け取り方、捉え方は違います。
ある人はそれをと一緒に喜んでくれるかもしれませんが、
ある人はそれを自慢話に捉えて不快な気分にさせてしまうこともあるかもしれません。
日常に起こるU・Kさんにとって嬉しい話題ほど、自分からは周りにその話を振らないように心がけることが賢明だと思います。

むやみに励まさない

もし今後U・Kさんが評価されて誰かから嫉妬されたとき
相手に対して「〇〇さんだってきっとできますよ」みたいなフォローや励ましをするのは、相手からすると評価されていない自分を見下している発言だと思われ、相手を不快にさせフォローしたつもりが返って裏目に出てしまう可能性があります。
そういうときは、U・Kさんが評価されていない分野で、かつ相手が大切にしてること、得意なこと、目標にしていることに対して相手の取り組みを認めて褒めてあげてください。
例えば
「今回私は〇〇で成功しましたが、△△さんは☓☓で物凄く頑張られていて、これだけのことをされていますよね、私はその点はまだまだできないことなので本当に尊敬しています。」
 このように言われると相手は自信を取り戻し、相手の嫉妬心を和らげることができます。

失敗や弱みを明かす

人は他人にあまり失敗や弱みを見せたがらない生き物です。
このため、失敗談や自分の弱みについては、あまり話さないという人の方が多い気がします。
ですが一般的には、あまりに隙のない人は何もかもが恵まれている、優れていると思われて反感を買いやすい傾向にあります。
あえてU・Kさんから弱みを見せて、相手よりも劣っているところがあることを示しておくことで、相手の嫉妬の対象から外れることができます。

是非、試してみてくださいね!

みさち

みさちからU・Kさんへのメッセージ

U・Kさんの悩みから皆さんの日常に活かせる学び

U・Kさんからのお悩みから、これからの私達の人生に活かせる学びをカテゴリーごとにお話します。

嫉妬は良いものと捉える
自分と向き合える人だけが勝ち組になれる

嫉妬を良いものと捉える

もしあなたが誰かから嫉妬される、それはどういうことなのでしょうか?
それは、本心では相手はあなたが羨ましい、あなたのようになりたい、そう思っているのです。
なので、嫉妬自体は相手の憧れの表れなので悪いものではないのです。
もしあなたが誰かから嫉妬されたなら、それだけあなたは他人から見て魅力があるということなんです。 
もし仕事面で嫉妬されたのたら
「自分の能力はそれだけ成長したんだ」
もしあなたの私物に嫉妬されのたら
「自分はそれだけの物を買えるだけのレベルに成長したんだ」
「嫉妬されるなんて、それだけ自分はセンスがいいんだな」
などなど!
なので、嫉妬されたらラッキーと思いましょう。
ですが大切なのは、その相手の嫉妬の感情を恨みや妬みに発展してあなたに害をもたらさないようにすることです。
これは、先程の「お悩みの解決策」や「お悩みの再発防止策の提案」を参照してみてくださいね。

自分と向き合える人だけが勝ち組になれる

誰かに嫉妬し僻んだり、嫌味や悪口を言う行為、
これ、実は本人の中では自分自身を向上させてる行為なんです。
どういうことかと言うと
妬み、嫌味や悪口を言い相手を悪く言うことで、相手を下に落して「自分は相手より上の人間だよ」と自身で思い込みたい、そして他人にもそう認めさせるためにやってるんです。
実際には勝手に本人が上になった気がしてるだけなので、全然上にはなってないのですが、、
これに気づかないで良い気になってるのが、こういう人達の痛いところですよね。
なので、こういう痛い人達はこういうことをしてる限り、自分を向上させることはありません。
唯一、向上するのは僻みを言いづける口の悪さだけですね。

自分の向上は自分の外側にいる周りの人との比較では伸ばせません。
本当に自分を向上させるためには
自分の外側ではなく自分の内側、つまり自分の内面に意識を向け、客観的にみて自分の能力を正しく判断し、自分の足りないところを受け入れ、どうすれば改善できるのかを考え、伸ばそうと努力できる人だけが成長でき、自分を向上させることができるのです。

みさちからU・Kさんへメッセージ

U・Kさん、ご相談ありがとうございます。
これまで努力をして頑張ってきたのにも関わらず、そのように色々と言われるのはとても辛かったですよね。
けれど、U・Kさんはそれまでそのような辛い状況の中でもめげずに現状に向き合い、言い返すという行為で改善しようと試みた姿勢、U・Kさんの何事にも向き合う誠実な人柄が伝わります。
U・Kさんが周りから評価される理由がとても分かる気がします。
ただ、今回はその人達への向き合い方がちょっと違っただけなんです。
ご提案した解決策は直ぐには、効果は出ないかもしれませんが、U・Kさんのその行いの積み重ねがその人達の心を少しずつ動かしていくと思います。

嫉妬する評価されない人達は、自分もU・Kさんのように周りから評価されたいという憧れや願望を持っているからこそ嫉妬するのです。
つまり、U・Kさんは評価してくれた人、されてない人の両方から評価されているのです。
未経験のスタートから1年でここまで評価されたU・Kさんはまだまだたくさん可能性が詰まっていると思います。
しかし、その可能性や、これまで努力して積んだスキル、せっかく生まれた自信や遣り甲斐を僻みを言ってくるようなレベルの低い人達に振り回され労力を持ってかれ、潰されてしまっては本当に勿体ないです。
どうか、これからのU・Kさんの労力を仕事においてこれまで大切にしてきたことや信念に注いで頑張ってください。
向き合う力を持っているU・Kさんなら、持っている可能性をこれからの努力しだいで幾らでも形にできる方だと思います。
また何かあったら気軽に私に相談してしてくださいね
U・Kさんのお仕事のご活躍、これからも応援しています。

みさち

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