味方を作る!助けてもらえる!好かれる人になれるワーク

あなたは私達人間が共通して好意を持つ人、親近感を持つ人は、どんな人だと思いますか?
それは
「自分が助けてもらった人」ではなく「自分が助けた人」
なのです。
詳しくはこちらで解説していますのでご覧下さい(^^)
「助けてもらって親近感アップ」
しかし、だからといって相手に助けてもらおうと思っても
「やっていただけますか?」
と、ストレートに直接相手にお願いするのは言いづらい、気が引ける
と、感じる方もいるのではないでしょうか?
特にそれがあまり親しくない人、目上の人や忙しそうな人だったりすれば、更に言いづらいですよね。
ですので今回は相手の負担がなく自然に助けてもらえるようになれるワークになります!
このワークをすることで相手から自然に助けてもらえ、親近感や好感度を作りだすことができるのはもちろん、助けた相手も幸せな気持ちになることができ、「この人と接していると楽しい」と思わせることができるんです。
また、ワークをすることで、相手からあなたのことを「もっと助けたい」と思わせることができ、あなたからお願いしなくても、相手から助けてもらえるようになれるのです。
意中の相手を射止めたい、ビジネスの相手との仲を深めたい、上司に気に入られたい、部下に慕われたい、仲間と上手くやっていきたいなどあらゆる関係でも使え、あなたが仲良くなりたい人と仲を深めることができます。
目次
味方を作る!助けてもらえる!好かれる人になれるワーク
先程、お話したメリット
- 相手から自然に助けて貰える
- 親近感や好感度を作りだすことができる
- 助けた相手が幸せな気持ちになれる
- 相手からあなたのことを「もっと助けたい」と思わせることができる
- あなたからお願いしなくても、相手から助けてもらえるようになれる
これらのメリットを満たすことができるのが
アドバイスを求める
というテクニックになります。
相手にどのようにアドバイスを求めてコミュニケーションを取ることで、相手に上記のようなメリットを生み出すことができるのか、これから一緒にワークをやっていきましょう!
ワークのやり方
ステップに沿ってやっていきましょう。
ステップに「ポイント」や「解説」がある場合、読んで理解してから取り組むことでワークの効果を高めることができます。
ワーク
ステップ1
好かれたい相手の得意なこと、詳しいこと、興味あることを書き出しましょう。
例
- 健康関係
- ゲーム
- テニス
- アクション系の映画
- 旅行
ステップ2
「ステップ1」で書き出したことで、相手にアドバイスを求めるとしたらどんな言葉をかけますか?
書き出してみましょう。
例
- 「私はアクション映画がとても好きなんです。だけど最近あまり面白そうな作品がみつからなくって。Aさん映画が好きでとても詳しそうなので、良かったら何か良い作品教えていただけませんか?」
- 「最近便秘気味で、何か便秘に良い食品を探しているのですが、私はあまり詳しくなくて悩んでいるんです。Aさん普段から食事には気を使われていますので、何かオススメの食品教えていただけませんか?」
他にも例として
- 「どうしたら上手にできるのか教えてもらえますか?」
- 「何かコツはありますか?」
- 「良いお店、知っていますか?」
ポイント
アドバイスを求めるときの言葉は
「○○を教えてもらえませんか?」
「○○のアドバイスもらえませんか?」
と、単純に相手にアドバイスを求めるよりも
「悩んでいる言葉+相手をたてる言葉+教えていただけませんか?(アドバイスを求める言葉)」
で伝えてみましょう。
どういうことかといいますと
まず、自分が何にどんな風に悩んでいるのかを伝え、相手はその分野に関して優れているからアドバイスをもらいたい旨を伝え、アドバイスを求める流れに持っていくということです。
先程の例を説明に出しますと
- 「私はアクション映画がとても好きなんです。
だけど最近あまり面白そうな作品がみつからなくって。(悩みの言葉)
Aさん映画が好きでとても詳しそうなので(相手をたてる言葉)
良かったら何か良い作品教えていただけませんか?(アドバイスを求める言葉)」 - 「最近便秘気味で、何か便秘に良い食品を探しているのですが、私はあまり詳しくなくて悩んでいるんです。(自分の悩みの言葉)
Aさん普段から食事には気を使われていますので(相手をたてる言葉)
何かオススメの食品教えていただけませんか?(アドバイスを求める言葉)」
相手にアドバイスを求める際に、自分の悩みを打ち明け、自分が困っていることをしっかりと伝えることで、
相手に「私のアドバイスで困っている人を助ける」という感情を作ることができるので、相手にあなたを助けるという実感を強く与えることができます。
相手にアドバイスを求める際に、相手を立てる言葉を使うことで、「相手がその分野で能力がある」ということを主張することになるので、相手は「私の能力を認めてくれている」という承認欲求を満たすことができるので、良い気分になり「あなたのために役に立ちたい」という気持ちに持っていくことができます。
人は自分のことを認めてくれる人に好意を抱く生き物なので
自分を認めてくれる
↓
好意を抱く
↓
助けたくなる
と、いうスタンスができあがるのです。
ステップ3
「ステップ2」で書き出したことを相手に尋ね、アドバイスを求めてみましょう。
解説
人は自分の詳しいことや興味があることを共有したい、認められたいという本能を持っています。
相手にその分野でアドバイスを求めることで
「あなたの興味あることを聞きたいです」
「あなたの興味あることに私も興味があります」
というアプローチになりますので、アドバイスを求めるというお願い事をしているにも関わらず、相手に幸福感を与えることができるんです。
相手があなたのことを近寄りがたい人と思われている場合、相手にアドバイスを求めることで親近感を感じさせることができます。
相手がビジネス関係、上司である場合、「教えてください」というスタンスのアドバイスを取ることで、うまく下手に周り迎合することができるため良好な関係を築きやすくなれます。
相手が自分の部下や後輩、自分よりも目下の人にアドバイスを求めたの場合、「〇〇さんが私を頼ってくれた」という思いが相手から生まれ、自分よりも弱い立場の人を助けたときよりも強い自己重要感を感じるため、部下や後輩の仲を深めたり、モチベーションを上げることができます。
ポイント
相手からアドバイスを聞いて、例えそれが微妙だとしも
「うん、うん」「なるほど」「そうなんですね」
など相槌を打ちながら興味津々に最後まで聞きましょう。
ここでの目的は相手からアドバイスを引き出すことです。
正論や自分の考えを言うことではない、ということ忘れないようにしましょう。
否定したり、口出しするのはNGです。
アドバイスを聞いてるときに途中で
「それ、いいですね!忘れないようにメモを取らせてください」
と相手にお伺いを立てメモを取ると、相手へのアドバイスを聞くあなたの熱意が相手に強く伝わりますし、相手のアドバイスを忘れないのでオススメです。
ステップ4
相手がアドバイスを言い終えたら、お礼をいいましょう。
例
- 「すごく面白そうな作品教えていただきありがとうございます。早速見てみますね」
- 「教えてくれてありがとうございます。ヨーグルトの健康効果について知らないことばかりだったのですごく勉強になりました。今日帰りにスーパーに行って教えていただいたB社のヨーグルト購入してみます」
解説
相手にアドバイスを求め、お礼をすることで、相手の中で「自分はあなたを助けた」ということを感じ 、あなたに対して親近感、好意が生まれます。
ポイント
お礼の言葉と言うと「ありがとうございます」だけで終わりになりがちですが、例文のように「ありがとうございます」に何かプラスしてお礼の言葉を相手に伝えてみましょう。
感謝の気持ちを細かく伝えることで、相手に
「自分の情報がこんなに役にたったんだ!」
「自分のしたことでこんなに喜んでくれてる!」
ということを感じ、相手の承認欲求が満たされ幸福感が生まれたり、相手が「あなたを助けた」という実感を感じ、あなたに対してより強く親近感、好意が生じます。
ステップ5
相手からもらったアドバイスを実行してみましょう。
ポイント
相手からもらったアドバイスがイマイチな場合や自分の意にそぐわない場合は本当に実行しなくても構いません。
ステップ6
アドバイスを実行して良かったところを書き出しましょう。
相手のアドバイスを実行していない場合は、実際に自分がして良い結果が出たとしたら、どんなことが生まれるのかを想像して書き出してみましょう。
相手から映画や本など何か作品のアドバイスをもらったときは口コミなどを参考にするとよいと思います。
例
- 戦闘シーンが迫力があった
- 最後のどんでん返しが良かった
- 主人公の演技がかっこよかった
- 便秘の症状が緩和された
- 身体の調子も良い
ステップ7
「ステップ6」で書き出した言葉から
相手にアドバイスを実行したことの報告とアドバイスをやって良かった、改善された感謝の気持ち
を相手に伝えるなら、どんな言葉をかけますか?
書き出してみましょう。
例
- 「この前Aさんが教えてくれた作品見ました。戦闘シーン、主人公の演技がすごくかっこよかったですし、大迫力で圧倒されてずっと釘付けでしたよー。
あと、最後のどんでん返しがたまらなかったですねー。Aさんに素敵な作品を教えていただいたおかげで楽しい時間をすごせました。本当にありがとうございます。また面白い作品あったら教えてもらえたら嬉しいです」 - 「前に教えていただいたB社のヨーグルトを食べて2週間ほどたつんですけど、Aさんにヨーグルトを教えてもらったおかげで、食べて数日後から、あれだけ頑固だった便秘が緩和されて前に比べてすごく調子が良くなりました。Aさんに教えてもらわなかったら今もずっと悩んでいたと思いますので本当に感謝しています。Aさんは他に身体のために良いと思って取られている食品はあるのですか?」
ポイント
感謝の言葉は、相手のアドバイスを受けて良かった点やそこから感じた自分の感情を詳細に言葉にすることで
「自分はあなたのおかげでこれだけ助けられました」
ということが相手に伝わり、相手は
「自分の情報がこんなに役にたったんだ!」
「自分のしたことでこんなに喜んでくれてる!」
と感じ、相手の承認欲求が満たされ、幸福感が生まれたり、相手が「あなたを助けた」という実感を感じ、あなたに対してより強く親近感、好意が生じます。
感謝の言葉の中に「あなたのおかげで〇〇でした」という「あなたのおかげで」という言葉を使いましょう。
この言葉を相手に伝えることで、相手は
「自分のアドバイスが〇〇に役立ったんだな」
という、自分のアドバイスが、あなたのどのようなことに影響を与えたのかが明確に分かるため、より「あなたを助けた」という実感を感じることができるため 、あなたに対してより強く親近感、好意が生じます。
感謝の言葉の最後に例文のように
「また、良かったら教えてください」
「他にはどんなことをされているんですか?」
などの言葉をつけることで、相手に「もっと助けたい」と思ってもらえ、再び相手からアドバイスをもらいやすくなります。
ステップ8
「ステップ7」で書き出した言葉を、相手にアドバイスを実行したことの報告とお礼というていで伝えてみましょう。
解説
人は、自分のアドバイスに従って上手くいき、感謝されると「アドバイスした相手はを守らない」といけないという感覚におちいるんです。
こうなると、相手があなたのためにと進んで色々とやってくれるようになるんですね。
また、あなたから感謝されることで、相手の心に
「もっと頼られるために力を貸したい」「もっと感謝されたい」「必要とされたい」
という思いも同時に芽生えるので、あなたに対して積極的に何かをしてあげたくなるんです。
ポイント
相手とメールやラインなどのやり取りをする仲でしたら、感謝とお礼の言葉を、まずはメールやラインで伝え、会ったときに再び伝えましょう。
感謝の言葉は伝える回数が多いほど効力が増すことが分かっています。