恥と失敗に対する恐怖心を克服するワーク【基本編】
このワークは、あなたが恥や失敗に対しての恐怖心を大きく捉えすぎている、考えすぎていることを気付かせてくれて、恥や失敗に対する恐怖心を克服できるように導いてくれるワークになります。
あなたが、これから恥や失敗を感じたときにもこのワークを積極的にやってみましょう!
やり方
紙とペンを用意しましょう!
このワークは、できるだけ紙に書き出して行うことがオススメです。
もちろん頭の中でもできますが、紙に書き出すことで自分の思考が整理されて、より明確に把握することができるんです。
ワークA
ステップ1
まずは、自分がしたら恥ずかしいと思う状況をあげてみてください。
例えば、
・人前でこける
・人違いをして話しかけてしまった
・言葉を噛んでしまった
など、何でもいいです。
ステップ2
次に、あなたが自分がしたら恥ずかしいと思う状況を思いついたら、実際にあなたがその恥ずかしい状況にあなたがあったときの状況を想像してみましょう。
恥ずかしくて辛くなるかもしれませんが、鮮明に想像することがポイントです。
ステップ3
ステップ2で想像して、思い浮かんだ感情を紙に書きましょう。
できるだけ、感情を細かく鮮明にたくさん書いてみてください。
例えば、
・恥ずかしくてその場から逃げ出したくなった
・なんて自分はダメな人間だと思った
・みんな笑ってそう
思いつく限り、たくさん書いてみましょう。
ステップ4
次に、もしその恥ずかしいことが自分ではなく他人がしたら、それを見て自分はどう思うのかを考えてみて思い浮かんだことを紙に書き出してみましょう。
例えば、
「人前でこける」でしたら
・大丈夫かな?怪我してないかな
・私も前にこけたことあったな
・痛そうだな
・お財布や携帯落としたり平気かな?
ステップ5
書き出しましたらステップ1とステップ4の書いた紙を見て、書いてる内容を比較してみましょう。
どうでしょうか?
おそらく同じ恥でも、ステップ4の他人が恥ずかしいことをした状況よりもステップ1の自分が恥ずかしいことをした状況の方が悲観的に書いてないでしょうか?
このように、人は自分の恥を悲観的に捉えてしまう習性があります。
けど、その恥は他人から見たら自分が思っていたよりも大したことはないことが分かりますよね。
ワークB
ステップ1
まずは、自分が過去にコミュニケーションの中で失敗した体験、または失敗と思うことをあげてみてください。
例えば、
・聞いたことを勘違いしてしまった
・上手く返答できなかった
・言い間違いをしてしまった
など、何でもいいです。
ステップ2
次に、あなたが自分が失敗した体験の状況を頭の中で鮮明に思い出してみましょう。
辛くなるかもしれませんが、鮮明に頭の中で描くことがポイントです。
ステップ3
ステップ2で、思い浮かんだ感情を紙に書きましょう。
できるだけ、感情を細かく鮮明にたくさん書いてみてください。
例えば、
・もうやっていけないと思った
・なんて自分はダメな人間だと思った
・きっと周りにいる人達にこれからも自分はずっと無能だと思われる
など
思いつく限り、たくさん書いてみましょう。
ステップ4
次に、もしその失敗が自分ではなく他人がしたら、それを見て自分はどう思うのかを考えてみて思い浮かんだことを紙に書き出してみましょう。
例えば、
「言い間違いをしてしまった」でしたら
・私も〇〇の時、言い間違いしてたよなぁ
・まぁ、言い間違って誰にでもあるよね
・その時はあれ?って思うけどそんなに気にならないかな
ステップ5
書き出しましたらステップ1とステップ4の書いた紙を見て、書いてる内容を比較してみましょう。
どうでしょうか?
おそらく同じ失敗でも、ステップ4の他人が失敗ことをした状況よりもステップ1の自分が失敗したことをした状況の方が悲観的に書いてないでしょうか?
このように、人は自分の失敗を悲観的に捉えてしまう習性があります。
けど、その失敗は他人から見たら自分が思っていたよりも大したことはないことが分かりますよね。