〜心理学の力であなたのお悩み解決〜

飼い主と猫との絆を深める、猫の会話術の心理学

「猫と会話ができる」の写真画像です。

「飼っている愛猫と会話ができたらいいな」

と思いませんか?

実は愛猫と会話をすることはできるんです。

愛猫と会話をすることで、愛猫の気持ちを理解しやすくなりますので
愛猫のニーズに応えることもできますし、愛猫の心の痛み、身体の不調にもいち早く気付きやすくなるんですね。

また、愛猫があなたの気持ちにも気付きやすくなり
愛猫とのとの絆を深めることができます。

では、愛猫とどうしたら会話ができるのか?
今回は、愛猫との会話の心理学についてお話していきます(^^)

最後には、愛猫とのコミュニケーションを深めるワークもありますので、是非トライしてみてくださいね(^^)/

目次

猫は人の言葉が分かる

「猫と飼い主」の写真画像です。

愛猫に
「ご飯だよ」

などの言葉をかけると反応したり

「偉いね」

などの褒め言葉をかけるとゴロゴロと喉を鳴らしながら喜んでいたり

「コラッ!」
などのしかり言葉をかけると離れていく

愛猫にこのようなことはありませんか?

これは、何となくではなく、猫は私達が話しかける言葉を理解しているからこそ起こる反応なんです。

一般的に、猫の知能は人間の1歳半~2歳半の子供程度であるといわれていて、単語の数としては80語ほどは聞き分けられると言われています。

しかし、2011年には、米国の犬のボーダーコリーが猛特訓によって、単語を1000語以上覚えられたという研究結果がでていますので
脳の構造や知能については、犬も猫もさほど変わりませんから、猫もおそらく80語以上の相当数の単語を覚えることができると思われます。

しかし、猫は、猫の前で単純に言葉を話せば何でも覚えて理解してくれるのいうわけではありません。

では、どうすれば愛猫はあなたの言葉をよく理解してくれるようになるのでしょうか?

記憶に結びつける

猫は言葉を自分の記憶に結び付けて記憶します。

ですので、猫にとって自分にとって良い事が起きる言葉や、悪い事が起きる言葉はとても覚えやすく、言葉を理解かりやすいと言われています。

例えば

あなたが
「ご飯だよ」
と、言葉をかけて、愛猫にご飯をあげると

愛は猫は
「ご飯だよ」という言葉と「ご飯を食べられる」という良い記憶を結びつけます。

そして
「ご飯だよ」を「ご飯をくれる言葉」として認識し覚えます。

そうすると、あなたが愛猫に
「ご飯だよ」
と、話しかけると

愛猫は
「飼い主がご飯をくれるって言ってる!」
となり、喜び反応するようになるんですね。

なので、猫は普段の飼い主との関わりから、言葉を聞いて
ご飯をくれるのか、自分が褒められているのか、叱られているのか
などは判断できるんですね。

ですので
「ご飯だよ」
と言えば駆け寄って来たり

褒め言葉をかけられると喜んだり

「ダメ!」「コラッ!」
などのしかり言葉をかけられると、 察して逃げ出すんです。

例えば
あなたもあまり有名でない場所でも、行ったことのある場所の地名は結構覚えていませんか?

しかし、あまり有名ではない行ったことのない場所の地名は聞いても忘れてしまったりしませんか?

これは、あなたのその場所で過ごした記憶と地名が結びついているか、いないかの違いなんです。

つまり、人間も経験という記憶と言葉が結びつくと記憶をしやすくなるんですね。
こう思うと猫も人間も似ていますよね。

同じ言葉を使う

猫は、あなたがよく使い耳にする言葉ほど記憶し理解してくれるようになります。

なので、愛猫にあなたの言葉を覚えてもらいたければ

ご飯の時には「チュールだよ」
褒めるときは「偉いね」
叱るときは「ダメ!」
などのように

シチュエーションごとに言葉を統一して、毎回なるべく同じ言葉を使うようにしましょう。

例えば、あなたも
一度聞いただけの名前や情報は時間が立つと忘れてしまいますが、何度も同じ名前や情報に触れると自然と覚えますよね。

歌詞なども一度聞いただけではなかなか覚えられませんが
何度か耳にすると自然と覚えている経験はないでしょうか?

つまり、私達人間はよく使う言葉や、よく聞く言葉は馴染みやすく記憶をしやすいんです。
これは、猫も同じなんですね。

余談ですが、これと前項の「記憶に結びつける」を応用すると
もし、あなたが知識や情報、名前など何か記憶したいときは、
記憶したい情報や言葉に関連する記憶や体験を結びつけて覚えることを繰り返すことで記憶しやすくなりますよ!

  • 覚えたい情報
    猫は玉ねぎとニンニクは害になるので食べさせてはいけない
  • 体験に結び付けて記憶
    玉ねぎやニンニクにを食べて体調が悪くなったことを実際に起きて経験したかのように想像する

愛猫が体調が悪くなったときのことを思い出す。

これを繰り返します。

声のトーンをそろえる

前項で、猫は自分の経験した記憶と言葉を結び付けてを覚える
とお話しました。

これを綿密に言うと
猫は自分が経験した記憶と音を結び付けて言葉の意味を覚えます。

そう、
綿密に言うと「言葉」ではなく「音」を覚えるんです。

つまり
猫は、私達の言葉を1つの言葉としてではなく、1つの音として捉えているんです。

分かりやすく例えると
あなたが曲が流れてきたとき、歌詞ではなくメロディで覚えていることってありませんか?

猫もこのように人間の言葉を言葉としてではなく
声のトーンやアクセント、イントネーションから
1つのメロディとして覚えるんです。

猫は人間よりも遥かに高い聴覚機能を持ちますので
人間が発した微妙な音を聞き分けて単語を区別することができるんですね。

なので、いくらあなたが愛猫に同じ言葉をかけても
声のトーン、イントネーションやアクセントを変えてしまうと音が変わるため
違う言葉と認識してしまい理解してくれないんですね。

例えていうなら
誰かがある曲を歌詞は同じですが、メロディーを変えて歌ったとします。
そうなると、何の曲かを認識するのは難しくなりますよね。

つまり、あなたが声のトーン、イントネーションやアクセントを変えて愛猫に言葉を話すことは
愛猫にもそのようなことが起きて、あなたが話しかけていることを認識できない、ということになってしまうんですね。

ですので、愛猫に言葉を覚えてもらうためには、言葉だけではなく、その言葉を発するときの声のトーン、イントネーションやアクセントも大切にし
かける言葉のイントネーションやアクセントにも意識をむけて統一するように心がけましょう。

みさちからのアドバイス

  • 猫は自分の記憶に結び付けてあなたの言葉を記憶している
  • 猫に言葉を覚えてもらうには、シチュエーションごとに同じ言葉を使用し、かける言葉のイントネーションやアクセントにも意識をむけて統一するように心がけましょう

猫は、自分の名前を分かっている

「無防備な子猫の寝姿」の写真画像です。

猫は、自分の名前を分かっている

愛猫との会話において重要なものがあります。

それは、愛猫の名前

です。

ここで
「そもそも、猫って自分の名前を分かっているの?」
と、思うかもしれませんが

実は猫は自分の名前をちゃんと分かっているんです。

それを証明するものとして、実際に猫が自分の名前を識別できているのかを確認をする実験が行われています。

実験内容

猫、16匹対象に対して猫の自分の名前を含め、他の似たような名前で呼びかけます。

例えば「ユズ」という猫に実験をするなら
「アズ」「ユノ」「カワ」「ミコ」といった言葉を猫に4回聞かせます。

すると、 どの猫も、自分の名前以外は反応が弱いのに対して、自分の名前を呼ばれると耳を向けたり反応するんです。

このことから、猫は一般名詞と自分の名前とを区別していることが分かったんですね。

名前を覚えてもらうためのポイント

ここで、愛猫に自分の名前をしっかりと覚えてもらうためのポイントをご紹介します。

同じ名前で呼ぶ

愛猫の名前を呼ぶとき、可愛さからつい、時折、ついあだ名で呼びたくなるときもあると思います。

しかし、愛猫からすると、自分の名前を色んな呼び方で呼ばれることは混乱し、愛猫はどれが自分を呼んでいる音なのか分からなくなってしまいます。

なので、愛猫を呼ぶときは名前は固定して1つの呼び方で呼ぶようにしましょう。

家族で愛猫を飼われている方は話し合い、呼び方を決めておくことが大切です。

そうすることで、愛猫は自分の名前を聞くと
「自分を呼んでいる!」
と認識してくれるようになりますよ!

声のトーンをそろえる

先程もお話したとおり猫は人間よりも遥かに高い聴覚機能を持ち、単語そのものというよりも、人が発した微妙な音を聞き分けて単語を区別しています。

なので、言葉と同じく愛猫の名前も
いくらあなたが愛猫に同じ名前で呼んでもイントネーションやアクセントを変えてしまうと、違う名前と認識し理解してくれないんですね。

例えば
雨が降っているときの「ザーザー」という音。
そして、ラジオの電波が弱くてラジオから流れる「ザーザー」という音。

同じ「ザーザー」という音でも、聞くと全く別の認識を私達はしますよね。

それは、私達がこの「ザーザー音」の意味を
「ザーザー」という言葉ではなく、音で記憶しているからなんですね。

猫にとって言葉や名前は、この私達の「ザーザー音」の記憶の仕方と同じように、言葉ではなく音で記憶しているんですね。

なので、呼び名は一緒でも、イントネーションやアクセントを変えて愛猫の名前を呼ぶと
愛猫にとっては別の呼び方に聞こえてしまい、なかなか自分のことを呼んでいるという認識を持ちづらくなってしまうんです。

つまり、イントネーションとアクセントと言葉が一致した名前を呼び続けることで愛猫に名前を認識してもらえるんですね。

ですので、愛猫に名前を覚えてもらうためには
名前だけではなく、名前を呼ぶときのイントネーションやアクセントにも意識をむけて統一するように心がけましょう。

適した名前を付ける

人間の生活する環境下は、様々な雑音にあふれています。
猫は人間よりも遥かに高い聴覚機能を持つため、私達人間が感じている以上に日頃からいろんな音が耳に入ってきているんですね。

なので、愛猫に名前を覚えてもらいたければ、そういった雑音がありふれた生活の中でも愛猫に聞き取りやすく通りやすい音を持つ名前が理想です。

猫には聞き取りやすい音とそうでない音があります。
人間の言葉で言うと音節が短く、「ガ行、ザ行、ダ行」のような適度な濁音を含む音が聞き取りやすい音だといわれています。

また、私達もそうだと思いますが長い言葉より当然短い言葉の方が聞き取りやすく覚えやすいですよね。
これは、猫も一緒です。

ですので、愛猫に名前を覚えてもらうためには、名前は2語長くても3語以内にして、濁音を含む名前が愛猫に覚えてもらいやすい名前になります。

今年の2021年の猫の名前ランキングでは「ムギ」ちゃんが1位になったようですが
まさに愛猫ちゃんが覚えやすい名前!というわけなんですね。

愛猫を多頭飼いしている方は
愛猫同士の名前が似ていると違いが分からず、自分の名前を認識しづらいので名前をつける時は注意が必要です。

なので、猫の名前を付けるときはそれぞれの愛猫の名前の違いが分かるように「ムギ」や「ソラ」など最後の音の母音を変える工夫をすることで、愛猫は自分の名前を覚えやすくなります。

名前の重要性

冒頭で愛猫との会話において愛猫の名前が重要とお話しました。
愛猫の名前が会話において重要なのかと言いますと
猫にとって自分の名前は

自分とあなたとの会話の合図

という認識だからです。

つまり、あなたが愛猫の名前を呼ぶと、愛猫は
「自分のことを呼んでいる」
「自分に話しかけてる」
という認識を持つんです。

そう認識することで、あなたからの呼びかけに反応してくれるようになりますし、あなたの話しにも耳を傾けてくれるようになりやすくなりんです。

あなたも大勢の人がいる中で誰かが話しているときは、何となく聞いてしまいがちですが
その話している人があなたの名前を名指しで呼んだら、自分に向けての話しだと思い真剣に聞きますよね。

このように、猫にとって雑音はあなたにとっての大勢の人に当たるので、名前を呼ばれることで
「自分に話しかけている」
という認識を強め、反応しやすくなるんですね。

名前をたくさん呼ぼう!

猫は自分の名前を呼ばれることで
「自分に話しかけている!」
という認識をしますので

「ご飯だよ」
など、何か愛猫に言葉をかけるときは

「ご飯だよ」
という、言葉単体ではなく

「ムギ(愛猫の名前)、ご飯だよ」
のように
愛猫の名前+言葉のセットで猫に話しかけることで

愛猫は
「自分と関係ある言葉だ!」
と受け止めて
よりあなたの言葉が愛猫に伝わりやすくなります。

愛猫とのコミュニケーションを深めるには
愛猫に話しかけるときは、是非、愛猫の名前をたくさん呼んであげてくださいね!

みさちからのアドバイス

  • 猫は自分の名前を認識できます
  • 愛猫に名前を認識してもらうためには、呼び名は家族で固定して1つの呼び方で呼ぶ、名前を呼ぶときのイントネーションやアクセントを統一する、愛猫に取って聞き取りやすい名前を付けるようにしましょう
  • 愛猫の名前+言葉のセットで猫に話しかけることで
  • 愛猫に「自分に話しかけている!」という認識を強め、あなたの話に反応しやすくなります
  • 愛猫に話しかけるときは、愛猫の名前をたくさん呼んであげてくださいね!

猫はあなたの名前を分かっている

「なにかをみつめる子猫」の写真画像です。

前項で猫は自分の名前を分かっている、ということをお話しましたが
実は、猫はあなたの名前も一緒に住む家族の名前も分かっていることも多いのです。

家族同士で
「〇〇(あなたの名前)」「お母さん」「お兄ちゃん」
などと呼び合っているのを聞いているうちに

「この人は『〇〇(あなたの名前)』っていうんだ」
「あの人は『お母さん』なんだ」

というように家族やよく接する人の名前や呼称を覚えるようになるんですね。

猫の前で家族間で名前を呼び合うときは、呼ぶ名前を統一しておくことで、より愛猫に名前を覚えてもらいやすくなりますよ!

猫はあなたの声を分かっている

「お気に入りのぬいぐるみを離さない猫」の写真画像です。

前項では、愛猫は、あなたの言葉を分かっていることをお話しましたが
果たして、その言葉をかけている飼い主であるあなたの声は分かっているのでしょうか?

よく猫を飼われている方から
「うちの子は私の声を分かっているのかな?」
という声をよく聞かれます。

結論から言うと、猫は飼い主の声をしっかりと分かっています。

実際に、猫は飼い主の声をわかっているのかを調べた研究があります。

実験内容

猫に、下記の4人が猫の名前を呼ぶの音声を録音して「1」の人の音声からから順番に猫に1回づつ再生して聞かせます。

  1. 知らない人Aさん
  2. 知らない人Bさん
  3. 知らない人Cさん
  4. 飼い主

実験結果

猫は、1回目のAさんの声を聞くと「あれ?」となり耳を動かすなどの反応を示しますが(自分の名前に反応)
2回目のBさん、3回目のCさんとなると、音に馴れて反応が鈍くなりました。

しかし、4回目の飼い主の音声を再生すると、強い反応を示したんです。

このことから、猫は知らない人の声と飼い主の声を区別してしっかり認識しているんですね。

猫があなたに話しかけてもらいたくなる魔法の言葉

「見上げている子猫」の写真画像です。

愛猫があなたに声をかけられて返事を返してくれたり

愛猫があなたに話しかけられたとき
「楽しい!」「嬉しい!」
と思ってもらえたらいいなって、思いませんか?

そんな方法があるんです!

それは、愛猫にとって嬉しいと思うことをするときは、必ず愛猫の名前を呼ぶことです。

例えば
「ご飯」は愛猫にとって嬉しいことですよね。

なので、ご飯の時は、あなたが愛猫に
「ムギ(愛猫の名前)、ご飯だよ」
と、愛猫の名前を必ず入れて呼んであげるんです。

他にも一緒に遊んであげるとき、ブラッシングしてあげるときなど、愛猫が喜ぶことをするときは名前を呼びながらするように心がけましょう。

猫は記憶に結び付けて言葉の音を覚えている生き物です。
そのため、自分の名前の後に嬉しい記憶があると、愛猫はあなたが名前を呼ぶと
「嬉しいことがある!」「楽しいことがある!」
と思い、返事をしたり、振り向いてくれたり、という反応をあなたに返してお返事をしてくれるようになりますよ!

また、嬉しいことと名前を呼ぶことをセットにすることをし続けることで、愛猫はあなたが自分のの名前を呼びながら話しかけること自体が
楽しい気分になるんです。

あなたも行って楽しかった場所の名前を聞くと楽しい気分になったりすることはありませんか?
愛猫もこれと同じことが起こっているんですね。

愛猫が喜ぶこと、好きなことをしているときは名前を呼ぶ!これが猫があなたに話しかけてもらいたくなる魔法の言葉ですよ!

みさちからのアドバイス

  • 愛猫の名前+愛猫にとって嬉しいことのセットにして言葉をかけましょう
  • 愛猫は自分の名前の後に嬉しい記憶がある体験をすると、あなたが名前を呼ぶと嬉しいことがあると察知してお返事をしてくれるようになります
  • 愛猫の名前+嬉しいことのセットですることをし続けることで、愛猫はあなたが自分のの名前を呼びながら話しかけること自体が楽しい気分になっていきます

猫から嫌われる悪魔の言葉

「不機嫌な猫」の写真画像です。

猫もあなたと同じようにたくさんの感情をもっています。
なので、愛猫があなたに話しかけてもらいたくなる魔法の言葉があるように
逆に、愛猫から嫌われる悪魔の言葉も存在するんです。

その言葉をかけ続けることで、愛猫は嫌な気持ちになったり、あなたに話しかけられることがストレスになることにもなるので注意が必要です。

それは

叱るときに愛猫の名前を呼ぶ

ということです。

あなたも誰かに叱られたとき、怒られたときのことを思い出してもらいたいのですが
叱られることは決して良い思いはせず、どちらかと言うと苦い嫌な思いですよね。
なので、猫も叱れれることは苦く嫌な記憶として認識します。

猫は記憶に結び付けて言葉の音を覚えている生き物です。
そのため、名前を呼ばれて叱られると名前と嫌な記憶が結びついてしまい、「自分の名前」=「嫌な事」と覚えてしまうようになるんです。

なので、あなたが愛猫の名前を呼ぶたびに嫌な気分になってしまうようになるんですね。

そうなると、逆にあなたが愛猫を呼ぶと、名前を呼んで逃げられれたり、名前を呼ばれて話しかけられることにストレスを感じてしまうようになってしまうんですね。

あなたも悲しいことがあった場所の名前、嫌いな人の名前を聞くと悲しい気持ち、嫌な気分になったりしませんか?
愛猫もこれと同じことが起こってしまうということなんです。

私達は愛猫が危ないことをしたときや猫に注意するとき、つい、愛猫の名前を呼んでしまいがちです。
「愛猫を叱る時や注意する時に猫の名前を呼ぶのはNG」

このことをしっかりと頭の中にいれておきましょう。

みさちからのアドバイス

  • 愛猫の名前を呼んでから叱られると、自分の名前と嫌な記憶が結びついてしまい、自分の名前を呼ばれるたびに嫌な気分になってストレスを感じてしまうようになります
  • 「愛猫を叱る時や注意する時に猫の名前を呼ぶのはNG」とうことを頭の中にいれておきましょう

愛猫との会話術

「可愛いポーズをする猫」の写真画像です。

愛猫があなたに積極的に声をかけてくれたり

「おはよ~」
「ただいま~」

など、あなたが愛猫に声掛けをしたときに愛猫から
「ニャーン」
と、あなたの挨拶を返してくれる返答をよくもらえるようになれたらいいな
って思いませんか?

愛猫が飼い主の言葉に返答を返してくれるのかは、飼い主であるあなたとの日頃のやりとりが深く関わっています。

実は猫は日頃から飼い主が自分の言葉に反応してくれると良く鳴くようになるんです。

なので、愛猫が鳴いたときに
楽しそうに言葉をかけたり、褒めたり、たくさんかまってあげたり、愛猫が求めていることをしてあげたりすると

愛猫は
「こういうふうに鳴くと良いことがあるんだ!」
と認識するんですね。
すると、その鳴き方を繰り返すようになってくいくんです。

猫は場の空気を読む能力に長けていると言われていますので、愛猫の掛け声にあなたが楽しそうに反応すると、その雰囲気は愛猫にも伝わるんですね。

私達人間も自分が声をかけてもリアクションが薄かったり、無視をされたら声をかけたくなくなりますよね。

逆に自分の言葉に親身に耳を傾けて言葉を返してくれたり、楽しそうにしてくれる人にはもっと話したくなりますよね。
猫もあなたと同じなんです。

「声をかけてもあまり返答がないなぁ、、」
と思う場合でも、愛猫の身体の動きをよく観察してみてください。

あなたの声に対して、尻尾を動かしたり、耳を動かしたり、頭を動かしたり、すり寄ってくることもあります。

猫はそんなとき
「おはよ~」「そうですね~」
なんて返答を身体で表現していることも結構あるんです。

猫は基本泣かない動物です。
というのも、猫は古来はもともと野生で生きてきたため
うかつに鳴き声を上げると、敵に居場所を知られてしまう恐れがありました。

そのため、猫は敵を威嚇するとき以外は基本鳴かず身体の動きでコミュニケーションを取っています。
これは猫の本能なのです。

なので、猫が威嚇以外で「ニャーン」などと鳴いてコミュニケーションを取ることは猫通しでは起こらず、特殊的なものだと言われています。

ですので、愛猫がなかなか返答を鳴き声で返してくれなくても、それは本能だと受け止めてあげましょう。

言葉がなくても身体を動かして一生懸命コミュニケーションを取ってくれる。
そんな愛猫、可愛いじゃありませんか!

裏技

ここで、愛猫に返事をして欲しい方の裏技をお話します。
それは

しつけで返事をさせる

という裏技です。

具体的なしつけのやり方は

愛猫の名前を呼んで返事をしたらおやつをあげて褒める

というやり方です。

このようにすることで、しつけのひとつとして返事を覚えるんですね。

先程、お話したように、猫は自分が返答をすると
「良いことがある!」
と思うと積極的に返答するようになります。

つまり
「自分が返答することでおやつと褒め言葉がもらえる!」
と思うと返答する習慣がつく、ということなんですね。

ただし、おやつのあげすぎは注意ですよ(^^)/

みさちからのアドバイス

  • 愛猫があなたに積極的に声をかけてくれるようになるには、日頃からの愛猫との接し方が大切
  • 日頃から愛猫の掛け声に反応して良いリアクションを取ってあげましょう

更に愛猫との会話を深めるには

「ばんざいして気持ちよさそうにしている子猫」の写真画像です。

愛猫が積極的に返答したり、声掛けしてくれる習慣を持つことはとても大切なことです。

というのも、愛猫とのコミュニケーションが増えることでお互いの幸福感が高まります。
また、コミュニケーションの中から愛猫の気持ちの理解やニーズに応えやすくなり絆を深めることができます。

それは、ポジティブなアクションはもちろん、ネガティブなアクションのときも躊躇に表れます。

愛猫が体調不良の時に痛みを訴えてくれたり、いつもは返事をしてくれるのにあまりしてくれないことで身体の異変に気付いたりできることです。
愛猫は人間のように的確に症状を訴えてくれるわけではありません。

だからこそ、普段から愛猫と会話をすることで異変にいち早く気づくことができるんです。

あなたもあまりコミュニケーションを取っていない人よりも
よく接してコミュニケーションを取っている人の方が微妙な変化など気づきやすくありませんか?
あなたと愛猫も同じです。

愛猫との会話を更により良くするためには、
愛猫に好かれる人になることや愛猫の気持ちを読み取れる人になることも大切です。

あなたも自分が好きな人、自分の気持ちを分かってくれる人に心を開いてもっと話したい!と思いますよね。
愛猫もあなたと一緒なんです。

基本、愛猫は自分が好いていない人間に対しては、話しかけられてもあまり返事を返しません。

なので、こちらの猫の心理学を学ぶことで愛猫の気持ちを理解し愛猫とって愛されるかけがえのない特別な人になれますよ(^^)/

愛猫に好かれる!愛される!
「猫に懐かれる人と懐かれない人の違いはここにあった!猫に好かれる心理学」

近日公開!
猫の仕草から気持ちが分かる!
「猫の気持ちが分かるようになれる!猫の気持ちの心理学【身体の動き編】」

近日公開!
猫の声から気持ちが分かる!
「猫の気持ちが分かるようになれる!猫の気持ちの心理学【鳴き声編】」

近日公開!
その行動にそんな意味が?!猫の行動から気持ちが分かる!
「猫の気持ちが分かるようになれる!猫の気持ちの心理学【行動編】」

愛猫とコミュニケーションを深めるワーク

「顎を撫でられ気持ちよさそうな子猫」の写真画像です。

毎日、こちらのワークをチェックして実践していただくことで
愛猫とのコミュニケーションを深めるワークになります。

ワークを実践していくうちに、愛猫の気持ちを理解しやすくなりますので
愛猫のニーズに応えることもできますし、愛猫の心の痛み、身体の不調にもいち早く気づきやすくなります。

また、愛猫があなたの気持ちにも気付きやすくなり愛猫とのとの絆を深めることができます。

是非、トライしてみてくださいね(^^)/

ワーク1

愛猫とよく接するシチュエーションを思いつく限り書き出しましょう。
そして、シチュエーションごとにかける言葉を書きましょう。

また、愛猫が喜びそうなシチュエーションには
「愛猫の名前+かける言葉」
で書き出しましょう。

  • シチュエーション、叱る→かける言葉「ダーメ!」
  • シチュエーション、ご飯をあげる→かける言葉「ユズ(愛猫の名前)、チュールだよ」

ワーク2

「ワーク1」で書き出した言葉が各シチュエーションで愛猫にかける言葉にしましょう。
言葉をかけるときは、毎回イントネーションやアクセントも統一してかけるように心がけましょう。

ワーク3

愛猫の呼び名が家族でそれぞれ違う場合は、話し合い、呼び名を固定して1つの呼び方で呼ぶようにしましょう。

名前を呼ぶときのイントネーションやアクセントを統一するすることを心掛けると更に良いです。

ワーク4

愛猫があなたの言葉に返事をしてくれた時、嬉しそうに返事を返してあげましょう。

ワーク5

愛猫が、あなたに声をかけてくれたとき、すり寄ってくれたとき、どうしてあなたに声をかけたり、すり寄ったりしたのか愛猫の気持ちになって考えてあげてリアクションを取ったり、ニーズに応えてあげましょう。

ワーク6

愛猫に声をかけて返答がないとき、愛猫の耳やしっぽなど、身体の動きを観察しましょう。
身体のどこかが動いているとき、それは愛猫からのメッセージなのです!

返答の仕草での気持ちの解説はこちらから(^^)

近日公開!
「猫の気持ちが分かるようになれる!猫の気持ちの心理学【身体の動き編】」

みさちからオススメの心理学

「お昼寝中の子猫」の写真画像です。

私から皆さんに、愛猫の理解や仲がグッと深まる心理学をご紹介します。
よかったら、是非参考にしてみてくださいね(^^)

愛猫に好かれる!愛される!
「猫に懐かれる人と懐かれない人の違いはここにあった!猫に好かれる心理学」

近日公開!
猫の仕草から気持ちが分かる!
「猫の気持ちが分かるようになれる!猫の気持ちの心理学【身体の動き編】」

近日公開!
猫の声から気持ちが分かる!
「猫の気持ちが分かるようになれる!猫の気持ちの心理学【鳴き声編】」

近日公開!
その行動にそんな意味が?!猫の行動から気持ちが分かる!
「猫の気持ちが分かるようになれる!猫の気持ちの心理学【行動編】」

あなたも愛犬の癒し、幸福感が絶大にアップ!
「癒やしのホルモンが絶大すぎる!ペットと人の癒やしの心理学」

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